「入り口ではなく出口から発想」
「前からではなく後ろから物事をみる発想」
とてもいいましょうか。
あふれるもの、漏れるもの、捨てるもの、出て行くもの、失われるもの、
そうしたものに着目することから、いい発明が生まれるのです。
いかに加えるかではなく、いかに抜くか…
換言すれば、「足りない」のではなく、
「よけいなものが多くないか」と考えること。
それが抜く技術の要諦です。
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練習における「量」と「質」のお話です。
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プロゴルファーで『風の大地』原作者の坂田信弘氏は、アマチュアゴルファーの練習について、こう言っています。
「まず、練習の量を盗むことだ。量、要するにどれだけの練習なされているかを知るが大事。
次に練習の質を盗んで行けばよい。
プロの領域、アマの領域、成功する人は最初に量を盗む。
量を盗み取り、己のものにした後、質の盗み . . . 本文を読む
【サイエンスの面ばかりが発達して、アートの面を忘れてしまう】2759
日野原重明氏の心に響く言葉より…
カーライルは私にとって非常に精神的な恩人なのです。
というのは、戦後間もない頃、看護学生向きの解剖生理学の本がなかったので、私はそのテキストを書き下ろしたことがあります。
原稿用紙100枚の本文と、それから、解剖生理学だから筋肉とか骨とかの絵を自分で描きました。
線画で50枚ぐらいあ . . . 本文を読む
逆風期、低迷期、結果がでなくて
落ち込んだときこそ、一生懸命に仕事をすること。
いつにもまして仕事に打ち込むことで、
自分の弱った気持ちを立て直すのです。
うまくいくかいかないかを頭であれこれ考えたり、
想像だけしていても物事は一歩も前へ進みません。
そういうときは基本に戻って、
自分の根っこである仕事や学問に集中することです。
それによって、やはり自分のやっていることに . . . 本文を読む
vol.3266 名優“高倉健”さんのお話
名優“高倉健”さんのお話です。
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平成二年(1990)、俳優・高倉健は、高校時代の親友の依頼で川越の少年鑑別所に行き、“挨拶”をすることになった。
どんなことを話せばよいかと友人に訊いた。
「世界で日本だけが、看守が拳銃を持たずにいる。少年たちを信頼しているからだ」というようなことを言ってもらえればいい、とのことだった。
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【「成長社会」から「成熟社会」へ】2758
教育改革実践家、藤原和博氏の心に響く言葉より…
「今、時代は大きく動いている」と言われますよね。
それは、具体的にはどういうことでしょうか。
ひとことで言えば、20世紀の「成長社会」から「成熟社会」へと急速に変化しています。
つまり、もはや「成長」の時代は終わったということです。
そして、今、ものすごい勢いで、社会の「成熟」度が深まってい . . . 本文を読む