ラミ・デュ・ヴァン・エフ シェフのブログ ~言葉の錬金術~

フランス料理に限らず、色んな話のブログ内容です。

10月最後の寂しさを押し殺して、そんな日曜日

2011-10-30 02:47:39 | Weblog
 10月も残り僅かとなり年末へ向けた仕事なり私生活なりを考えたいと思いつつも、やり忘れた何かを思い出そうとしている今日この頃、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
 もう10月も残すところあと2日となりましたが、10月の最終日である31日(月)は、当店は通常営業させていただきます。
 と言いますのも、11月1日(火)はお休みをいただきまして県主催の「庄内浜の魚PR」関係のイベントへ行かせて頂くためであります。
 "あの"庄内の食材ゴッドハンドの異名をとります(実は今考えました)「アルケッチャーノ」の奥田シェフがそのイベントに来るからではないのですが、日頃、当店も庄内の魚を使いますので、イベントに参加させて頂き、庄内や内陸関係なく県内の食材(この場合は魚介)を扱い「本当の意味の地産地消とは何か」を考え、実行するにはどんな事が必要なのか、を討論したいと思っております。(大げさ)
 県食糧推進課から庄内の海産物の使用状況などのアンケートなどを経て、「庄内の魚を食べよう」に協力する店舗に登録したのですが、登録した店舗を見ると山形市内では洋食関係は当店を含めてフレンチが3店(当店以外ですと、山形有名老舗フレンチとちょいイタビストロさん)、他は全て和食さんという結果でした。
 おいおい、山形市内のイタリアンさんよ!立ち上がらないのか?「地場の食材を使い・・・」などの言葉は店舗イメージの為なのですかな?
 そんな事を思いながら、行ってきたいと思います。
 そのイベントに参加する前に、ランチメニュー、行っときますか。


        10月30日(日)ランチメニュー

        "前菜"

・海老と人参の2種のムースリーヌ 海老風味のコンソメジュレ添え

        又は

・豚肉とフォワグラのテリーヌ 胡瓜のフヌイユ風味のサラダ


        "本日のスープ"

・ずわい蟹とキノコのスープ 


        "メイン"

・本日のお魚のポワレ カリフラワーのピュレ 名残のトマトソース

        又は

・牛ロース肉のソテー プティキャベツ添え 赤ワインソース


        "本日のデセール"

・クラシックガトーショコラ さくらんぼのラム酒漬けが入ったアイスと共に

 以上になります。

 昨日(土曜日のディナー)、「海老風味のコンソメジュレ」を使用した料理をお出ししたのですが、関西からいらしたお客様(兵庫と京都)は大変喜んでおられました、有難い事です。

 今、在庫しているのが無くなると海老のコンソメジュレは当分取れませんので(頭と殻がないですから)、仮に「食べた~い」と言われてもすぐには作れません、しばしお待ちを。

 あっ、そうか。

 庄内で捕れる「紅海老(限りなく甘エビに近いブルー)」をタルタルで使用し、殻と頭を溜めればいいのですな。

 という事も含めて、イベントの参加は必要だな、こりゃ。










コメント
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