まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

軽トラ

2010年03月31日 21時09分24秒 | Weblog
午前中、肥料を置きマルチを張り、枝豆、トウモロコシを植えてトンネルを張る。
たかが30mで半日を費やしてしまう。場所も不便な所という事もあったのだが・・・。
この少しの手間のかかる栽培、お助け野菜となるか。


午後から以前頼んでいた軽トラを取りに行く。
平成2年もの。
私が6歳の時の車。

シフトを入れてもグニャグニャ。4速だからついつい5速に入れようとしてしまう。
助手席のドアと運転席のドアのキーが違うからスペアキーと合わせて4本ある。。
などなど歳の差を感じる。

今までで5台目の車でどれもオンボロ車を乗り継いで来たのだが当然最高齢の車である。
4WDで走行距離17,000kmで諸経費込み2年の車検が付いて16万だからそう悪くはないと思っている。
そして今乗っている車、10万㎞超えたこともあって車検に12万掛かる。痛い出費。
これから纏めて2台同時の車検になる。これも痛い。もう少しずらすべきだったか?


しかし軽トラ、ここまでが大変だった・・。

もとを言うと私の実家が買うと言い出し「普段は使わないからこっちで使え」と言う。
何ともありがたい話なのだがうちの嫁さんが激怒。。
「うちが使うのに買ってもらうなんておかしい。」と。
確かに私もそう思うのだが金持ちの実家は今まで何かと援助してくれる。そして嫁さんの実家も。。
お互いそういう育ちだからどこかストイックさに欠ける所があると自覚している。だからこそこういう援助は必要ない。

「おかしいな」なんて思うお金はまとめて返そうと置いてある。こういう両親だからなかなか自立出来ないのかなぁ。
今回もわざわざ持ってきたのだが頂く訳にはいかないので・・。


この生活長く続ければ良いと言うものではない。
成り立たない農家と言うのは実は結構ある。副収入のある農家。
不動産を持っていたり、仕事を持っていたり、嫁さんが働いていたり。財産もそう。そして新規就農者は親が金持ちとかとか。
でも私たちはそうじゃなく農家として本気で自立したいと思っている。皆に支えられて出来ている農業だが自分達で自立できなければ何れやめる農業。
就農5年目の3年後成り立たないなら辞めて良い。
能が無いという事だから。



失敗

2010年03月28日 17時43分31秒 | Weblog
2,3日前だろうか?
朝霰かと思ったら雹が降る。
この日は一日曇りの予報。

10時ごろ曇ったり晴れたりでハウスの換気に少し入り口を開けておく。苗は植え替えたばかりでこの日も夏野菜には寒すぎる。
でも久しぶりに霧もない日差し。

少し気にしながらその場を離れた。途中日差しが強くもう少し換気にハウスを開けようか迷うが空気も冷たくこの日は気温が低いので大丈夫かなぁなんて思った。


農業って経験だな。と思う。
研修の時、何でそこまでするのだろう?と思う事が沢山あってそこは手を抜いて他の事をしたら良いのになんて良く思ったもの。

ハウスに帰って来ると何だか様子が変。
やっぱり昨晩寒すぎたかぁなんて思って他を見るとどうやら違う。焼けてしまたのだ。
予想以上にハウス内の温度が上がったようだ。植え替え直後という事もあって被害が大きかった。

背筋に寒気が走って冷や汗がゾーと全身に掻く。

農業ってこういう事の繰り返し・・・。

そして落ち込む。。とことん落ち込んで立ち直る。それが次の日まで引きずる。翌日苗を見るとハァーとなる。
嫁さんに「いい加減立ち直って」と怒られる。

でも
例えばハウス内に500本の苗があったとする。一個150円として75000円。という事になる。。全てダメになった訳では無いがその時は播いた種の状態のものも高温障害が出ていないか?なんて思うわけで。最悪の状況を予想する。
種を播いて1ヶ月かけて種代、土代、手間。。この一日でパーなのだ。

取り合えず苗を買えないものは播き直す。今からだといつ出来上がるか・・。

数日後まぁ全てダメでは無い事に少しほっとするが、焼けてしまったものも結構ある。


365日24時間付き合う訳にもいかないので、その時の判断、読みっていうのが大事になる。一度や二度は失敗する事が経験と言うのかなぁ。

以前手づくりの市の時特別に焼いてもらったノモケマナさんのカンパーニュ。


雨の日の仕事

2010年03月24日 20時13分06秒 | Weblog
3月上旬に播いた葉っぱがようやくポツポツと出てくる。
去年のブログを見ると3月上旬は4月上旬の天気、下旬は2月下旬の天気と書いてある。4月に雪が降ったらしい。

天気と言うのは分らない。
気温がそこそこでも晴れが続くと地温もそれなりに上がるから芽も出るのだろうけど。今年こそ端境期長いかなぁ。

今日は雨。
昨日に引き続きハウスで植え替えをする。

だんだん場所が整っていくとこうして雨の日も仕事が出来る。休みが無くなる。。
晴耕雨読なんて出来る時が来るだろうか?

ピーマンにナスにしし唐にと、少し早いかなとも思うがこのタイミングだろう。出来る時にするが良い。老化させるよりもよっぽど良い。
ハウスの中には播いたけど植えられない苗が老化を初め黄色くなってどれぐらいたっただろう。豆は早植え必須の作物であるが徒長して本葉2枚どころではない。

まぁ仕方ない。
今年は色々と作付けを増やしている分、仕事が乱雑になっている部分もあり作業の段取りに問題があったりともう少し軌道修正する部分がある。
今年こそはと意気込むのも良いけど先を見据えてどこか心に余裕を見て農業をしないと、どんどん泥沼にはまっていく。
この仕事でなにより大事なのは諦めである。

植え替えしたもののこの寒さ夏野菜の苗には過酷すぎる。作業小屋に借りた家から出てきた豆炭を入れるコタツ?
それをトンネルの中に入れる。気休めである。
何かで読んだような、ハウス内で暖房の為火を焚くと二酸化炭素で光合成が促されると。でも小学校の時、理科の授業で夜は酸素を吸って呼吸していると習ったような。

早めに切り上げ自宅で嫁さんの味噌作りのヘルプに。
今年は仕上がり20キロ。
上手くいくかなぁ。

毎年カビが生えるのだけど今年は秘策あり。。


ジャガイモ

2010年03月23日 21時45分30秒 | Weblog
手づくりの市の翌日は晴れ、そして雨、雨。
という事で何だかだるい体を押して残りのジャガイモを植えてしまう。
雨が多くて例年より半月遅れる。

今年は今までよりも20キロ増やして60キロの種芋を植えたのだが予想外に場所をとられる。

そういえば就農して初めての作業がジャガイモ植えだったかな。
当時は40キロの種芋を一日掛けて植えた。今は60キロを一日掛ければ十分に植えられる。
やっていれば自然と効率と言うのは上がるものだなぁ。多かれ少なかれ。

植えるのは早くても掘るのはそう簡単ではない。
全て手掘り。天気にも左右される。ここにあまり時間も費やせない。
一年目は朝3時に起きて寝ている太陽を連れて嫁さんと二人で3時半には畑で芋掘りをしていた。
二年目は雨が続きずれ込んでずれ込んで8月に入っての芋掘りは品質を落とした。

今年はどうなるのやら。嫁さんは出産を控えているし畑の面積も増やしたから草刈に追われるのは目に見えている・・・。去年みたいに手伝ってくれる人もいない・・。

農業って食えるまで生産量を上げ続けないといけない。それが一人だと、どうやって効率化するか常に頭を使わないといけない。
でもどんな作物も必ず一回は失敗する。草に埋もれて採れないうえに2倍の労力を掛けて片付けをするほど虚しいものはない。

でも気づけば埋もれているそんなことを2年続けている。

今年のナス、ピーマンの芽は出揃って植え替えに。
今も夏に負けないぐらい忙しいのだが気持ちはいよいよだなと気が引き締まる。

道明寺天満宮 手づくりの市

2010年03月22日 20時04分00秒 | Weblog
徹夜で嫁さんと作ったサンドイッチ。
直前までというか30分遅刻してしまいましたが約100個何とか作りあげる。

ケーキ70個にキュウイのジャム。トマトのスープ。

嫁さん何時もだけど頑張りました。実は作っている間妊娠中の嫁さんに「無理をするな早く寝ろ」と言う私、私に任せられないと言う嫁。喧嘩になりながら腹が立って1時間寝たのは私でした。。すみません。

端境期。
野菜が無い農家にとって一番キツーイ時期。
だからこその出展。だからこそ難しい出展。

道明寺天満宮はすでに咲いている桜がありました。

そして11時30分の販売にむけて準備をしていると、ふと前を見ると30分前に長い行列・・・。4ブースぐらいかぶってしまったので主催者の宮井さんが場所を移動する処置をとってくださいました。そこら辺の判断力と言うか決定力、キレる方です。すごい。

そして1時間も経たないうちに完売。ありがとうございました。

野菜セットのお客さんも何組か買ってくださってありがとうございました。
嫁さんは配達に行かないのでこの機会にお会いできる。

毎回なのですが野菜セットのお客さまでお会いできない方。配達時に仕事で居られない、発送のお客さまがこの機会に会いに来てくださることが本当に嬉しい。

数分間お話するだけですが、顔と顔を合わすことはとても意味があること。

そして多くが初めてのお客さま。
端境期を知って頂けたかな?風も強くてパンフレットが前に出せなかったこともあって、うちが農家であることも知って頂けただろうか?
なんて反省点も持ちつつ・・・。

今回もとっても楽しい市でした。

ここに来ればいつも良い出会いがある。




正念場

2010年03月16日 21時55分47秒 | Weblog
農業をしていてここ数日が正念場と言う時期が決まってある。その時は何もかも忘れて農業に集中する。

先週から雨が続き作業が進まない。3月は決まって雨が降る。その間に晴れ間が数日あるか?ないか?でこの時期の作業効率は雲泥の差である。

先週はそんな雨続きの中、うちでのイベントが2つ入る。

古民家の解体の次の日、慣れない仕事のせいか体がだるい。
次の日は午後から雨の予報。
まだ湿気が多いのだが無理やりに機械を入れる。午前中はなんだか調子が出ず、トラクターに乗りながら気づくと畝が曲がっている。。そして作業中に指を怪我をする。

こういう時は農業のセオリーたるもの、今まで培ってきた(まだ2年だが)効率化たるもの全て無視して、ダマになりながらも無理やり耕運して肥料を入れて種を播く所まで一気に進める。2倍の手間と時間、肥料を掛けて果してどれだけ採れるか・・・。
でも播かぬ種は芽が出ないのだ。。

機械を入れるところは入れて気づけば周りは真っ暗に。

今週末は「道明寺天満宮 手づくりの市」
http://www.kawachi.zaq.ne.jp/tedukurinoichi/
今までに無いぐらいに準備が進んでいないのだがどうにかする。乗り切るのではなく、ちゃんと形にする。

今回は焼きそばパンとポテサラサンドの出展。
焼きそばパンはキャベツと人参を主体に夏に作ったトマトピューレをベースに野菜たっぷりオーガニックスパイスでソースを作り麺も手づくりします。なのにパンは仕入れ(作れない・・)ですがノモケマナのお~いしいコッペパンに挟みます。

そして我が家の定番メニューのポテサラをサンドイッチ用に大きく焼いてもらうカンパーニュでサンド。
去年の夏収穫したジャガイモはこの時期水分が飛んで澱粉が糖化しホントに美味しい。我が家ではマヨネーズを使用しないポテトサラダ。美味しいジャガイモを最大限に生かした味付けです。

端境期。
刻々と野菜が変化し味が落ち、無くなっていくこの時期、限られた野菜での“春の端境期のおかずサンド”出展申し込みしたにも関わらず苦戦しました。

今はこのイベントだけの出展。
今まで何度か出展のお誘いを頂く事があるのだけど全てお断わりさせて頂いている。
と言うのも私たちの形は“小さく深く”。
イベントと言うものはどこか営業とか宣伝とかと言う意味が多く“広く浅い”もの。
ただこの市は私達が始めて出店させていただいたイベントで規模も小さく主催者の方と出展者が近い関係でいられる。

出身地という事もあり道明寺天満宮には大晦日に毎年訪れていた場所。

と何かと思いいれのあるイベント。何より出展していて楽しいのだ。

色々と出かけるのではなく同じイベントに繰り返し出展することに意味があると思う。
イベントも小さく深く。

キャベツとしらすのパスタ。
パルミジャーノが味の決め手。この時期のキャベツは冬のものとは違うので副材の力を借りる。






古民家再生プログラム 1

2010年03月14日 20時02分20秒 | Weblog
まずは解体。
天井、床を取り土間をつくる。

建築士の方と大工さん、そして手伝いに来てくださったお客さま。総勢6名で作業を進める。
昼食係にもお客さまが一人子連れで嫁さんの手伝いに来てくれる。

天井を外し、床を外し。
出てきたのは多くは再利用された梁。恐らくどこか近くの家を解体した時のものだろう。
今は重機で潰した方が安上がりで使えるように解体する事は無いという。そして現代住宅はこういう事が出来ない構造になっている。

今日も通りすがりに見るからにキレイな一軒家が重機で壊されている。今までも古い日本家屋が重機で壊されているのを何度か見た。

今回大工の指導のもと解体に携わったのだが、これが人の手によって作られたものだと肌身で感じ取る事ができる。
やっていて楽しい。。


昔子供たちの夢が大工だったのも納得する。

私たちは本当に人に恵まれていて、お客さんでもある建築家のご夫婦、大工さん、応援に駆けつけてくださったお客さまに支えられ今回第一回目が出来ました。
ありがとうございました。

第2回 畑のようちえん

2010年03月10日 20時46分30秒 | Weblog
今回は初めて本格的に保育に入る。
春の陽気の中でのスタートと思いきや、雨、、しかも冬の雨のように冷たい。。

親子、合羽を着てのスタート。

公共事業で買い上げただろう棚田。
ハーブ園になる計画の所を今は人気もない。ここを歩く。



バラバラでも皆お互い意識はして、周りは水溜りがあって汚れても怒られない。車も来ないから注意される事も無い。
そして草もある。水もある。土もある。

これからは色々な生き物も出てくる。
寒さを感じ、暑さを感じ、風を感じ。

ここから彼ら彼女らは何かを見つけ作り上げてくれると親は信じる。


何もない自由ってこの世の中には無い。自然というとてつもなく大きなものに自分達は生かされていることをここで体験的に感じれたらなと思う。

ここから回数を重ねることでどう変化があるか楽しみ。

その後自宅にて食事、母親会議。
13時までの予定だったのだけど終わってみると16時。

皆真剣に意見を出し合い交わす。そして何だか楽しそう。私は父親なので・・・少し離れて・・。
子供を預け自分の時間(仕事の)を作る「保育」ではなく、子供にとって何が一番良いかを時間を割いて考える「保育」。集まる母達によって、集まる子供達によって形になっていく。
私は距離を置いて見ているのだけど、子供のことを真剣に話す母親はとても頼もしく女性らしい。母はスゴイなぁ。

何だか焦って始めた“畑のようちえん”だが初めて良かったなと思う。
今日一日終わって思う。

子供達の事を真剣に考える仲間がいる。これってなかなか今、ありそうでないように思う。私たちは人に恵まれている。


今回もどうにかこうにか無事終了。

2010年03月08日 18時59分45秒 | Weblog
ハウスの中に播いたトウモロコシがネズミに食われる。
食われだして1日目、2日目と被害が大きくなる一方。

トウモロコシは早く作ると虫がいないことが分ったので出来るだけ早く播いたのだが・・。頭に血が上る。
ホームセンターに行ってネズミ捕り用の薬剤を手に取る。いわゆる毒団子。これを食べて駆除すると言うものなのだが何だか考え込んでしまう。
農薬??
有機栽培をしていて薬を買うこと、使うことに何だか抵抗がある。
結局ネズミ捕りの粘着タイプにする。

そして仕掛けて一晩。
朝見に行くと3匹も捕まっている。

太陽は「チューチュー寝んね?」「死んでる?」「ヨイヨイしないねぇ」なんてい言うから罪悪感に駆られる。
ネズミにしてみれば生活の場に美味しいトウモロコシがあってそれを皆で食べてだけのこと。
生きるってこういう事だよね。

牛を食べるなら自ら殺すべきだし、豚を食べるなら豚を。せめて場が近くに、見えるように行なわれるべきではないかな。

出来れば将来鶏は飼いたいと思う。


以前嫁さんが新聞の記事で「ある地域では犬や猫の処分場が地域の反対で作れず車中で移動しながら処分がされている自治体があるらしい」と言っていたがペットという命はホント虚しいものだなと思う。
その命が幸せに一生を過ごすかというよりもその命の意味を問いたい。


朝日新聞の天声人語に「自らが鬼畜となって子を死なせる虐待が、この国で後を立たない。「死なせる」と書いたが、事情を聞けば「殺す」に等しい。・・・・虐待という危機には、地域と社会が両手を広げて仁王立ちになりたい。命が奪われてからでは総てが遅い。」と書かれてある。

母親を一方的に批判している。これでは週刊誌と同じ、新聞という影響力を考えればもう少し頭を使って書いてもらいたい。
恐らくこれを書いた記者は子育てに携わったことがないのだろう。

虐待は一種の社会の病。この住み難い社会に起こるべくして起きている。
地域が社会が仁王立ちになって目を光らせてもこの母親の心は救われない。

命を食べ命を明日へと繋げる。と言う当たり前が今無い。
日々の暮らしに生きている体温を感じる事が今の世の中には必要なのでは。

2010年03月05日 05時57分51秒 | Weblog

温床。落ち葉と今年は藁を入れて糠と水を掛けながら踏み込んでいく、踏み込み温床。
発酵熱を利用して夏野菜の種蒔きをする。

硬く踏む事で温床内の空気を少なくし発熱をゆっくり持続的に上がり過ぎないようにする。堆肥を作る時は反対に短期決戦なのである程度空気を含ませ温度を上げ何度か切り返しをする。

これがなかなか温度管理が難しい。なんせ微生物の機嫌次第なのだから。酸素が少ないようと言ったらフォークを刺して空気を送り込んでやらないといけないし、水分が少なくて温度が上がりすぎると水を打ってやらないといけない。
電気も近くにあるし電熱温床を買っていも良いのだけどお金も掛かるし後に堆肥も出来なくなる。何より有機農家的ではないので・・・。本当に必要かなと思ったら買おっかな。

今年はサツマイモ用も作った。苗が結構高いから自分で作らないと損だなと去年思ったので適当にザっと作ってみた。

春一番の種蒔き。菜っ葉類に小カブ。
初めてシーダーテープを使う。解けて無くなる紐の中に一定間隔に種を入れてある。これを畝の上に張って土を被せる。ちょっと工夫して効率的にしないといけないが間引く手間を省ける。
種播機の「ごんべい」はやはり早いけど、さぁどちらが良いか?作る作物によって使い分けしていかに効率的に、いかにサボれるか?

白菜は花を咲かせようとグイグイっと葉を押し退けて蕾を外に出そうとしている。一般的に言われている芯、これは茎なのだがこれを伸ばしてくるのが分る。今回で白菜は終了なのだがセット野菜をしていると、収穫適期に全てを収穫するという事をしないから最後の最後まで収穫する。
その間野菜は生きているのだ。


インターネット販売始めます

2010年03月02日 20時58分18秒 | Weblog
確定申告が・・・終わらない。。
せかせか働くのはあまり好きではない。(嫁さんにヒマあったらサボることを考えてると言われる)
日々の生活を一定のリズムで過ごしたい。もちろん忙しい時期はあっても良いのだけど、それは自然に則した忙しさでありたいと思うのだ。だから確定申告は大嫌い。
この時は経営者になった気分である。赤字申告で胃が痛い。

最近はブログも停滞気味。
というのもインターネットでの販売に新たに販売用サイトを作成。何とか形が出来ましたのでご案内致します。
まだ販売はしていません。
http://matsunagahatake.3rin.net/


春の野菜。
この時期の野菜は収穫期間がすこぶる短い。暖かいと花が咲く。
プンタレッタとロマネスコ(カリフラワー)、クレソン。
プンタレッタはチコリーの菜の花と言ったところか。作るのも食べるのも初めての野菜。そしてクレソンが出てきた。栽培しているわけではないが用水路とかに自生している。そしてツクシももう出ている。早い。

プンタレッタは裂いて水にさらすと、クルッと巻く。それをアンチョビとオイル漬けしてあるニンニク、オリーブオイルにビネガーのドレッシングで食べる。これが美味しい。春の苦味。
セット野菜のお客さま、セットには恐らく入りませんのでご一報頂ければ販売致します。