まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

ニンニク予約販売致します。

2009年05月31日 07時33分10秒 | Weblog

無農薬有機ニンニクの予約販売致します。
まだ収穫の途中の為準備でき次第の発送とさせて頂きます。
6月中旬発送予定。

販売価格
1箱2000円 1個150円~200円ぐらいで10個以上入っています。(送料別)
お支払い方法 郵便振込み
レストラン等の大量注文の場合は一度お問い合わせください。

保存方法は風通しの良い場所で、ネットへ入れキッチンにぶら下げて置いても良いと思います。

無農薬ニンニクを普段の食事にどうぞ。

お問い合わせ メール matsunaga.y.y@dolphin.ocn.ne.jp
       TEL 0745-63-3120 

水遣り

2009年05月28日 21時30分52秒 | Weblog
 ようやく雨が降った。と言っても少し。
 
 ある先生は晴れの多い年は作物の出来が良いと。今はどこも灌水施設が整っているからということ。
 ある人は植える時にたっぷり水を遣り後は遣らないと。作物に気候の変化の耐性をつける為に。

 農業大学校時代、毎日のように水遣りをしていた。もちろん出来が良い。病気が出ると薬を撒く。今の慣行農業は密植、多肥栽培。少しでも少ない面積で多くをとろうという考え。当然、化学肥料、農薬がセットの栽培方法である。
 
 作物は手を加えなければ加えないほど丈夫に育つように思う。耕す回数、水の量、肥料の量、除草の回数。全てを最小限にする。ただ収量は少ない。
 単位面積あたりの収量が少ないという有機農業の欠点を克服する為に今では耐病性品種(F1種)の導入、微生物農薬、隔離栽培、高成分有機複合肥料などにより慣行栽培に近い栽培をし慣行栽培並みの収量を収穫する有機農家もある。

 しかし、こういう栽培は自然との対話をなくし、在来種によるその地域の自然界との調和を妨げ、バランスや付き合い方のやり取りすらない人間中心一方的な栽培は今までの押さえつけ農業となんら変わらない。

 化学肥料、農薬での栽培による収量、価格が基準とある限り私達有機農家の永遠のテーマである永続的農業というのは不可能なのである。

 水遣り一つから考える。

エンドウのポタージュ

2009年05月27日 20時41分55秒 | Weblog
 冷蔵庫を開けると中沢の生クリームが!(一年に数度の贅沢品)賞味期限が短いけどこの生クリームが旨いんだ。

 エンドウのポタージュを作ったと。牛乳がなかったからエンドウと玉ネギと水だけで作ったと。
 でもこのままで十分ウマイのだけどこれに生クリームを入れると・・・と想像したらしく。うちの嫁やはり食いしん坊。

 ホント生クリームがなくてもウマイのだけど入れると言葉が無い。

 我が家の豆が一気に無くなった。冷凍で少しづつ消費する予定であったのだけど、年に一度の贅沢はあっても良いと思う。
 これだけの量のエンドウをスーパーで買ってすれば幾ら掛かるだろう。

 太陽も大好物。生クリームなしでね。

金魚さん体操

2009年05月26日 22時21分57秒 | Weblog
 朝なんとなくまだ腰が痛く。嫁に「1週間は掛かるよ」なんて言われ。午前中だけでも休もうかとも思ったが仕事は山済み畑へ行くことに。

 動き出したらなんの、いける。
 去年、腰痛で困っている時、「根っこや」でのワークショップの操体法で習った“金魚さん体操”(名前が分からず勝手にそう言っているだけですが)。ただ寝っころがり相手に両足を左右に振ってもらうだけなのだがこれがなかなか良くきく。
 昨日これをしてもらったから良かったのか。

 根っこや→http://www.ecolo-shop.com/

 キュウリのネットを張り、トマトの芽を掻き一列だけ支柱を立てる。落花生の畝立て。

 今年もトマトはたくさん植えました。自家採取も含め11種類。お客さんに届くのは果して何種類か?まぁ難しいトマト栽培なのでたくさん植えても出来るのはそこまでだと思う。

 きゅうり。草の中でもスクスクと。
 去年の畝を利用して不耕起、草生栽培。ただ耕さないものだからモグラが一時的でもいなくなる事がなく、植えた後からバタバタと枯れていった・・。しかし、雨が少ない今年でも一度も水遣りをしなくても元気に育っている。去年とは大違い。今後どうなるか?

ようやく復活と思いきや

2009年05月25日 20時13分34秒 | Weblog
 ようやく体調が戻り朝から意気揚々と収穫。小松菜、水菜、ルッコラ、ラデッシュ、三寸ニンジン、大根とニンジンの間引き菜、大根、カーボロネロ(黒キャベツ)、ズッキーニ、エンドウ、ニンニク。

 そして、セットを作ろうとダンボールを組み立ててると急に腰が・・。ギックリ腰に・・。
 
 嫁さんに「腰が・・。早く畑に来て」と電話する。潮屋くんもバイトから戻って来て何とかセットを作る事が出来たけど。痛い・・・・。風邪が治ったと思ったら今度は腰かよ!自分の体ながら情けない。25歳にしてギックリ腰ってオレ大丈夫か?何時まともに畑仕事が出来るのだろう・・・・。よりによってこんな忙しい月に。

 ズッキーニがとれだす。夏野菜では一番手のズッキーニ。輸入種子を去年自家採取したもので今年も取って少しづつ増やしていく。
 日本の種子と違って見た目が美しい。味ももちろんうまい。

 こちらもイタリア種子のラディッシュだが、取れると思ったらすぐにスが入ってしまう。もうこの時期は限界か。



 カメラも復活したので久しぶりに今晩のごはん。
 エンドウご飯の残りご飯でライスコロッケに。我が家は衣がパン粉ではなく近くの国産豆腐の店でタダで貰えるオカラ。ここのオカラは水分が少なくパン粉の代わりになる。パン粉よりも油を吸わないようでしつこくならない。パン粉の揚物があまり好きではないのだがこれはウマイ。残りご飯がライスコロッケなるなんてさすがだな。嫁!

 今日のドレッシングは少し贅沢に。おばあちゃんのレモン、バルサミコ酢、ニンジン、玉ネギ、ニンニク。そして自家製アンチョビ。いやぁドレッシングって言う物は何でもほり込めば旨くなるものだなぁ~。この時期のサラダはホント贅沢でロロレタスにスナップエンドウ、ルッコラ、ラディッシュ、玉ネギのグリーンサラダ。

 スープは白インゲンとカーボロネロ、ズッキーニ、ラディッシュ、ニンジン、玉ネギのスープ。水、オリーブオイル、塩、胡椒だけ。
 カーボロネロって何?って思われる方がいるかと。日本名、黒キャベツ。イタリアの高級食材らしい。恐らくケールに近いものだろう。葉茎を食べる物でボイルしたり炒めたりと試してみたが硬い。味はとても濃く、生でかじった時と火を入れたときでは全く違う。美味しいのだが硬さが気になる。(私は問題ないのだけど)と言う訳でスープに。これがすごい良い出汁が出る。他の野菜も入っているのだけどとても野菜だけとは思えない味に。
 こういう野菜は作って食べて楽しい。だけどお客さん使いこなせるか少し心配。
 

カメラ直りました

2009年05月23日 20時54分49秒 | Weblog
 ようやくカメラが修理から帰ってきた。畑の状況はどんどん変わりその間の写真が撮れず皆さんにお伝えできなかった事が残念。
 

 ズッキーニが一つ採れもう少しでセットに入れられそう。イタリアの輸入した種を自家採取し栽培した物。幾つか試したがこの品種が日本の気候にあっているようで出来が良い。おいしいし言う事なし。少しずつズッキーから夏モードに入っていく。

 ニンニクもあと少しかな?品種の情報が少なかったので収穫時期が分からない。どうやら今の感じでは早生種でもう取時なのだけど早いと小さい、遅いと割れてくる。タイミングを計っているところです。ですのでもう少しでセットに入ります。別注も取る予定。国産ニンニクは一個300円と日常的に食べるには高すぎる。200円での販売の予定、有機国産で。ただ種ニンニクもそれなりの値段なので予定ということで。農業を始めてニンニクが気兼ねなく食べられる事がホント幸せ。これからは値段も気にせず。

 赤と白の玉ネギはイタリア種。こちらも自家採取できないだろうか?と味を見て私の技術を見て検討する。これはしばらく自家用で。販売は未定です。

 上部が赤色の大根みたいのがホースラディッシュと書いた種を蒔いて出来た物。でもどう見ても大根。かじったら辛味大根そのもの・・。北海道から取り寄せたホースラディッシュも植えてあるのだがどうも違う・・・。辛いのだけどこれはホースラディッシュ?種も姿、形も大根。ラディッシュ=大根だからこれが本物?分かる人教えてください。

 多品目を栽培していると見たことも食べたこともない野菜でもなんとなく種や科目などから想像してある程度の形に作れるようになってくる。もちろん失敗もあるけど。
 
 

B品

2009年05月22日 23時39分45秒 | Weblog
 “なちゅらぶ”店長から電話が鳴り「ブログ見ました。小松菜潰すなんてもったいない!」と。
 話をよく聞くとお菓子に加工するということ。小松菜を?という感じだったのだけど「私たちはプロだから」と言われハッとする。

なちゅらぶ→http://www.natulove.jp/

 第一次産業の私たちは底辺の部分にあって多くの無駄とリスクに常にさらされているのだけど第二次産業の製造側または消費者とどれだけスムーズに意思交換をするかでその無駄とリスクは大きく軽減されるのだと改めて思う。
 それは市場出荷ではまずありえない形で農家直売だからこそ出来る事。

 ただ時期の過ぎた物は下処理に手間が掛かるという事。恐らく多くの製造側は手間の時間より高くても出来た物を仕入れることが多いのでは?と思う。
 セットのお客さまはご理解いただけると思うけど野菜を洗い、食べられない部分取り除く、特に製品となると特に気をつけなければいけない、これはホントに手間の掛かること。
 私が卸した野菜が正規の値段よりも安いとしても手間代は十分に正規の値段と同等に反映する。むしろこういうものを取りたがらない店が多いという事はそれ以上かもしれない。

 “なちゅらぶ”さんには路上販売の時からお世話になりっぱなし。お互いがメリットがある取引ではあるけど私たちみたいな農家に声を掛けていただくことはホントに嬉しいこと。

 店長はとてもパワフルで素敵な方ですよ。
 

2009年05月20日 18時53分35秒 | Weblog
 2日前から下痢が続き・・。今日嫁さんと共に発熱。
 豚インフルか?と少し焦ったけどただの風邪、腸炎。なんとも情けない。

 野菜のことやご不幸があったりと最近は気落ち気味。こういう落ち込みはあまりないのだけど。
 病は気から?気は病から?どちらか分からないけどこの二つはセットになっているらしい。

 今日ももうろうとしながら草刈機を回す。こういう時は気をつけないと怪我をしかねないのだけど草は伸びるのだから仕方ない。
 しかし今日も暑いなぁ。

さらに追記

2009年05月18日 22時45分30秒 | Weblog
手づくりの市で販売した野菜について

ラディッシュは、「スが入っているものもあるので」とお断りしてお値打ちに販売したのですが、今日食べてみましたらそのスの入り方も結構ひどくて、私がお客さんだったら・・・と思うと・・・。

本当に申し訳ございませんでした。
ラディッシュに関しましても、お手数ですがひどい場合には、ご一報くださいますようお願い致します。


去年、販売を始めたのがちょうどこの時期。ちょうど1年ですが、「まだ1年だから」と言ってもそれは買ってくださったお客さまには関係のないこと。

そして今日のセットにも、ス入りの大根、ラディッシュと、硬めのカブが入りました。
このような野菜の状態で、いつもセットのお客さまにも謝ってばかり。
耕し、畝をたて、種を蒔き、水やりの日々、芽が出て、追肥もしたり、で、ようやくおおきくなった野菜ですが、このようになってしまうと売り物にならず「潰す」。
そうゆうことは農家にとっては(とくに少量多品目、有機無農薬栽培の場合は)日常的なこと。

うちの野菜セットには、少し食べ頃がすぎたものも入れば、今日のセットのようにスが入っていても工夫次第で食べられる物は入ります。そういううちの販売形態でも、頻繁に 大量に 出来た野菜を「潰して」います。
それは、私にもきっとわからない、1から育てている主人にしかわからないことだと思うのだけど、それでも畝にずらーっと並んだ野菜が機械で潰されていくのを見ると、心が苦しく なんてもったいない、ここまでの苦労は・・と思わずにはいられないのです。

生きることは、食べること。食べる物は本来「商品」ではない、と思う。
(自分で“生きるために”労力をついやし育てた野菜なら、皆、少々硬くたってスが入ってたって、食べられる範囲であれば 食べる と思う。)

そうゆうことを伝えたくて のセット販売。

ですが、やはり販売する以上は―お金を頂いている以上は―これではいけません。


最後に、露地でのこの時期のラディッシュは辛いです。

そのままディップにはむきません。

今さらのお知らせになってしまいましたが、薄くスライスしてサラダに混ぜる、炒め物、汁物等にしてください。

小松菜、ラディッシュのこと以外でも何かお気づきのことがありましたらお教えください。

洋子




申し訳ありませんでした。

2009年05月18日 19時33分26秒 | Weblog
 今日、小松菜を収穫し調理してみた所とても硬いことに気づきました。外見、収穫期間から出荷できる物と思い込み昨日の“手づくり市”で販売致しました。
 買っていただいたお客さま大変申し訳ありませんでした。

 本来この在来種の小松菜は柔らかい物です。

 今回の原因はハッキリしないのですが収穫期間からして硬くなるとは思えなく土壌の状態、雨が少なかったことや今年の気候が気温の高い日と低い日が極端であったことが関係しているのかもしれません。
 
 大変申し訳ありませんでした。
食べられないくらい硬い物があった場合はお手数ですが下記までご連絡ください。

電話/FAX 0745-63-3120
メール matsunaga.y.y@dolphin.ocn.ne.jp
       まつなが畑 松永行央 洋子


 最近、葉物は全体的にすぐ硬くなり、根菜(大根、ラディッシュ)にはすぐにスが入る。
 このことに振り回されっぱなしの状態。去年のこの時期はこんなんだったっけ?と思う。
 極端な気温の変化の続く気候のせいか、それとも他の原因か・・・
 今年は葉物を1週間に1度の種蒔きをしていくペース。
 それでもこの状態。

 何なんだろうか・・・。
 
 困りました。


手づくりの市

2009年05月17日 15時16分30秒 | Weblog
 道明寺天満宮 手づくりの市 昼まででしたが開催されました。
 
「今回はさすがに中止だろう。」そう思い込んでいました。
昨日の予報では確実に雨でした・・・。

いやいや。
主催者の宮井さんご夫婦。きっと何か持っておられる。
念ずれば叶うのですね。

午後中止のご判断も絶妙で、片づけを済ませ近くの実家に戻ると雨が。お客さんも出展者も皆さんの大事な商品も濡れずに無事終了。

スゴイ!!

この市、顔なじみの方が増え(まつなが畑のお客様も数名おられて、これ一番うれしい)リラックスして販売ができるようになってきた。

栽培して自ら売るから農業は楽しい。そうつくづく思う。


市、前日

2009年05月16日 23時29分55秒 | Weblog
 今日から雨が降るという事でサツマイモ、トマト、ナス、ピーマンの定植、ピーマンの肥料を入れ雨が降ってきたので午前中で切り上げる。

 畑は絶好のタイミングと言うかサツマイモはこういう雨、曇りが続く時が一番良い。昔から空梅雨の時はイモの苗が着かず不作になると言われてきたが近年は空梅雨と言われる日が多い。6月の気温が高い時分に雨が降らないと一日で枯れ上がってしまう。植えられる時に植えるのが一番。ただ雨前はどこの種苗屋も苗が切れる。予約すれば良いのだけど天気が読めない。

 畑はさて置き明日は「道明寺 手づくりの市」まだ開催されるか決まっていない。
 今までは微妙な天気でも昼だけ朝だけと開催されてきた。明日はどうだろう。収穫をしないで待機状態。

 晴れることはないだろうけど・・。農業をしていると天気、天気予報に振り回されるのはしばしば。これだけは仕方ない。

不動産

2009年05月12日 21時44分26秒 | Weblog
 不動産に行く。畑の近くの物件、現状引渡しの為安い賃料で借りられる2階建ての一軒家。私たちには広すぎるのだけど。車で3分。
 ただ近くにファッションホテルがある事が一番の不満。畑の真ん中に。ここも良い景観なのに・・・。

 初めに対応してくれた方は新入社員のようで話が進まない。途中現れた女社長。この人が実に面白い。価格交渉の駆け引きも楽しめた。
 あちらからの具体的な提案が無くあくまでこちらの要望を聞こうとする。ただ合間、合間に的確なアドバイスがある。これが無ければ早く入居申込書にサインするのに。なんていい人。
 最終こちらの要望に縦に首を振り、家主側と交渉していただく事になった。

 私たちの状況、畑のことも興味を持って聞いてくれる。悲惨な状況が伝わったか・・。しかし、田舎ならでは。今までの不動産で一番楽しかった。


 引越しで一つ気がかりなのが太陽。近所のお兄ちゃん達が面倒を見てくれるのだけど。太陽も家の中で声が聞こえてくると外へ出たがる。
 子供社会の中に太陽がいると少し安心するのでけど。今度の場所はきっと子供が少ない場所。
 何だか悲しくなるのだけど・・。越しをしないという選択も考えたのだけど・・。

 これは太陽にとって犠牲になるかどうかは私達次第という結論。前へ進む事にした。

天気次第

2009年05月11日 21時40分43秒 | Weblog
 ラディッシュ、セルバチコ、小松菜、水菜、小カブ・・などの種蒔きをする。

 今年に入って4回目の種蒔き。だいたいそれぞれの個性も分かってきた。場所によって出来るもの出来ないものもある。
 2回目に種蒔きした場所は就農以来初めてまともなホウレンソウが出来た。しかし、他の菜っ葉はサッパリ。3回目に蒔いた分と収穫期が重なってきた。出来も良くない。異常気象で産地がずれ込み野菜不足、野菜過剰の日本地図を縮小した状態。
 このまま出荷先が見つからなければ土の肥料にと機械で潰す事になる。

 何を蒔いても良く育ち、予定通りいくような場所は無いだろうか?乾燥が続く時は山側の湿気た場所が良く育ち、雨が多い時は良く乾く逆側が育ちが良い。
 2週間3週間天気を予測できれば良いのだけど・・・。

 農業は天気次第とよく言ったもの。今こそハウスの中で天気にはそんなに影響されずに作れるようになったが私のように露地中心の栽培は天気次第。
 種蒔きだって雨が続けば蒔く事ができない。

 こんな自然を受け入れる事ができなく、人間の欲を更に突き進めると計画的にしかも農薬を使わなくキレイな野菜をとなる。行く先は野菜工場にたどり着くのだろう。
 しかしエネルギーを費やし環境負荷の大きい栽培は安全な野菜を作る場を確実に奪っていくのだけど・・・・。欲というのは自分勝手なもの。

2009年05月10日 21時27分50秒 | Weblog
 今月の17日「道明寺天満宮 手づくりの市」に出展します。詳しくはブックマークから手づくりの市のHPへ。

 果菜類の定植が始まる5月。合間を見て菜っ葉の種蒔きをしなければいけない。1週間に一度のペースで蒔いてきたが2週間っても蒔けずにいる。苗は花が咲いてきた。

 トマト、ナス、ピーマンは開花寸前が適期。蕾が出ていない若い苗は栄養生長(樹や葉が大きくなる成長)が強く実が生りにくい。反対に開花した老化苗は生殖生長(花を付ける生長)が強いため樹勢が弱くなる。
 開花寸前が適期であるが苗はややストレスを持った状態。9センチのポットの中で根にストレスを与える事で「子孫を残さねば」と種を付ける準備にはいる。小さい苗の状態で実が生りやすいようにクセを付ける。

 去年害虫の多かったナスは樹勢を強くし害虫に強いよう若い苗を植えた。果してどうなるか分からないが害虫防除の方法が少ない有機農業はやる事も限られる。後は手での捕殺とコンパニオンプランツぐらいか。

 出来ればナス以外は適期に植えたいのだけどそれがなかなか難しい。