まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

京都

2009年10月18日 05時38分38秒 | Weblog
 京都に行く。前日月一回のお便り作成の為嫁は一睡もせず私も寝不足・・・。

 目的は今借りている作業小屋の改装の参考のために森田久美さんのイベントに。奥さんが料理家、旦那さんが建築家で昔、西陣織の工場だった場所を改装しイベントや料理教室をされている。→http://mo-circulate.jugem.jp/

 私達の話を聞いてくださった久美さん、嫁の質問攻めにも親切に教えていただきました。そして自宅まで見せていただきありがとうございました。
 とてもとても力強い方で話を聞いていて楽しい。それは家もご自身もあまり飾らずそのままを大切にされているように感じました。とてもシンプルでゼロ地点をちゃんと見据えられているような。


 せっかくの京都、色々と回らないとと味噌松風司(これ旨いです)を買ってコーヒーを5杯、パンを買って帰りました。
 コーヒーは美味しいと思える所が結局なくって目的の豆を買って帰りました。スペシャリティーコーヒーの店に居るときお客さんが「美味しい、美味しい」と飲んでいるのに「どこが?」と思う。私の味覚おかしい?

 スペシャリティーの定義って曖昧なところがあるのだけどコーヒー豆って実は日本の米と似ている所があって評価基準が食味だけで評価されていない。

 一等米って虫食いが無いとか割れていないかとか外見で評価され、炊いた時この米の味はどうかなんて全く無視される。例えば私の実家の米は農薬、化学肥料を使っているが天日干で米を作る。当然機械乾燥米よりも旨いのだけど評価基準には盛り込まれない。研修の時の有機天日干米なんてそりゃ旨かった。でも無農薬なので虫食いもある。こういう米は3等米だろう。ホンモノってこういうものなのだけどなと思った記憶がある。

 結局食べて見ないと、飲んでみないと分からないところがあると思う。一等米だからスペシャリティーだから旨いというのは大きな間違い。炊き方淹れ方の差も大きいけど。


 このパン旨い!持って帰って思う。
 焼いて2日目。だいたいの天然酵母パンって味が落ちるのだけどこのパンの寿命が長いようで・・。切ろうと刃をパンに当てた瞬間「このパン違う」と思う。
 3日前のライ麦パンが安売りされていて持って帰った時は4日目。味が落ちているどころか熟成されているような・・・。しかも売られているときビニールに入っていないそのままで3日間?いやぁすごい・・・
http://hachihachi.org/