植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

自称屋上緑化協会支部長です 屋上スイカをやるぞ

2020年04月29日 | 植物
我ながら、グッドアイデアであります。

 狭い畑をやりくりしながら、野菜作りをいたしておりますが、スイカのスペースを確保するのがどうにも難しいのです。スイカは、生産農家さんは一本の苗で育てるのが多くて2個だと聞きます。大玉で、甘い西瓜を一個数千円で売るためには、せいぜい2.3個に絞るのですね。ワタシは自家用(残りは近所へのおすそ分け)なので、なんのこだわりもなく出来るに任せるようにしています。ですから、失敗も織り込み大体6.7本を育てるようにしています。うまくいって一本で4個平均、全部で20個以上というのが目標です。

 スイカ栽培は、一株一坪が目安になります。大体2m×2mあれば十分なのですが、ウチの菜園ですと、野菜用が約12坪しかありません。すでに、夏野菜も植え付けていて、その半分しか使えないのでもはや限界なのです。

 そして、数年前から温めていたワタシの計画が屋上でのスイカ栽培でした。屋上は風が強いものの、一日中陽が当たり乾燥しており、むやみに暑くなります。屋上に設置したサンルーム兼温室は秋冬でもサッシを閉めると60℃を超えます。湿気を嫌い暑いのが大好きなスイカにはもってこいなのです。すでにプラ船で作った花壇が3つあり、日当たりが良く壁際の一角のものをスイカ用プランターにしようというアイデアです。このプラ舟は、当然底に沢山の水抜き穴を開け、不織紙を敷いております。


 現状、ゼラニウム・アルセア(タチアオイ)とガザニア2株が植えてあります。これは、掘り上げて別のプランターに移し替えれば大丈夫です。ツルを這わせるために、去年立てて使ったパッションフルーツ用の誘引ネットを寝かせて使うつもりです。
 土は、そこらに空いたままの鉢の土、園芸用培養土、赤玉土を足して、特製ボカシ肥料をたんまり混ぜ込みます、中心を縁から20㎝くらい高く盛り上げ半分くらい土留めのビニールの覆いをしようと思います。とにかく、滞留水による根腐れ防止が大事なのです。

 ネットは、あとで百均で、細い支柱を買ってきて、何本か結束バンドで止めて補強します。スイカの葉やツルが風で飛ばされないようにするために、ネットのフレームを固定するのが最も重要です。その下にできる空間には、発芽し始めた水耕栽培のクレソンの角型トロ舟 (魚屋で魚を入れる青い容器)二つを置くつもりです。クレソンは木漏れ日位がちょうどいいのです。なんて素敵なアイデア何だろう。

 すでにあるものの再利用、200円のスイカ苗と2,3百円の支柱の追加出費ですから失敗してもなんてことはありません。うまくいけば、スイカ2.3個収穫が出来て、クレソン収穫、そして、微力ながら地球温暖化防止の一助になるという、一石三鳥の壮大な実験・プロジェクトであります。

 いい機会なのです。忙しさにかまけ、屋上に誰も来ないのをいいことにゴミが増え雑然としております。メダカプールも夏用の場所へシフトさせなければいけなかったので、大改装いたします。早速片づけて作業に入ることにします。

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