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まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

6月・7月の文庫の日

2025-06-18 12:25:35 | 文庫のページ
6月18日(水)
 4:00 おはなし「マメ子と魔物」 松尾
 4:30 おりがみ(10ページのノート)
6月21日(土)
 4:00 おはなし「ちいちゃいちいちゃい」 松尾
 4:30 おりがみ(10ページのノート)
6月25日(水) 
 4:00 おはなし「わらの牛」 笹森
 4:30 おりがみ(ひまわり)
6月28日(土)
 4:00 おはなし「まほうのかさ」 中村
 4:30 けん玉であそぼう!
7月2日(水)
 4:00 おはなし「おいしいおかゆ」 松尾
 4:30 けん玉であそぼう!
7月5日(土)
 4:00 夏の特別おはなし会
7月9日(水)
 4:00 おはなし「鳥になりたかったこぐまの話」 武田
 4:30 お手玉であそぼう!
7月12日(土)
     第2土曜日は
        文庫お休みです

7月16日(水)
 4:00 おはなし「おんちょろちょろ」 松尾
 4:30 おりぞめ
7月19日(土)
 4:00 おはなし「桃太郎」 武田
 4:45 すいかの会

8月23日(土)
 4:00 おはなし「あかずきん」 松尾
 4:30 おりぞめ


平和について考える絵本・物語の展示会
     7/2(水)~7/19(土) まつお文庫で

 文庫には戦争・平和について考える絵本や物語がたくさんあります。
 『つつみのおひなっこ』(1980)という絵本は知っていますか。
 仙台空襲の絵本です。80年前の7月10日未明、仙台の街の上空にアメリカのB-29が123機も飛んできて、2時間にわたって1万発以上の焼夷弾を落としました。市の中心部がほとんど焼け野原になり、1000人以上の人が亡くなりました。その様子を描いた絵本です。「こどものほんのみせ ポラン』の野本和子さんが文章を書いています。
 戦後80年の今年、改めて平和について考えたいと思います。狭い文庫の部屋ですが、たくさんの本を展示します。お話の時間にも読み聞かせをしますので、親子でどうぞご参加下さい。

すいかの会 7月19日(土)4:45
 コロナで2020年から2023年まで4年間できませんでしたが、昨年から再開しています。1996年から始めましたので、今年で30年になります。7月最後の文庫の日に開いています。夏の暑い日、みんなで一緒に食べるすいかはおいしいです。どうぞお家の方もおいでください。大きなすいかを用意してお待ちしています。
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今月の詩 6月

2025-06-17 22:48:30 | 文庫のページ
  あめふり
         あめひでき

 のはらに しとしと あめがふる
 「ひなたぼっこ」も いいけれど
 あめの つぶに つつまれる
「あめふりぼっこ」も いいもんだ
 ぼくは げんきに ウォッシャー!

 ぴちぴち・ぴっちん あめつぶ あつまれ
 くものうえから やってこい
 ざんざか おがわに はしってこい
 さかなの せびれを ひからせろ
 あめつぶ あふれて ウォッシャー!

 「あめふりぼっこ」の かけごえは
 ヨッシャー! よりも ウォッシャー!
 みんなで せーの ウォッシャー!
 どこまで いこう? ウォッシャー!
 うみまでいこう ウォッシャー!
       (『のはらうたⅣ』工藤直子 童話屋)

 東北もいよいよ梅雨入りしましたが、今週は晴れる日が多く、気温も30度を超す日がありそうです。庭の紫陽花も咲き始めたのに残念です。紫陽花には雨が似合います。
 今月は『のはらうた』からあめひでき君の詩を選びました。もう何度も「今月の詩」に選んでいますが、梅雨の季節になると思い出す楽しい詩です。「ウォッシャー」のところで子どもたちが大きな声で叫んでくれるのもうれしいです。どうぞ楽しんでください。
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大人のコーヒーサロン・レンゲの会・おしゃべり会の案内

2025-05-14 16:19:26 | 文庫のページ
≪大人のコーヒーサロン≫ 5月14日(水)1:00~3:00 
   コーヒーを飲みながらおしゃべりを楽しんでいます。
   どなたでも参加できます。第2水曜日です。

 4月のコーヒーサロンにはたくさんの方が来てくださって、楽しい会になりました。
 次回は 6月11日(水)1:00 です

レンゲの会 5月26日(月)10:30~13:00
                     13:00~14:00コーヒータイム

        月1回、子どもの本についておしゃべりしています。どなたでも参加できます。
 角野栄子さんの『魔女の宅急便』全6巻(福音館書店 1985~2009)
                                を取りあげて

 今年は『魔女の宅急便』が出版されて、ちょうど40年の記念の年です。キキのお話はシリーズ6冊と特別編が3冊(2016~2022)、合わせて9冊出ています。一人、知らない町で魔女として修業をしていく13才のキキが、いろんな人と出会い、成長し、やがて大人になり、結婚し、お母さんになり、13歳の双子の子どもたちの旅立ちに関わります。
 角野さんが24年かけて描き続けてきた物語です。角野さんは今年90歳になりました。

 次回は6月30日(月)10:30です。
 さくねん12がつにおなくなりになったいわむらかずおさんの絵本・少年文学を取りあげます。「タンタン」のシリーズ、「14ひき」のシリーズ、『りんごがひとつ』、『エンとケラとプン』、「トガリ山のぼうけん」シリーズなど多数。

藤本千佳子さんを囲んで「おしゃべりと語りの会」を開きます!!
          5月29日(木)14:00~16:00

8年ぶりに藤本さんが来仙します。どうぞおいでください。
 2009年3月に愛知県大府市に転居なさった藤本さんは、2016年5月から自宅で、ひいらぎ山子ども文庫を開いています。文庫の40周年の時には大学生のお嬢さんと一緒に来てくださいました。大府に移られてから、語りをはじめました。藤本さんの語りも聞けます。
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新しく買った本 5月

2025-05-14 16:18:24 | 文庫のページ
新しく買った本
①『まねっこカメレオン』 リト@葉っぱ切り絵 KODANSHA 2023
 2020年から独学で葉っぱの切り絵の制作を始めた「葉っぱ切り絵アーティスト」のリトさんの、初めてのストーリー絵本です。絵はすべて葉っぱンの切り絵です。森に出かけたカメレオンがテントウムシやハチなどたくさんの生き物と出会い、そのたびにカメレオンの体の模様が変わっていくたのしいお話。生き物たちの動きもカメレオンの表情も豊かです。
 一枚の葉っぱから切り出された生き物たちの豊かで緻密な絵を楽しめます。
②『葉っぱ切り絵 いきものずかん』 リト@葉っぱ切り絵 KODANSHA 2024
 草原や森、里、水辺、海、空に生きる生き物たちと、空想の生き物(鬼、妖精、雪男)も含め、全部で71の生き物が登場する「いきものずかん」です。すべて葉っぱの切り絵です。絵に添えられたおしゃべりも楽しく、どんな葉を使っているかも知ることができます。また葉っぱの切り絵を始めたきっかけや、葉っぱの切り絵ができていく過程など、興味深いことも知ることができます。
 4月19日から5月6日まで、「リト@葉っぱ切り絵展」が仙台で開催されていました。
③『見て楽しめる! せかいの国旗』 中妻雅彦 監修 新日本出版社 2025.1
 国旗に何が描かれているか、描かれているもの(月や星や太陽、動物、植物など)や模様(縦じま・横じま)で分類した興味深い国旗の本です。例えば星が描かれている国旗と言えば、まずアメリカ合衆国の国旗を思い出しますが、その他にもブラジルやチリ、ニュージーランドなど合わせて16の国の国旗にも星が描かれています。もちろん星の数も並び方も大きさも色もさまざまです。
 世界の国旗についての情報も盛りだくさんで、楽しく世界を学べる本です。
④『ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸 絵 ベン・シャーン 構成・文 アーサー・ビナード 集英社 2006.9
 アメリカの画家ベン・シャーンが描いた「ラッキードラゴンシリーズ」の連作は、第五福竜丸の久保山愛吉さんを主人公にしたものです。第五福竜丸は、1954年3月1日、アメリカがマーシャル諸島のビキニ環礁で行った水爆実験で被ばくし、乗っていた23人の乗組員全員が被ばくし、無線長だった久保山愛吉さんは半年後に亡くなります。
 これはベン・シャーンが描いた絵をもとにアーサー・ビナードさんが構成・文を担当してできた絵本です。1954年3月1日、日本から3000キロ離れたビキニ環礁で何があったのか、そしてなぜ久保山さんは命を落とさなければならなかったのか、その現実を厳しく見つめる絵も文章も心に深く響きます。
 文庫には赤坂三好さんの描いた『わすれないで ―第五福竜丸ものがたり―』(金の星社1989)もあります。合わせて読んでみてください。
⑤『人の心に木を植える「森は海の恋人」30年 畠山重篤 スギヤマカナヨ絵 講談社2018
 著者の畠山重篤さんは気仙沼湾でカキ、ホタテの養殖業を営む漁師さんです。戦後、お父さんが始めたカキの養殖業を小学5年生から手伝います。そんな畠山さんが1989年から始めたのが「森は海の恋人運動」です。
 森と川と海はひとつという考えのもとに、森に木を植える運動を始めます。20年かかりますが、赤潮にまみれていた海がよみがえります。しかし2011年3月の東日本大震災の大津波が気仙沼湾を襲います。養殖所も船もイカダも流され、海には大量の油が流れ、生き物の気配が全くありません。でも海は生きていたのです。魚が戻ってきます。震災から3ヶ月後、室根山で第23回「森は海の恋人植樹祭」も実現します。
 今年4月3日に81才で亡くなられた畠山さんの強い信念と行動力に満ちた人生を興味深く知ることができます。
⑥『優しいライオン やなせたかし先生からの贈り物 小手鞠るい 講談社2015
 著者がやなせたかしの詩と衝撃的な出会いをするのは12才の時。そんな著者が45年にわたるやなせとの忘れられないたくさんの思い出を通して、詩人・やなせたかしの人生とその素顔を克明に描きます。やなせの死後2年後に出版。やなせのたくさんの詩が紹介されているのも魅力の本です。小説家の道を目指し、やなせを師と仰ぎ、追い続けてきた著者の興味深い人生も知ることができます。
 やなせは1966年から1972年まで、詩集『愛する歌』全5巻を出版し、1973年からは3年間、無名の人の詩の投稿雑誌『詩とメルヘン』(サンリオ)の編集発行を続けます。著者は大学生の時に、この美しい装丁の雑誌に出会い、詩を投稿し、実際にやなせと出会うことになります。
 今年1月、『愛の人 やなせたかし』と改題し、講談社文庫で再度出版されました。
 NHK 朝の連続テレビ小説「あんぱん」が放映されている今、お薦めの本です。
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5月・6月の文庫の日

2025-05-12 17:48:20 | 文庫のページ
5月14日(水)
 4:00 おはなし「死人の恩返し」 武田
 4:30 紙テープのしおり
5月17日(土)
 4:00 おはなし「ヤギとライオン」 松尾
 4:30 紙テープのしおり
5月21日(水)
 4:00 おはなし「みょうが宿」 笹森
 4:30 おりがみ(たためる箱)
5月24日(土)
 4:00 おはなし「赤ずきん」 武田
 4:30 おりがみ(たためる箱)
5月28日(水)
 4:00 おはなし「ヤギとライオン」 松尾
 4:30 ストローのあめ
5月31日(土)
 4:00 おはなし「まほうのかさ」 中村
 4:30 びゅんびゅんごま
6月4日(水)
 4:00 おはなし「いっすんぼうし」 武田
 4:30 びゅんびゅんごま
6月7日(土)
 4:00 おはなし「マメ子と魔物」 松尾
 4:30 紙ひものかご
6月11日(水)
 4:00 おはなし「ちいちゃいちいちゃい」 松尾
 4:30 紙ひものかご
6月14日(土)
 第2土曜日は
    文庫お休みです

6月18日(水)
 4:00 おはなし「マメ子と魔物」 松尾
 4:30 おりがみ(10ページのノート)
6月21日(土)
 4:00 おはなし「ちいちゃいちいちゃい」 松尾
 4:30 おりがみ(10ページのノート)

4:30からおりがみや工作を楽しんでいます。
 「ストローのあめ」は文庫で手づくりを始めるきっかけになった思い出深い手作りです。一か所むずかしいところがあるのですが、そこをクリアできると、どの子も夢中になって何個も作っていたのを覚えています。ストローをはさみで切り開いて、広げて折って作ります。
 「びゅうんびゅんごま」も「紙ひものかご」も文庫では40年以上も楽しんできた人気の手作りです。おりがみは「たためる箱」と「10ページのノート」を取りあげます。どちらも興味深い折り方で、マスターできると楽しいです。
 お子さんと一緒におとなの方もどうぞ作ってみてください。
夏の特別おはなし会 7月5日(土)4:00
 年3回開いている特別おはなし会です。子どもも大人も、初めての人も、だれでも覚えてきた詩やおはなしを語ることができます。好きな詩やわらべうたやおはなしに出会ったら、覚えてみませんか。どうぞ語りに来てください。
 語ってくださる方は6月11日(水)までお話の題名をお知らせください。
文集「なかま」47号の原稿、まだ間に合います!
 大人の方もどうぞ原稿をお寄せください。文庫のこと、本のこと何でもいいです。お待ちしています。
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新緑の美しい季節になりました!!

2025-05-11 18:34:32 | 文庫のページ
近くの卸町のケヤキ並木が美しいです
 文庫の庭もハナミズキやボタンが終わり、ブルーベリーの可憐な花が風に揺れています。プラムの木には緑の若葉が茂り、夏にはジャム作りができるよう、今年こそはたくさん実をつけてほしいと願っています。
 この季節、思い出すのは、絵本『木』(木島始 文 佐藤忠良 画 福音館書店)です。木の芽吹きを美しく描いた絵本です。木島さんの詩のような言葉も佐藤忠良さんの鉛筆画も素晴らしく、長い年月生き続ける木の生命力を美しく描きあげています。鉛筆の黒で描き出される画面に少しずつ緑が増えていきます。最後の大画面に描かれる木の存在感は見事です。高い木の梢から落ちてくる緑のシャワーを体いっぱいに感じることができます。絵本の最初と最後には忠良さんがこの絵本のため、実際にスケッチした木の写真が掲載されています。本当に大きな木です。
 ××××××××× ××××××××××××××× ×××××××××××××××× ×××××××××××
昨年1年間の利用状況を振り返って
 文庫を開いた回数は70回。登録者はコロナ禍で40人まで落ち込んだ年もありましたが、68人が登録し、コロナ前に戻りつつあります。実際に文庫に来た人は1000人を超え、利用者も500人を超えました。貸出冊数は2023年度同様、2000冊を超え、コロナ前に比べても大幅に増えています。小学生の利用も多く、文庫に活気が戻り、うれしい1年でした。
2018年度 登録者72人 実際に来た人1121人 利用者579人 貸出冊数1522冊 文庫の回数70回
2019年度 登録者57人 実際に来た人 982人 利用者511人 貸出冊数1429冊 文庫の回数70回
2020年度 登録者40人 実際に来た人672人 利用者421人 貸出冊数1442冊 文庫の回数65回
2023年度 登録者60人 実際に来た人800人 利用者441人 貸出冊数2002冊 文庫の回数68回
2024年度 登録者68人 実際に来た人1071人 利用者515人 貸出冊数2027冊 文庫の回数70回

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今月の詩 5月

2025-05-11 18:02:33 | 文庫のページ
   がぎぐげごのうた
          まど・みちお

          
  がぎぐげ ごぎぐげ
         がまがえる
  がごがご げごげご
         がぎぐげご
  ざじずぜ ぞろぞろ
         ざりがにが
  ざりざり ずるずる
         ざじずぜぞ
  だぢづで どどんこ
         おおだいこ
  だんどこ でんどこ
         だぢづでど
  ばびぶべ ぼうぼう
         のびたかみ
  ばさばさ ぼさぼさ
         ばびぶべぼ
  ぱぴぷぺ ぽっぽう
         はとぽっぽ
  ぱっぽろ ぺっぽろ
         ぱぴぷぺぽ
    (『しゃべる詩 あそぶ詩 きこえる詩』
           はせみつこ編 冨山房)

 今月はまどさんの言葉遊びの詩を選びました。声に出して楽しんでください。
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2025年度のレンゲの会予定

2025-04-09 18:43:03 | 文庫のページ
2025年度のレンゲの会
 2022年に亡くなられた平山和子さん、昨年10月に亡くなられた中川李枝子さん、12月に亡くなられたいわむらかずおさんの絵本や幼年文学を取りあげます。角野栄子さんの『魔女の宅急便』は出版から今年40年になります。『魔女の宅急便』を中心に、角野さんのパワフルな生き方も探ってみたいと思います。
 降矢ななさんのこれまでの仕事をまとめた『絵本作家降矢なな』が出版されましたので、降矢さんの絵本をまとめて読んでみたいと思います。
 外国の児童文学はオーストラリアのエミリー・ロッダの「ローワン」シリーズ、イギリスのヘレン・クレスウェルの『村は大きなパイづくり』を取りあげます。
 今年度も興味深い作家、画家の方たちの作品を取りあげますので、初めての方もどうぞご参加下さい。9月と2月は恒例の大人向けおはなし会です。
◆日時と予定◆(時間は10:30~13:00です)
5月26日(月)
『魔女の宅急便』全6巻と特別編3冊 角野栄子 福音館書店
『ファンタジーがうまれるとき 「魔女の宅急便」とわたし』 『トンネルの森1945』
6月30日(月)
いわむらかずおさんの絵本・幼年文学
絵本—「タンタン」シリーズ、「14ひき」シリーズ、『りんごがひとつ』『エンとケラとプン』『かんがえるカエルくん』など
幼年文学―「トガリ山ぼうけん」全8巻
8月25日(月)
『ローワンと魔法の地図』(1993)にはじまる「ローワン」シリーズ全5巻 エミリー・ロッダ さくまゆみこ訳 佐竹美保絵 あすなろ書房 2000~2003
9月29日(月)
大人向けおはなし会
10月27日(月)
平山和子さんの絵本
「くだもの」「おにぎり」「いちご」「やさい」「たんぽぽ」「ねっこ」「ひやしんす」「かたくり」「まめ」「落ち葉」他
12月1日(月)
『村は大きなパイづくり』(1967) ヘレン・クレスウェル 猪熊葉子訳 岩波書店 1970
1月26日(月)
中川李枝子さんの幼年文学を中心に
「いやいやえん」「森おばけ」『たんたんのたんけん』「ももいろのきりん」「こぎつねこんち」他
2月16日(月)
大人向けおはなし会
3月16日(月)
降矢ななさんの絵本・児童文学・翻訳
『めっきらもっきらどおんどん』『きょだいなきょだいな』(長谷川摂子)、『まゆとおに』シリーズ(富安陽子)、『ともだちや』シリーズ(内田麟太郎)、「クリスマスマーケット」他

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レンゲの会とコーヒーサロン 4月と5月

2025-04-09 18:08:57 | 文庫のページ
月1回、子どもの本についておしゃべりしています。どなたでも参加できます。
レンゲの会 5月26日(月)10:30~13:00

                *13:00~14:00 コーヒータイム
 角野栄子さんの『魔女の宅急便』全6巻(福音館書店 1985~2009)を取りあげて
 『魔女の宅急便』は1985年、角野さんが50歳の時に出版になりました。今年は出版からちょうど40年。キキのお話はシリーズ6巻と、その後、特別編が3冊(2016~2022)、あわせて9冊が出版されています。親元を離れ一人、知らない町で魔女として修業をしていく13才のキキが、いろんな人と出会い、成長し、やがて大人になり、結婚し、13才の子どもを持つ母親になるまでのすてきな物語です。
 『ファンタジーがうまれるとき 『魔女の宅急便』とわたし』(岩波ジュニア新書2004)『トンネルの森1945』(KADОKAWA2015)他、角野さんの興味深い本やエッセイが最近多数出ています。
   次回は 6月30日(月)10:30です。 昨年12月にお亡くなりになった いわむらかずおさんの絵本・幼年文学を取りあげます。『タンタン」のシリーズ、『14ひき』のシリーズ、『りんごはひとつ』、『エンとケラとプン』、「トガリ山のぼうけん」シリーズなど多数。

コーヒーを飲みながらおしゃべりを楽しんでいます。
   どなたでも参加できます。第2水曜日です。
≪大人のコーヒーサロン≫ 5月14日(水)1:00~3:00
   どうぞお出かけください。
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寄贈本 4月

2025-04-09 17:03:58 | 文庫のページ
寄贈本 ありがとうございます。
◆三鷹市にお住いの平野睦子さんからいただきました。
 『北風ぼうや おおあばれ』 なみきのりこ のりこ工房 2023.7 幼稚園や小学校にお話を届けている平野さんの友人の並木さんが1年かけて描き上げた絵本です。並木さんは2009年にALS(筋萎縮性側索硬化症)という進行性の難病の宣告を受け、手が動かせなくなっていく中で、頭に筆をつけて描きました。山間地や離島の幼稚園、保育園、小学校にこの絵本を寄贈したいという並木さんの思いを応援するため、平野さんはお仲間と『北風ぼうや応援団』を結成して活動しています。ひとりぼっちでさびしくて、北風ぼうやは暴れています。でもちいねえちゃんの言葉を聞いて、自分は一人ぼっちでないことに気づきます。ちいねえちゃんがやってきて、季節は春を迎えるという結末もすてきです。
◆内田麟太郎さんからいただきました。
 ①『はるがもぞもぞ』 内田麟太郎/南塚直子 ポプラ社 2025.2 今の季節にぴったりの絵本です。「ぽかぽかしてきて むずむずしてきて くすぐったくて ちきゅうは とうとう わらいだしてしまった」―—命あるものがもぞもぞ這い出して、春を迎える喜びに満ちた絵本です。銅版画で描かれた南塚さんの絵も春の色にあふれています。
 ②『あのね あのね』 内田麟太郎/山﨑おしるこ 303BОOKS 2025.3 ダンゴムシもテントウムシもアリに助けてもらっても、もじもじしてなかなかありがとうと言えない。でも春風がみんなの心を開いてくれます。絵はお笑い芸人の、ダンゴムシ大好きの山崎おしるこさんです。
◆広野多珂子さんからいただきました。
 『みんな いいかお』 ひろのたかこ 月刊誌こどものとも0.1.2 2025年4月号 福音館書店 猫も犬もうさぎもやぎも男の子もみんないい顔で正面を向いています。赤ちゃんに喜んでもらえそうです。
◆近内知佐子さんからいただきました。
 『ふくろ小路一番地』 イーヴ・ガーネット作 石井桃子訳 岩波少年文庫 1971.7 3月のレンゲの会で取りあげた作品です。日本での初版は1957年で、いただいた本は岩波少年文庫の75年の歴史の中でも最もぜいたくな装丁で出版された第3期のもので、ハードの表紙と、立派な箱カバーが特徴です。貧しいながらも、ごみ収集の仕事をしている父ちゃんと洗濯屋をしている母ちゃんと子どもが7人の、ラッグルス一家の愉快な物語です。子どもたちの冒険が愉快です。イギリスで1937年出版の作品です。
◆汐﨑順子さんからいただきました。
 ①『東京子ども図書館50周年記念 松岡享子からの贈り物 本とおはなしの楽しさを子どもたちに』 ギャラリーエークワッド 2024.12 松岡享子さんの足跡をたどる展示会(2024.11.29~2025.3.13)の図録です。たくさんの写真とたくさんの方の言葉で、松岡さんの業績が語られています。
 ②『先輩の言葉に学ぼう! 児童図書館研究会の歴史をつなぐ』 児童図書館研究会 2025.1 2023年10月に創立70周年を迎えた児童図書館研究会。それを記念して開かれた「先輩の言葉に学ぼう!児童図書館研究会の歴史をつなぐ」(2024.1)の記録をまとめたものです。
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