工具はあるし、皮の端切れはあれこれあるし、教室は月一だし、
週末(2週間掛けて!)文庫本のブックカバーを作りました。
妹から貰ったキルトのカバーを採寸して、ほぼ同じ形に再現したのですが、
やはり布製と皮製の出来上がりは随分違いますね。
どっちも好きです。
使った革はキャメル色。
のっぺらぼうだと可愛くないなーと思って、買ってきてあった飾り物をあれこれ物色。
サテーで見つけた茶色のラベルがピッタリのイメージだったので、まずそれを縫い付けました。
本を挟む時、裏を見る機会が多いので、
きれいな布を裏張りしたいなーとまたまた物色。
雑貨屋『PeacH』さんの端切れセットに入っていた、黄色の布がいい感じ。
ラミネート加工をしていない布は、
裁ちっ放しだとほつれる危険があるので、
折り返しを付けて裏にすることにしました。
栞にした紐、素敵な色の組み合わせだと思いませんか?
実はこれ、盛岡の光原社で買ってきた眼鏡のチェーンなのです。
近視の私、眼鏡は必需品なのですが、
最近、掛けたままだと近くが見えづらい。(理由は聞かないで!)
掛けたり外したり忙しいので、利便性とお洒落のために購入したのですが、
これがカジュアルすぎてなんか変。
お蔵入りしていたのです。
合わせてみたら、これがまた、まるでこのために買ってきたようにばっちりじゃないですか!
思い切って2つに切って、使いました。
その端につけたのは、ダッフルコート用の木のボタンです。
これもいい感じだー。
こう書くと、完璧に出来たみたいですが、実はかなり苦労しました。
失敗その一、裏地があちこちはみ出てます。
ボンドで貼ったのですが、ずれるし、手にくっつくし、大変な作業でした。
やはり革に貼る裏は特別そのために用意されたものにならざるを得ないんでしょうね。
素人の大胆さでやってしまいましたが、仕上がりに難有りでした。
失敗その2、折り返し(左側)のサイズが合わなくて、押さえの革より本体の幅が大きくなっちゃいました。
失敗その3、栞の位置がど真ん中じゃなくて微妙に(いや、だいぶ)ずれちゃいました。
失敗その4、縫い目はまだまだ揃ってません。
というわけで、今回は試作品って感じになっちゃいました。
早速型紙作り直さなくっちゃです。
裏を見てみます?
こんな感じです。