お客さんから頂いた燻りがっこ。
秋田がご実家で帰られた時お土産として、しかも保存料、化学調味料無添加のものを。ありがとうございます。
昔、燻りがっこがあれば日本酒が進んだこと、進んだこと。大の大好物です。
でもあの時の物とは確かに違う。
今の市販の漬物、どっかの特産品の加工品って決まってて言うほど保存料、化学調味料が入っていてガッカリする事がよくある。こういう無添加のものを探す方が苦労する。伝統食でもアミノ酸を添加すると現代食に。
スッと身体に馴染む感じ。昔なら気にせずに食べられていたものでもこの生活をしているとアミノ酸がやたらと舌につくようになる。
砂糖もそうなのだけど食べ続けると段々舌が慣れてくる。もっと砂糖、もっとアミノ酸となる。
普段の食事の基本にアミノ酸、砂糖の無い食事を続けていると世の中の食べ物ってこんなにもこの二つにごまかされえていることに気付く。
我が家は甘みは味醂。良質な物を使うと何故砂糖が必要なのかと疑問に思う。でも砂糖の甘さとは違う。
世の中の食べ物が安全な物とか伝統食とか本物の物であり続けるには、世の中の人が普段どういうもの食べているかで決まる。
食の安全だって、環境問題だって、どんな問題だってみんなの普段の生活の問題なのだ。
何よりも美味しい料理法はおいしい物を出来る限りシンプルに食すこと。里芋の素揚げ。