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ラミ・デュ・ヴァン・エフ シェフのブログ ~言葉の錬金術~

フランス料理に限らず、色んな話のブログ内容です。

調理の指示は抽象的でいいではないか。ただ、それは料理教室では敬遠される

2015-07-22 22:43:08 | Weblog
 突き抜けるような青空とジリジリとした陽射し、そして、肌全体を覆うような熱風に「猛暑」という言葉しか頭に浮かばないくらいの昼間でしたが、夜は一転の豪雨と雷に「これは、遠雷じゃないっすよね・・・」と独り言をつぶやいてしまった今日この頃、皆様、如何お過ごしでしょうか。
 まず最初に、謝罪から入らなければならないのでしょうか。

「ひと月近くブログを放置いたしまして、誠に申し訳ありませんでした!(フラッシュの点滅にご注意ください)何となく気にはなっていたのですが、微妙に忙しく、PCを開く事もしませんでした・・・昨日、久々にブログの管理画面を見ましたところ、閲覧数が上がっている事に気が付きまして、今日、こうしてブログを再開する事にしました。今まで当ブログをチェックしてくださった皆様、大変申し訳ありませんでした!(フラッシュの点滅にご注意ください)」

 このひと月近くキーボードを触っていなかったせいもあり「ブログ書けるのかな、オレ・・・」などと弱気になってみたのですが、とりあえず大丈夫のようです。
 ただ、当ブログも8年以上続けているので完全にネタが枯渇しており、「乾いたタオルから水を絞り出す」くらいの気持ちでブログを書いているわけです。(ちょっと大げさ)
 前回は何を書いたのか?と思い読んでみたら、漫画やアニメの話だったので「よっぽどネタが無かったんだな・・・」と愕然とし、両膝を地に付け天を仰ぎ両手を広げて「カモーン!ネタ~!」と叫んでしまいました。(ウソ)
 まぁ、そんな事はいいとして(いいのかよ)、当店は先月で開店から11年経つ事が出来ました。(報告が遅い)これもひとえにご来店くださった皆様のお蔭、と感謝いたしております。当ブログを読まれていて来店なさっていない方、よろしくお願いしますね。(宣伝)
 「11年」というと長いような気がしますが、クルクル回る独楽鼠のように自分だけ忙しない(せわしない)11年だったように思います。しかし、その中でも皆様に親切にしていただいて大変感謝いたしております。辞世の言葉のようになってしまいましたが、これからもよろしくお願い致します。
 
 さて、話は変わりますが、当店開店11年のなかで(しつこい)飛躍的に伸びたイベントと言いますと「料理教室」であります。最初は男性だけ、しかも、40代、50代の男性、もっとわかりやすく言いますと「オヤジ」と呼ばれても違和感のない男性参加者で固めた料理教室「オヤジの料理教室」から始まったのですが、その後、「女性の料理教室」も発足し、現在ではもう一つ「女性の料理教室」も発足して月に3回、料理教室をするまでになりました。人数的には20人を超えてるんじゃないですかね、全部で。
 その他に年に2回、某気化燃料系企業さん主催の料理教室もお願いされておりますので「料理教室天国」でございますな。(昔、「料理天国」という番組があり、よく観ておりましたよ)
 しかし、何と言いますか、これだけ料理教室をやっておりますと、何を作ったか忘れる、と言いますか、何を作るか悩む、と言いますか、ブログ同様
、料理教室もネタ切れになってくるんですね。(コラコラ)
 メニューを考える時は季節感のあるものやその時々に出回っている食材、というのを織り込んでメニューを組むようにしておりますが、それでも男性の時と女性の時では考えなければならないメニューは違います。
 例えば、男性の料理教室の場合、烏賊を掃除する、イワシを三枚に下ろす、海老の皮を剥く、貝を開ける、などの魚介ものの基礎的技術を中心にしています。脂っこい肉など食えなくなるオヤジ世代には魚介の基礎技術を覚えていただき、自分のつまみを作るもよし、家族の料理を作るもよし、となってほしいではありませんか。
 女性の料理教室は、魚の三枚下ろし、という基礎技術もたまにやりますが、それよりも煮たり焼いたり、といった調理技術を重点的にした方が良いのではないか、と考えております。
 女性の場合、「魚の目がこっち見てる!」などと言われる事を想定して魚物の処理は外したほうがいいかな、というのもありますが(今まで一度も言われた事はありませんがね)、それ以上に外す理由となったのは、ネイルをしている方がいらっしゃる、という理由であります。
 綺麗に色づけされている「ネイル」とうろこの付いている「魚」はビジュアル的に全くマッチングしません。野菜くらいだったら「まぁ、畑の中に存在する綺麗な虫みたいなものですな」と自分に言い聞かせる事も出来ますが、「魚」特に「青魚」系と「ネイル」は画的(えてき)に辛いものがあります。ですから、最初から下ろしてある魚を使用します。
 
 まぁ、一応、そんな事を考えながら料理教室を開催しているのですが、よく参加された方から言われるのは

「藤原さん、だいぶアバウトなんですね。」

 という事であります。

 「だいぶアバウト」・・・かなりオブラートに包んでいる言葉ですが、そのオブラートを破ると「料理、適当なんですね」という事でしょうか。

 その辺を否定するつもりはありませんが(逆ギレ)、いやね、自分にしか判らない感覚、ってあるんですよ、料理には。

 「塩はこれくらい降ります。ん~、もうちょっとかな?いや、いらないな。」みたいな。

 でも、よく考えたら、昔、同じ厨房を共にした後輩にも「藤原さんの指示が判りません」と言われた事がありました。

 抽象的なんですかね。

 「玉葱、トントーンと1ミリにスライスして、バター入れたフライパンで飴色になる5歩手前くらいまでザザっと炒めて、バーっとバットにあけて冷ましといて。」

 ん~、判りやすい指示だと思うのですが・・・

 長嶋的なのか、な?

















人の気持ちを知るには、人が興味を持っているものを知る事だ

2015-06-15 17:48:10 | Weblog
 一歩一歩、夏に近づいているのが空の色で判るようになり、長袖のシャツを着るのが罪深いような気がすると春は完全に終わりを告げるのです。しかし、暦の上ではまだ6月で「初夏」という言葉を使うのもためらう季節。どうすりゃいいのよ、とアイスを食べながら独り言を呟きたくなる今日この頃、皆様、如何お過ごしでしょうか。
 前回、前々回は画像ブログでありましたが、全くコメントを頂かないので「画像物は不人気なのだろうか・・・」とガックリ肩を落としてワインをかっ食らったのですが(ウソ)、もう撮り溜めしている画像がないのでもう一度様子を見ることができません。
 今回はまたいつものように文章ものですが、この記事自体はだいぶ前に書いたもので、内容が偏っているため(いつもですが)アップするのを躊躇したのでした。
 先ほど記事一覧を見ていたら公開されていない記事があることに気が付き、内容が内容だけど、最近アップしてないから上げとこうかな、と思いアップした次第です。
 勿論、今回も長文で散文となっておりますので予めご了承ください。ではどうぞ。








私には子供が3人おりますが、店の定休日以外はほとんど会話する事がありません。ワザと会話をしないのではなく、仕事があるので会話できないから仕方がないのですが、休みの日で他に予定が入っていない時(飲みのお誘いが入ると断れないタイプなので)は、なるべく会話するべく、彼らの興味のあるものを調べ、前情報として仕入れておく必要があります。
 その為、休みの前の日、又は休みの日の朝、彼らのマンガ本を読んだりするのですが、どうも疑問が出てモヤモヤし、ちょっと脱線して考えたりすることになるのです。
 例えば、漫画「七つの大罪」。タイトルだけで宗教的な何か人間を罪に導く欲望や感情を意味するものだろうか、と思ってしまい、そのタイトルで考え込んでしまいましたが、幻の騎士団の名前が「七つの大罪」なんだそうです。(知らない人は漫画を読んでください)
 騎士団なのに「大罪」という不名誉っぽい名がついている事も疑問でありますが、その騎士一人一人にも「憤怒の罪 メリオダス」のように罪と共に名が付いています。因みに、大女の「嫉妬の罪 ディアンヌ」ちゃんは可愛いです。(どうでもいいよ)
 例えば、漫画「暗殺教室」。タイトルだけで「R-15」が付きそうですが、内容はそれほどでもありません。しかし、世界を破壊できる「殺せんせー(ころせんせー)」という蛸のお化けのような先生が、「先生を暗殺するように」と子供に言い聞かせ、自分を殺させようとしながらも子供たちを教育する、という説明しようとしても説明出来ない内容の漫画で、正直、1回読んだだけでは何が何だか判らなく、読み直したほどです。
 漫画を読んだからと言ってすべて理解するまで読んだわけではないので詳しいわけではありませんが、要所要所で「あぁ、メリオダスね。」や「殺せんせーがいたらどうする?」のように会話のエッセンスとして使用するには良いようです。(計画的)
 しかし、そこで安心してはいけません。突然会話の流れで「じゃあ、ワンピースだったら誰が好き?」などと質問されてしまうからです。そうなると問題です。ルフィやゾロでは思いっきり過ぎて「本当はそれしか知らないんじゃないの?」と思われるかも知れません。そこで記憶の糸を探ってこの名前を出してみます。
 「ブルック、かな・・・」それほど目立つキャラでもありませんが、何となく知っているキャラです。しかし、そこでも安心してはいけません。次に「なんで?」と質問されるからです。
 確かに、何で「ブルック」なのか?子供ながらに疑問でしょう。「何となく好きだから」というのも夢を壊しそうです。そこで

「ブルックってさ、元ガンズアンドローゼズのスラッシュに似てるんだよね。知らない?因みにさ、スラッシュのファーストソロアルバムのタイトルは、イッツ・ファイブ・オ・クロック・サムウェア、っていうのでね、昼から空港のバーでバーボンを飲もうとしたスラッシュが、昼からバーボンで悪いな、って言ったら、バーテンダーさんがね、どこかの国ではもう夕方の5時ですよ、ってクールに言ってくれたのがタイトルの基になってるって話でさ・・・」

 と言って煙に巻きます。(めんどくさい奴)

 それくらいの年の子供はいいでしょう、とりあえず。しかし、一番下の子はまだ「アンパンマン」世代。勿論、一緒に「アンパンマン」を観ますが、いつ観ても「アンパンマン」は素晴らしい観念と疑問の両方を併せ持つ素敵な漫画であります。
 「アンパンマン」オープニング曲の歌詞はもっと素晴らしい事になっています。

「そうだ、うれしいんだ、生きる喜び。たとえ胸の傷が痛んでも。何のために生まれて何をして生きるのか。答えられないなんてそんなのは嫌だ!今を生きる事で、熱い心燃える。だから君は行くんだ微笑んで。そうだ、うれしいんだ、生きる喜び。たとえ胸の傷が痛んでも。ああ、アンパンマン、優しい君は。行け!みんなの夢守るため。」 (アンパンマンのマーチ うたまっぷより引用)

 どうですか?最後の「ああ、アンパンマン、優しい君は」という歌詞が無ければ、完全に人生讃歌ではないですか!「何のために生まれて何をして生きるのか。答えられないなんてそんなのは嫌だ」という個所に至っては仏教的要素すら見え隠れする思いであります。
 この歌詞を私的解釈で考えると

「生きている事はうれしい事である。たとえ人間は傷つけ合うものなのだ、という事を理解しても生きている喜びに違いはないだろう。人は何のために生まれ何のために生きるのか、それを考えもせず生きるのはもったいない事ではないか。それを考えながら生きる事こそ生きる意味であり、その意味を考えるから他人に優しくなれるのだ。今を生きるという事は瞬間的であり、瞬間的であるから心を熱くさせなければならないのではないだろうか。アンパンマンよ、本当の優しさとは、本当の正義とは何だろうか?それはみんなの夢を守る事に他ならないのではないか。」

 こう解釈できるのではないでしょうか。
 しかし、一方で、キャラクターには疑問が残るものも多くみられます。
 執拗に悪さをするバイキンマンはしょうがないとしても、ドキンちゃんはどっちの味方なんでしょうか?食パンマンを好きみたいですが、本当に食パンマンを好きならばアンパンマンファミリーに寝返ってもいいのではないか、と思ってしまいます。
 そして、アンパンマン、食パンマン、カレーパンマン、メロンパンナちゃん、ロールパンナちゃん、などはパンの名前ですから判ります。パン路線は外れますが、かまめしどん、いくらどんちゃん、かつぶしまん、辺りも食べ物繋がりで仕方ないでしょう。しかし、「赤ちゃんマン」はどうなんでしょうか?食べ物でも何でもなく、普通に「赤ちゃん」です。しかも、ピンクの頭巾を被っている事、可愛らしい顔、などを考慮すると赤ちゃんは女の子と考えられます。
 女の子の赤ちゃんなのに「赤ちゃんマン」。以前「スーパーマン」の親戚かなんかの女性がスーパーマン的ヒーローになった時は「スーパーガール」というタイトルになりましたので、「赤ちゃんマン」もご一考していただきたいものです。

 アンパンマンキャラの疑問はもっとあるのですが、今回はこのくらいにしておきましょうか。

 因みに、カレーパンマンの攻撃は何か知っていますか?

 口から激辛カレーを吐き出してバイキンマンの顔に浴びせ、その辛さで目を開けれなくする、というものです。

 みんなの夢の為だからといって、激辛カレーを顔に浴びさせるのはちょっと反則なのではないでしょうか?

 バイキンマンがちょっとだけかわいそうに思えました。

 更に、カレーパンマンがみんなにカレーパンをご馳走するシーンでは、自ら(みずから)カレーパンを作るのですが、カレーパンマンが口から出したカレーをパン生地に包んで揚げる、という衝撃的なシーンがありました。

 この辺も、出来れば・・・ご再考をお願いしたいものです・・・

 このシーンを見て子供の前で・・・大爆笑してしまいましたよ。


















吉報!今回は画像メインのブログです。 其の2

2015-06-04 23:08:08 | Weblog
 昨日のブログで料理画像とその料理名だけを載せる記事にしてみたのですが、当然ですが、ものすごく楽にアップする事が出来ました。(当たり前)
 文章をそれほど考えなくていいのはこんな楽なのか、と思い、「ヒャッホー!」と厨房で大声で騒いだくらいです。(ウソ)
 しかし同時に、「それでいいのか?文章を考えずに楽な方に行ってしまっていいのか?」というもう一人の自分との葛藤が出てくるのも大げさながら事実であります。
 続けて記事をアップすると「今日もアップしようか・・・」と思ってしまうのはブログをやられている方ならば誰でもそうだと思うのですが、文章にするか、それとも料理画像にするか大いに悩むところではあります。悩むところではありますが、今日も楽をして料理画像で・・・お願いします!
 明日からちょっとご予約様で立て込みますのでしばらくブログアップできないかもしれません。それも踏まえて、料理画像、前菜ちょっととメイン(魚料理、肉料理)、どうぞ!



「アスパラガスのムースと庄内産カナガシラを乗せた白身魚のムース 蒸し煮した蕪のソース」




「蝦夷鹿とフォワグラのテリーヌ」




「地物ポワロー葱 ブロッコリー 丘ひじきを使った緑のテリーヌ 自家製スモークサーモンとウドのピクルス」




「ブレス鶏のロースト」





「庄内産真鯛のポワレ 刻み野菜のソース ブラックオリーブ風味」




「若布で包み蒸し焼きにした庄内産メバル 蕪のピュレ 軽い魚介のソースクリーム風味 しおで こしあぶらの山菜添え」




「バジル風味の鱸 舟形マッシュルームのスープ仕立て」




「蝦夷鹿のロースト 若竹の子のオーブン焼きとクレソン」




「山形牛ランプ肉のロースト 野芹添え コニャック風味のソース」




「フランス産鳩のロースト」




「マグレ鴨のロースト 紫キャベツのブレゼとレンズ豆」




「仔羊のロースト」




 ねっ、ちゃんと仕事してるでしょ。

 お気づきかも知れませんが、メイン料理の名前は非常にシンプルになっております。

 わざとそうしている、というわけでもございませんが、まぁ、そうとしか説明できませんからね。(コラコラ)

 また料理画像が蓄積されましたら、いずれ放出したい、そのように思う次第です。

 そして、次回からはまたいつものように文章漬けになるわけですな。

 よろしくお願いします。










吉報!今回は画像メインのブログです。

2015-06-03 22:46:30 | Weblog
 「なるべくコンスタントにブログをアップしよう!」そう思うのは久しぶりにブログをアップした日とその次の日くらいで、その後は何かと忙しさにかまけてPCすら開けない状態になってしまうのです。
 皆様ご承知の通り、当ブログは毎回かなりの長文で攻め立てる内容になっておりますので「毎回楽しみにしてます!」という方と、「長すぎて読めません・・・」という方の両極に読み手が分かれてしまうのが心苦しく思っておりました。(ちょっと大げさ)
 「だ・か・ら、文章を短くすればいいだけでしょ!」そのように簡潔なご意見を頂戴してしまうと、意地でも文章を長く書いてやる!と思ってしまうので厄介なんですな、コレが。
 しかし今回は、過去に当店でお出ししました料理画像とその料理名だけを載せ、皆様に「なんだ、ブログだけじゃなく、ちゃんと料理もできるんじゃん。」と思っていただきたいな、と考えました。珍しく。
 多分、次からはまた長文に戻ると思いますが、たまにこんな記事があってもいいですよね?今回は前菜編です。では、どうぞ!



「新玉葱のフランとホワイトアスパラガス グリーンアスパラガスのスープとベーコンのクロッカン」





「フォワグラのテリーヌ 苺のピュレとレーズンを添えて」





「人参のピュレと生ウニ コンソメジュレ添え」





「鮟鱇のナージュ仕立て 小さい野菜と共に」





「ホワイトアスパラガスのムースと海老のグリエ 香箱蟹と菜の花のピュレ」





「蕪のムースを敷いた庄内産ズワイガニのコンソメジュレ柚子風味」





「オマール海老のコライユの入ったウフ・ヴルイィ(スクランブルエッグ)と生雲丹」





「カリフラワーのムース キャビア添え」





「ブレス鶏とフォワグラのガランティーヌ その胸肉のポシェ ビーツのソース」





「サーモンの瞬間燻製 色々なソースと共に」






 こんな感じであります。

 これらの画像は私の「FACEBOOK」や「Instagram」にあげているものなのでもう見た方もいらっしゃると思いますが、当ブログしか見れない方には新鮮に映るのではないでしょうか。

 一応、前菜はこんな仕事をしております。

 勿論、これらの画像は仕事の一部でありますが、撮り忘れるんですよね、仕事してると。

 次はいつになるか判りませんが(コラコラ)、近いうちに「メイン編」の画像だけブログをアップしたいと思います。















暑くなると熱い物を欲する。その熱い物を説明する時、熱くなる。

2015-06-02 23:03:14 | Weblog
 「初夏」と呼ぶにはまだ早く、「春の終わり」と表現するには天気が良すぎる、そんな春と夏の狭間で綱引きしているような天候は悪くありません。汗だくになるほどでもなく、かといって肌寒いわけでもない、心地良い気温ですね、ととりあえず書き出してみる今日この頃、皆様、如何お過ごしでしょうか。
 以前よりブログアップ頻度が落ち、「ブログ、書かなきゃ・・・」と焦ってみるものの、仕込み、そのまま営業に突入、そして、カウンターのお客様との会話、と時間が過ぎ、気が付くと営業が終わり掃除の時間となり、帰宅して本を読みながら「あっ、ブログ・・・」と何となく焦ってしまう・・・そんな感じです、と言い訳から入る今日のブログですが、いつものように何を書くか決めていません。(開き直り)
 ちょっと前まで「肌寒い季節がまだ残る今日この頃・・・」のような書き出しだったと思いますが、今はだいぶ暑くなってきています。その証拠に、当店近くの「元祖冷やしラーメンの店」の店前には開店前にもかかわらず列が出来ていたからです。
 朝、野菜の買出しに行き、メールやファックスをチェックした後、銀行に行く際、必ずそのお店(元祖冷やしラーメンの店)の前を通りますが、銀行から帰って来る時に行列を見てしまうと「今日はやっぱり暑いのだな・・・」と「体感的暑さ」の他にその行列が暑さのバロメーターになってしまうほどであります。
 しかし、暑い時に冷たいもの、という考えは安直すぎ、そして、身体を冷やしてしまうため私的には「暑い時に熱い物」の方が良いのではないか、と思ってしまうのです。
 だからと言って、「冷やしラーメンではなく、温かいラーメン」というのもどうなんでしょうか?「暑い時に熱い物」の代表格と言えば「カレー」でしょう。いや、そういう事にしておいてください、ブログを書き進める事が出来ません。
 暑い時に、熱いライスの上に冷める事を知らないようなカレーが掛かっている、その光景を想っただけで汗が出、そして、その光景には千葉真一が低音ながら熱い言葉で「ジャワカレー・・・」と語りかけてくる、このイメージこそが「夏先取り」と言えるのではないでしょうか。
 「CMに感化されているだけでしょ。それに熱い男だったら松崎茂でもいいじゃないですか。」そのように冷静に切り込んでこられる方がいらっしゃるかもしれませんが、確かに松崎茂も熱いでしょう、いや、「暑い」の方が漢字的に合ってるかもしれません。しかし、松崎茂は声のトーンが高いため「カレー」というよりも「ブルーハワイ」などのカクテル向き。それよりも、あのギョロ目にあの低音のソニー千葉の方が「カレー」らしいのです。(力説するほどではないですけどね)
 まぁ、それはいいとして(だったら書くなよ)、皆様は「カレー」と聞いてどのような「カレー」を想うでしょうか。ドロッとして香ばしいスパイスの香りがする「欧風カレー」、サラッとしていて漢方薬のような香りもする「インドカレー」、シャバシャバで辛さと甘さが特徴の「タイカレー」、カレールーを入れほとんど失敗する事のない安定した美味しさの「ジャパニーズカレー」、いろいろおありでしょうが、今回ご紹介するカレーは私が勝手に考えた「カレー」です。(コラッ!)
 以前ブログに載せたカレーはインドカレー的なアプローチでそれはそれで美味しいのですが、手間が掛かります。その手間が美味しさの秘密、と言えばそうなのですが、2~3ヶ月前に、仔羊の付け合せで「茄子の付け合せ」をその場のノリで作った時(コラコラ)に閃き、その後、料理教室などで料理ネタが無くなった時にそれを作って「カレーにできる」と確信した「付け合せ」から「カレー」に昇進した料理であります。
 それでは作り方を紹介しましょう。その前に、カレーを作る時は熱く作りたいので、熱く料理を説明しますので予めご了承ください。行くぞ!お前ら!(もう始まっています。ご了承ください。そして、これを読みながら「オ~ッ!」と叫んでください)

 まず材料だ。以下の材料を用意し調理に備えよ。その前に手を洗う事を忘れるな。暑くなると菌が繁殖しやすくなるからな、その辺も含めて調理だ、判ったな!(この調子の説明ですがご了承ください)

 ・材料(4~5人前)    ・鶏胸肉2枚  ・玉ねぎ2個  ・ニンニク4かけ  ・生姜少々  ・茄子8本  ・ホールトマト2缶  ・バター適量  ・スパイス(カレー粉、カルダモン、クミン、シナモン、カイエンペッパー各種適量)  ・白ワイン適量  ・塩  ・ナンプラー


・まず、鶏胸肉を茹でるぞ。鶏胸肉は水から茹でるんだ。ニンニクと生姜も一緒に入れた方がいいだろう。いきなり強火にするな、弱火でゆっくり火を通し、且つ、出汁を取る、という目的があるからだ。勿論、アク取りも忘れるなよ。因みに、生姜の少々は適当でいいんだ、スライス2枚くらい入れておけばいいだろう。

・玉葱は繊維に沿ってスライス、茄子はピーラーで皮を剥いて縦に4等分、横に5等分くらいにカットしておいてくれ。この説明で切り方が判らない場合は電話で聞いてくれ、0120-やずやーやずや、だ。

・鍋にバターを結構多めに入れ火を付けるんだ。鍋を温めてからバターを入れると焦げる恐れがある、その辺も気を使うんだ。料理は気配り、覚えておくといいぞ。因みに、この場合の多めのバターは50~60gくらいと考えてくれ、ダイエットとか気にするなよ!

・バターが溶けたら玉ねぎを炒めるんだ。弱火よりの中火でゆっくり炒めろ。玉ねぎが薄茶色にならんかな、くらいで茄子を入れ炒めろ。茄子は炒めるというより余分な油を吸わせる、くらいの考えでいい。茄子がしんなりしてきたら白ワインを入れ強火にする、そう強火だ!その時「ファイヤー!」と大声で叫べ!近所の人の視線が熱くなるぞ!

・白ワインを入れアルコールを飛ばしたらホールトマトを入れるんだ。缶詰のホールトマトの場合、缶を捨てる前に少量の水を入れて中を洗い缶内のトマト液もすべて鍋に入れろ!無駄にしてはイカン!

・ホールトマトを入れて鍋が沸騰したら最初の鶏胸肉のだし汁、ニンニク、生姜を鍋に入れて茄子を煮るんだ。鶏胸肉は上げて冷ましておいてくれ。そのまま冷ますと表面が乾くからラップを忘れるな。因みに、その鶏胸肉はちょっとだけスライスして塩とワサビを付けて食べると美味しいぞ。しかし、図に乗って食べすぎると最初からやり直しになるから気を付けろ!

・茄子がグズグズに柔らかくなったら火を止めてスパイス類を入れるのだが、割合としてはカレー粉を多めにした方が判りやすいだろう。マニアックな風味にするならカルダモン、シナモンを多めにする。クミンの風味を強めにしても香りが良いだろう。カイエンペッパーだけは忘れるな!辛くしないと熱くなれないからな。何でこんな口調の説明なのか書いていて疑問だったが、熱い、辛いカレーを作るためにこの口調にしたんじゃないか!

・スパイスを入れて混ぜ込んだら熱いうちにバーミキサーでピュレ状にするんだ。バーミキサーが無い場合、少し冷ましてからミキサーにかけるといいだろう。どっちもない場合、バーミキサーを買いに走るしかないな・・・ダッシュだ!

・ピュレ状にしたら塩を少し加えて味を見て、塩気が足りないようならナンプラーを加えて塩味と風味を足すんだ。だから最初に塩を入れ過ぎてはいけない、これは全ての料理に通じるぞ!

・皿にご飯を盛り、茹で上がった鶏胸肉をほぐしながらご飯に乗せるんだ。いいか、ほぐすって事は、鶏胸肉の繊維に沿って割いていく、という意味だからな!適当に手でちぎるなよ!

・皿に、ご飯、鶏胸肉が乗ったら、ピュレ状のカレーを掛けるんだ。上に無糖のヨーグルトを少々乗せるとちょっとだけお洒落になるぞ。ちょっとだけだからやらなくてもいいが、女性に作って出す場合はそのくらいの気の使い方が必要だ。男性に出す場合は・・・どうだっていいだろう。


 こんな感じで作るといいと思うのですが、どうでしょうか?

「なんか、命令口調でイヤな感じです。」

 いや、これはあくまでも熱く作るための演出でありまして・・・この方が判りやすいかな、と。

 カレーって、こういう気構えで作った方がイイっすよね、ね。

 そうだろう!お前ら!・・・まだ抜けないな・・・・

















人は必ず聞き違いをしてしまう。時としてそれは想像を超えてしまう

2015-05-13 22:19:50 | Weblog
 春らしからぬ暑い日が続いたと思えば、一転、肌寒い日がやって来て、実はそれが台風だった事を気づかされるのです。それほど雨に悩まされる日がなかった為、台風の実感は皆無でありましたが昼過ぎからの抜けるような晴れ具合を見て「いつの間にか行ってしまったのね、台風ちゃん・・・」と呟きたくなる今日この頃、皆様、如何お過ごしでしょうか。
 台風が過ぎ去り、空が晴れる事、転じて、物事の争いが収まり晴々する事を「台風一過」と言いますが、それを言葉だけで考えて「台風一家」と勘違いしていた方は多数いらっしゃると思われます。
 「台風一過」と漢字で見て見ると「台風が過ぎ去った事なんだろうな・・・」と何となくイメージが付きますが、「たいふういっか」と音で聴くと「台風」のインパクトよりも「いっか」という言葉に耳が反応し「家族」的イメージを浮かべてしまうものです。
 私だけだとは思いますが、「いっか」と聞くと「一家」という漢字を思い浮かべ、「一家」という漢字を思い浮かべると、どうしても「バカボン一家」を思い出してしまうのです。
 そして、「バカボン一家」を思い出すと「聞き違い」という「リスニング勘違い」を思い浮かべずにはいられないのです。(もう一度念を押しますが、完全に私だけです)
 以前、東京で働いていた頃、その店のスタッフで飲みに行く事がありましたが、その席上、たまたま、「聞き違い」の話で盛り上がった事がありました。
 「ルパン三世」のCM前の「ルパン・ザ・サード!」を「ルパンルパン~!」だと聞き違いしていた話はお約束ですが、その中で出て来たのが「天才バカボン」のオープニング曲での「天才一家だ、バ~カボンボン」という部分でした。
 どう考えても「天才一家だ」にしか聞こえませんが、当時のアルバイトの女の子は「天才以下だ、バ~カボンボン」という衝撃の提案をしてきて我々を驚かせたのです。
 「天才以下だ、バ~カボンボン」は「天才以下は皆バカ」とも取れる危険な歌詞になりますから、聞き違い、というよりはそのバイトの子(当時大学生)の考えも反映しているのではないか、とその場で追及される羽目になったのです。
 しかし、「聞き違い」の話はそれだけでは収まらず、「そう言えば・・・オレもあるなぁ・・・」と自己申告してきた当時の同僚(私より2つ年上)の「聞き違い」は清水健太郎の「失恋レストラン」でした。
 「悲しけりゃ、ここでお泣きよ・・・」で始まるオールドヒットソングに「聞き違える」箇所があるのか?と疑問に思いながらも聞いてみると、こちらも衝撃的でありました。
 「失恋レストラン」の歌詞の最後、「ねぇマスター、作ってやってよ、涙忘れるカクテル・・・」の「ねぇマスター」の部分を「見えますか」と聞き違えていた事を告白してきたのです。
 「ねぇマスター」「見えますか」・・・判らなくはないですが、仮に聞き違えたとしても前後の歌詞と合わせた時の違和感を彼は感じなかったのでしょうか?彼が聞き違えた歌詞を当てはめて考えると全く意味不明になります。

「悲しけりゃここでお泣きよ、涙拭くハンカチもあるし、愛が壊した君の心を、優しく包む椅子もある、ぽっかり空いた胸の奥に、詰め込む飯を食べさせる、そんな失恋レストラン、色んな人がやって来る。(略)“見えますか”作ってやってよ、涙忘れるカクテル・・・」

 「見えますか」に変えて歌ってみたところ、不覚にも大爆笑して五分ほど身動きが取れなくなってしまいましたが、この歌詞だと「失恋レストラン」のマスターに「涙を忘れるカクテル」を作ってやってほしい、という第3者の願いは完全に吹き飛んでおります。
 しかも「見えますか」は疑問形なのでしょうか?まぁ、どっちにしても歌詞が合致しないわけですからどうでもいいのですが、「聞き違い」は恐ろしいな、と思えた瞬間でありました。
 時として、当店の「マチルダベイ」も間違われる事があるのですが、それは決まって領収書のあて名をお願いする時であります。
 私の滑舌の悪さもあるのかもしれませんが、「マチルデイ」や「マチルダゼリー」などのあて名を見てしまうと怒りよりも「わざとなのではないか?」という疑問すら湧き上がってきます。
 
「すみません・・・領収書のあて名なんですけど・・・ちょっと間違ってるみたいなんですけど・・・」

 少し遠慮がちに訂正を申し入れてみると、

「あぁ!すみません!書き直します!お宛名は・・・」

「あの、マチルダベイ、でお願いします。」

 念を押すようにそうお願いして出て来た領収書のあて名は、

「マチルダベイデ」

 もうその日は「話にならないな」と判断し、そのまま持ち帰って、次の日、違う店員に領収書のあて名の変更を申し出てみると、

「すみませんでした、只今、書き直します。お宛名は・・・」

「えぇっと・・・、マチルダベイ、とお願いしたいのですが。」

「かしこまりました。少々お待ちください。」

 今回こそは間違われないように、そして、滑舌も気にしながら前回よりも責任ウエイトが重いような店員さんに伝え、出て来た領収書には、

「マチルダベイト」

 と、しっかり書き込まれておりました。

 ここまで来ると店ぐるみの犯行にしか思えない連係プレイです。
 
 どう考えても事前に打ち合わせしていたようなナイスプレイ。(良い意味ではありません)

 思わず「そうきますか・・・」と呟かせてしまうほどの間違いの完成度。(良い意味ではありません)

 最後に余計なひと言を付けなければ何事もなく終了するのに頑な(かたくな)にそれを拒むかの姿勢には脱帽しますが、普通に考えて店の名前で遊んでます・・・遊んでる事になるんですよ!エイト文字屋さん!(ちょっとだけ公表)

 その日はその話でマネージャーとだいぶ笑いましたが、その次の週、灯油を注文している燃料屋さんの配達の老年男性が置いて行った領収書のあて名にはこう書かれていました。

「マキルダイ」

 判らなくはないんだけど・・・判らなくはないんだけど・・・全然違うだろ!


 

(注意)この領収書ネタはだいぶ前の話です。そして、以前もブログネタにしています。話の流れで思い出して書いただけであります。




















 

ゴールデンウィーク中の外食癖を質素な食事で直す事が出来れば・・・

2015-05-07 23:09:18 | Weblog
 陽の温かさと匂いを感じるようになると「春」も中程を過ぎ、遠くに「初夏」という文字さえも見えてくるようであります。否応なしにも目に焼き付く新緑、乾いて舞い散る道路わきの埃、空気と太陽の日を浴び喜んでいる木皮、それらを感じながら買い出しに出かけ、ゴールデンウィークが過ぎ去ってしまった今日この頃、皆様、如何お過ごしでしょうか。
 皆様方におかれましては素敵なゴールデンウィークをお過ごしになられた事と存じますが、今年のゴールデンウィークは最大で16日連休という方もいらっしゃったと漏れ聞きき、月の半分も「休んでいい」と宣告されたら嬉しさよりも不安感の方が大きくなるのではないか、と勝手ながら思ってしまいました。
 4月最後から昨日までは快晴が続きまして、ゴールデンウィークらしいゴールデンウィークだった事でしょう。(文字稼ぎ)ゴールデンウィーク中にゴールデンウィークの事を(文字稼ぎ)「GW(ジーダブリュー)」と呼んでいた方がいらっしゃいましたが、それは略しすぎです。それを言われて何も返さないのも失礼というもの。一応、お約束かな?と思い、「G・W・ニコル」とボケてみましたが思いっきりスルーされてしまいました。それとも「C・W・ニコル」を知らなかったのでしょうか。(何だっていいよ)
 まぁ、そんな事はどうでもいいとして(投げやり)、連休が終わると学生さん(小中高大問わず)や新入社員さんが憂鬱な気持ちで仕事しているのではないか、とお察しいたしますが、長く休み、それに慣れてしまった身体をリセットするにはどうすればいいのでしょうか。
 答えは簡単です。食事を出来るだけ質素にして、連休中の楽しかった思い出を封印するのです。連休中はその解放感から安易にかっぱのマークのローリング寿司屋さんへ行ったり、バイキング形式のイタリアンへ行ったり、焼肉とビールに走ったり、遊園地などに併設されているフードコートでそれなりのカレーやラーメンを摂取したり、はたまた旅先でのご当地グルメなどに舌鼓を打ったり、と外食が過多だったのではないでしょうか。(そうじゃなかった人は連休中も仕事をしていた人とみなします)
 そんな「外食慣れしてしまった身体」をリセットするには質素な食事を摂り、疲れた身体と疲弊した財布の為に「質素な食事」を実践してみてはいかがでしょうか。
 「そんな、そんな貧乏ったらしい事、イヤだね!」そのように思われる方もいらっしゃるのではないか、と思われますが、その考えこそが「連休に於ける栄養過剰摂取障害」という事を自覚するべきです。(ウソ)
 「質素」を調べると「簡素でつつましいようす(デイリーコンサイス国語辞典より引用)」とありますが、「質素」の対義語は「贅沢」でありますから、贅沢でなければ質素、という考えが成立するではないですか。因みに、贅沢がしたくなったらフランス料理店を予約する事をおすすめします。その際、当店なんか、いいんじゃないんスかね、いや、当店の方がいいッスよ、いや、当店にしましょうぜ。(宣伝)
 「ローリング寿司屋は贅沢じゃないですよ!」そのように突っ込んでくる方がいらっしゃるかもしれませんが、まぁまぁ、落ち着いてください。まずは「贅沢」の定義を考えてみれば「質素」の本質が見えてくるのではないでしょうか。
 まず「贅沢」の第一義は「美味しくて身体に良くない」というのがあると思われます。勘違いしていただきたくないのは「身体に良くない」とは「身体に悪い」のではなく、「長く摂取し続けると身体に影響があるのではないか」と考えられるものです。
 その代表格(長く摂取し続けると体に影響があるのではないか代表格)を3つ挙げるとすれば「糖分」「炭水化物」そして「脂質」であります。(炭水化物も脂質も糖質に変わるのでがね)
 しかし、料理における「美味しさ」を形成しているのもこの3つであり、この3つをうまく操る事も料理人に求められる「味の技」と言えるのではないでしょうか。
 逆の事を考えればわかると思いますが、「ほとんど甘味がないデザート」「パスタ、パン、ご飯の出ない料理店」「全く脂身のない焼き肉」、これらにお金を払って行きたいとは思わないでしょう。
 だからと言って金の続く限り毎日外食をすると身体を壊します、確実に。
 長く料理の仕事に携わるとこの矛盾にぶち当たるのですが、だからこそ平素の食事に気を配るべきなのです。美味しいものを食べ続けるために質素な食事と向き合う、という事ですな。
 「質素な料理」は「実質的」でそして「無駄のない料理」であります。例えば、大根1本あったら頭の方は「大根おろし」に、尻尾に近い方は「煮物」に、大根の皮は「味噌汁」に、というようにその部位に合った調理法があるはずです。しかも、味付けも「煮物は少し味付けを濃くして味噌汁は薄味にする」というようにトータルで味のバランスを考えれるようになると楽しみが増えるはずです。
 洋食的アプローチなら、大根の頭の方は太めの千切りにしてサラダに、尻尾の方はコンソメで煮て、皮はマリネにしてピクルス風に、と調理する事が出来ます。
 中華的アプローチなら、頭の方は焼き色を付けてから醤油で煮込んで「紅焼(ホンシャオ)風」に、尻尾の方は角切りにして炒め物に、皮は唐辛子と花椒を利かせて中華風ピクルスに、もできますな。
 
 勿論、これらを自宅で作り楽しむには知識と技が必要です。

「そんなのプロじゃないから出来ません!」

 まぁ、そうです、よね。

 じゃあ、どうしたらいいですかねぇ・・・例えば、料理人に教えてもらう、とか。でも、知り合いの料理人ってあまり居ませんよね。

 そうですねぇ、どうしたらいいものか・・・

 話は変わりますが、当店主催で料理教室を開催しておりますが・・・

 それはいいとして、どうしたらいいものですかねぇ・・・

 日曜日の夜は男だけの料理教室、水曜日の午前中からは女性の料理教室です。4人以上人数が揃うと他の曜日にそのグループだけの料理教室としても開催できます。

 それはいいとして、どうしたらいいものですからぇ、素人さんの自炊が上達するようになるには・・・・



 ワザとらしい終わり方ですか?

 スミマセン!!!

























春の雨は優しい。その優しさに包まれながら外食に出掛ける、というのもいいのではないか

2015-04-05 20:58:54 | Weblog
 シトシトと降る4月の雨は、先月あたりの冷たく悲しみを帯びた雨と違い、生温かくて優しく、そして、一筋の希望が見えるような雨であります。屋内から一歩外に出てその雨を見ると、「春雨じゃ、濡れてまいろう」と「月形半平太」ばりのセリフを口にしたくなる今日この頃、皆様、如何お過ごしでしょうか。
 生温かくて優しい雨でも雨は雨。雨降りの時に人は外出したくないものです。かといって、気温が暖かくなってきている時に家に閉じこもっているのは精神衛生上、よろしくないでしょう。
 そんな時は「外食」であります。雨の湿気な気分を吹き飛ばす料理は何でしょうか?わたくし個人の意見を述べさせていただければ、どう考えても「フランス料理」となりますし、それ以外考えられません。因みに、晴れている時の「外食」も「フランス料理」でお願いします。いや、可能であればずっと「フランス料理」でもいいと思いますよ、それが良いと思います。(洗脳)
 まぁ、それはいいとして(いいのかよ)、人を食事に誘い、「何が食べたい?」と聞くと、大抵、「何でもいいです」という答えが返ってきますが、そんな時私は「焼肉、寿司、イタリアン、の中で何でもいいですよ」の略なのではないか、と思ってしまいます。
 因みに、フランス料理に誘うなら「何が食べたい?」などという回りくどい云い方はせず、「ワイン飲みたいから」と言ってストレートにフランス料理店に誘導した方がスマートである、と考えられます。その時は是非、当店をご利用ください。怪しい関係でも黙っときますから。(宣伝)
 
「人を食事に誘い、って、女性の事なんでしょ。」

 そのように突っ込みどころを発見された方が多数いらっしゃると思いますが、その通りであります。同性を誘う場合は「飲みメイン」でありますから、どんな店だっていいんですよ、ハッキリ言ってしまえば。(投げやり)
 しかし、女性の場合は違います。連れて行く店を考えなければ相手に失礼でありますし、そこを考えられないようでは「ダメ男」のレッテルを張られても致し方ないでしょう。(当ブログを初めて読まれた方へ。当ブログは話の進行が一方的で大げさな内容であります。予めご了承ください)
 人を誘う場合、先述の飲食店3業種を挙げれば嫌がられる可能性は低い、と考えられますが、「焼肉」だけは個人の人間性が出てしまうため、判り合っている人同士でなければ難しいのではないか、と思われます。
 私は度々、当ブログで「鍋」や「焼肉」の話を取り上げているので、ブログを読まれている方と食事に行く事になった時、「めんどくさそうなので、藤原さんとは鍋や焼き肉は食べたくない。」面と向かってと言われてしまった事がありました。
 確かに、鍋や焼き肉の食べ方など細かい事をグズグズ書いているからそう思われても致し方ないのですが、しかし、皆さん、真の美味しい食べ方は自分基準のルールがあってこそ花開くとは思えないでしょうか。(強引)
 焼き肉の場合、焼き網に肉を一皿分全部乗せる御仁がたまにいらっしゃいますが、百歩譲って大人数の場合はいいでしょう、1枚1枚焼いている暇がないでしょうから。問題なのは、肉を全て乗せた張本人が乗せた直後、「いや~、実はね・・・」などと言って自分の話を始め、みんなの食べるスピードにブレーキをかける、という事態を引き起こしてしまうのが問題なのです。因みに、その場合、そういう事態を引き起こすのは大抵、オヤジです。気を付けたいものです。
 「野菜焼き」を注文する人も気を付けたい人物のひとりです。「焼き網の端で育てます」などと言いながら必ずピーマンを焦がす行為は何なんでしょうか?野菜を摂取したいなら「ナムル」でいいじゃないですか。
 初っ端から「冷麺」を注文する人も気を付けたいものです。「最初から〆かよ!」と突っ込みたくなるではないですか。
 焼き肉屋さんに来てまで「海鮮焼き」を頼もうとする人も要注意です。いや、焼き肉屋さんで「海鮮焼き」なるメニューを置いてあるところの方が重罪か。(うちの近所の焼き肉屋さんはあるんです。イカ焼き、というのもありいつも疑問です)
 私は当店マネージャー佐藤と焼き肉屋さんへ行くと(年に何回もないですが)、必ずお互いの焼き網領土を何となく決め、暗黙の「焼き肉不可侵条約」というのを確認します。
 お互いの焼き網領土はそれぞれが管理しますから仮に何かの原因で向こうの肉が焦げていたとしても干渉する事はなく傍観するだけになります。その肉に対する責任は当事者が負う事になるわけです。
 飲み物は「瓶ビール」です。焼き肉屋さんにもよりますが、いつもお邪魔する(といっても年に数回)近所の焼き肉屋さんは生ビールの管洗浄を怠っているのを理解してますからそこには手を出しません。
 因みに、その焼き肉屋さんにはワインがないため、ビール以外だとウーロンハイを飲むのですが、店の人が気を使って焼酎をかなり多めに入れてしまうためウーロン茶の味が全くしませんし、次の日具合が悪くなる可能性は大です。

「そんな事か書いてるから、一緒に行きたくない、って言われるんでしょ!」

 そうなんですよね。一応、ブログのネタなんで誇張して書いてはいるんですが、遠からず近からず的な感じですな。

「で、結局、誘って何処へ連れてくんですか?」

 そうですなぇ、ワインが飲めるところだったらどこでもいいんですけど・・・女性だったらイタリアンあたりが良いんでしょうな。

 となると・・・サイゼリア、はダメですかね・・・

 実は、サイゼリアでも注文の仕方がありましてね・・・いや、話が長くなるから止めときましょ。(十分長いが)

 じゃあ、サイゼリアの使い方は誘った時にお教えする、という事で。(という手段)


















フランス料理の料理名に詰まっているのは「食材」「調理法」そして「想い」である

2015-04-03 23:26:29 | Weblog
 今月に入って連続のブログ投稿に若干、辛さが滲んでいる方もいらっしゃるのではないか、と推測できますが、それは新年度からブログアップ数を増やそうという自分なりの意気込みの現れであります。しかし、そんな意気込みを見せつけられたところで「文章が長いから辛いだけですよ・・・」と思っている方が多数いる事は判っております。判っているけど止められない今日この頃、皆様、如何お過ごしでしょうか。
 皆様、ご存知でしょうが、当ブログの文章は長いです。その為「読もうとしたけど文章が長くて途中でやめた」や「文章が長くて辛い」、「読みたいけど全部読めない」、「意地になって長い文章を書いているのか?」といった声を頂く事が多々ございます。
 確かに、ブログを始めた頃よりはだいぶ、いや、かなり文章が長くなっているのは自分でも理解しておりますし、「読んでいて大変なのではないだろうか・・・」と思う事も御座います。(だったら短くしろよ)
 しかし、もうこんなブログを8年以上続けているのですから、今更文章を短くして「みんな、読んでね!」というわけにはいかないんです!(逆ギレ)
 「読みづらく、判りにくくて疲れるブログ」というのは、もしかすると、今の私の仕事であります「フランス料理」と似ているかも知れません。
 マナーを気にしてしまって「食べづらく」、メニューを読んでも「判りづらく」、気を遣うので食べていて「疲れる」、皆様が思う、そんな料理が「フランス料理」なのではないでしょうか。
 そのイメージを払拭するためにブログを始めた、というのも少しはあるのですが、残念ながら払拭するどころか増長させてしまった感は、あるのでしょうかね?ないですよね・・・ない、でしょ・・・
 皆さんが「判りづらい」と感じてしまうのは主に「メニュー」だったりするのかも知れません。メニューを聞いて(見て)もその内容がよく判らない、という声はよく聞く事でありますが、それ以上に価格の問題も、あるんで、しょうかね・・・まぁ、とりあえず価格の問題は置いといて(コラコラ)、メニューですが、例えば「海老」をテーマに考えてみましょう。
 「海老」は日本人が一番好きな食材だそうですが、「海老の天婦羅」「ボタンエビの刺身」「海老のチリソース炒め」「海老とトマトのクリームスパゲティ」などよりは「オマール海老のロティ ソース・アメリケーヌ」の方が判りづらく、オーダーを躊躇ってしまうのではないでしょうか。
 海老の種類の問題もあるかもしれませんが、他の海老料理よりもオーダーを躊躇ってしまうのは「ロティ」「ソース・アメリケーヌ」といった文字でしょう。
 「ロティ」は「ロースト」、「ソース・アメリケーヌ」は「トマト風味の海老のソース」と訳せますが、どうしても一般的に言われるところの「敷居が高い」という感じは残ってしまいます。(因みに、本来「敷居が高い」は「不義理をしてしまって入りづらい」という意味です)
 しかも、フランス料理にありがちな「長いメニュー名」というのもお気軽感にストップをかけてしまう事は間違いありません。
 
「21日間ドライエイジングしたシャロレー牛の低温ロティ 軽く薫香を付けた白インゲン豆のピュレとスパイス風味の人参のピュレ 軽く煮詰めたジュと共に」

 どうですか、こんなメニューを見つけてしまったら見なかった事にしたくなる指数はうなぎ上りであります。
 しかし、逆に考えれば、お気軽なお店のメニューにこの要素を取り込む事によってちょっと高級感を持たせることもできるわけですよ。
 例えば、

「鶏もも肉のから揚げ」

 と謳うよりも、

「鶏もも肉の和風フリット 儚き醤油の香りと共に」

 とあったら「何だかよく判らないけど高級そう」と思えるわけです。

「鮭茶漬け」

 だって、

「ほぐした鮭のグリルと白きご飯のハーモニー 緑茶香るスープ仕立て」

 なんて名前になっていたら物凄いものを想像してしまうでしょう。
 フランス料理の場合、食材やその調理法、付け合せなどをメニューに反映させてしまうとどうしても料理名が長くなってしまう、という事はあるのですが、料理名も雰囲気づくりに一役買っている、と考えれば違和感ないと思えるのです。
 
 フランス料理の料理名が長いのは、食材、調理法、そして、作り手の想いが詰まっているから、というのはお判りになられたと思いますが、それと同じように、当ブログの文章が長いのも料理に対する考え方や想いが詰まっているから、とお思いになられるとお読みになるのが少しだけ楽になるのではないでしょうか。(強引な展開)

「全く料理に関係ない話の時は何が詰まっているのですか?」

 そうですねぇ、「想い」というより、「思いつき」の方がかなり詰まっています。

 いや、本当に思いつきでしかないのかもしれません。

 それは、神のみぞ知る事です。(お前が書いてんだろ!)





















スーツ姿が浮いている新社会人を見ると微笑ましく思えるのは歳のせいなのか

2015-04-02 22:35:49 | Weblog
 真新しいスーツに身を包んだ、というより「着られている」という表現の方が合う新社会人を街中で見かけるようになると「4月に入ったのだな・・・」と思ってしまいます。学生という呪縛から解け、新たなる道を進んで行こうという意思が感じられる笑顔を見ると、こちらも元気が貰えるものだな、と考えるようになると歳ですな、と思わずにはいられない今日この頃、皆様、如何お過ごしでしょうか。
 3月が「別れの季節」なら、4月は「出会いの季節」であります。先月、息子の卒業式に出席し「別れの季節」を体感してきた私は「卒業式=泣かせる場」である事を認識してきました。
 卒業式の場である体育館へ移動するまでの間の取り方や、睡魔を呼び起こしてしまう来賓の方々の挨拶を経てからの「公開泣かせ」である卒業式証書授与は今までの退屈な時間があるからこそその効果は絶大になるのです。そして、その後の卒業生、在校生、先生入り乱れた歌の応酬など2重3重に張り巡らせた「泣きのトラップ」に両隣の親御さん(うちの奥さんも含む)は号泣でありました。泣いていない私は悪人のようでしたよ・・・
 その日の夕方から謝恩会に出席させていただいたのですが(普段、学校イベントに出席しないので謝恩会くらいは出席しよう、という事で・・・)、その場でも入学から卒業までのクラスの軌跡をまとめたDVDが流され、最後の最後まで「泣きのトラップ」が存在しているのだな、と思わされ、周りを見ると号泣の嵐でありました。
 確かに、卒業式は「ここまで育ったんだな・・・」という感慨深いものが込み上げてくるのですが、「卒業」よりもその後「新たな生活(学生、社会人共に)」の方が重要であり、そこからが大変である、と考えますから卒業する事で安心はできません。ですから、私は卒業の場でどうしても泣く事がいないのですよ、言い訳っぽいですけど。
 学生の頃もそうだったのでしょうが、社会人になれば「人間関係」の重要さに気が付くはずです。意外かもしれませんが、我々の仕事である「料理」でも「人間関係」の難しさは付きまとう問題でありまして、その大変さに耐えかねて「店を辞めた」又は「料理の仕事を辞めた」というのはだいぶ目にしてきましたし、よく聞く話でもあります。
 勿論、私も何も知らず(というより、考えずに)に料理の世界に入り、その人間関係の複雑さを経験してきましたが、上の人間(この場合、シェフや料理長というのもありますが、すぐ上の先輩だったりする可能性が高いですな)の性格ひとつでヤル気が出たり、嫌になったり、という事はあります。
 実際、他人の失敗も自分のせいにされたり、身に覚えのない事で説教されたり、仕事が回ってこなくなったり、はたまた、無視されたり、といったよく判らない制裁を受ける事は多々ありました。ん~、思い出したらムカついてきたな。(コラコラ)
 イタズラやイヤガラセは意外と許せます。冷静に考えると仕事中にそんな事を考えるという事は、仕事が出来ない、というのを露呈している事になりますからね。ですから、仕事上のポジションを奪ってしまえばいいんです、その先輩から。仕事上の恨みは仕事で返すのが一番ですよ。無視はどうにもなりませんから無視返しでいいでしょう。
 一言で「仕事のポジションを奪う」と言っても一応、先輩は先輩です。仕事のポジションを奪う事は至難の業と言えるでしょう。しかし、先輩も人間ですから「不得意な仕事」というのがあるわけです。まぁ、よく考えれば不得意な仕事があるからイヤガラセなんてするわけですから、攻略法はあるんです。
 まずはその人(先輩)の仕事を、仕事をしながら観察する事です。(仕事をしないで観察していると本当に怒られます)毎日毎日、観察しているとその人の仕事のクセやパターンが見えてきます。それを理解したらその人(先輩)が仕事をする時に道具などをさり気なく先回りして出してあげるのです。
 それをするとその人(先輩)は大抵、ムカつきます。しかし、それを繰り返すと何も言わなくなってきます。そうなればこっちのものです。その人(先輩)が抱えている仕事(その人が不得意な仕事)を分けてもらいましょう。
 分けて貰ってその仕事をしているともうそれは自分の仕事になりますから、次の日、その仕事の材料を隠しておいて(ちょこざい)、完全に自分の仕事にしてしまいます。
 それを繰り返しながら他人の仕事の懐に入る技を覚えると、他の人からの評価が上がり、いつの間にかその人(先輩)のポジションに食い込んだりできるわけですよ。ポイントとしては隠していた材料をみんなの目の前で仕込み始め「オレがやりました」的な視覚的訴えを忘れない事です。これをやらないとその人(先輩)の株が上がりますから大胆な行動をしなければなりません。
 
 そして、重要な事は、いや、最も重要、と言ってもいいでしょう。飲み会には必ず出席し、その人(先輩)の先輩に近づいて「今日はツブれても先輩に付いてきます!」と飲みの男気を出して可愛がってもらう事です。そうする事によってポジション奪取に拍車が掛かるというものです。

 新社会人の皆さん、職場でイヤな事があった時、先述したようにこう思うのです。

「仕事の恨みは仕事で返せ!」

 仮に、個人的な事でイヤガラセされても仕事で返せばいいのです。そのためには職場の観察が欠かせません。そうすれば自分のポジションを作る事が出来るのです。

 自分のポジションを築き上げたらさらに観察してください。自分のポジションを確保できていない人を見つける事が出来ます。

 次の仕事はその人(この場合は先輩ではありません。同期だったり後輩だったり)の仕事を助けてあげる事です。

 仕事ができるだけではそれ以上に成れません。人心掌握も仕事では必要な事柄です。

「あなたはそんな事が出来ているんですか?」

 いや、独りで仕事していますから・・・仕事を奪われる事もありませんし・・・イヤガラセもありません・・・でも、独りは独りで大変なんですよ・・・寂しい・・・

 ですから、新社会人の皆さん!多くの人と仕事できる喜びも感じてくださいね。

 そして、最後に、飲み会には出席した方がイイっすよ。

 お金は誰かが払ってくれるんだから。