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小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
東海生、名高生、半高生に最も読まれています。

三省堂の教科書疑惑問題。調べてみると1902年に有りました、教科書疑獄。

2015-12-18 | 日記
教科書採択にまつわる事件で、三省堂が揺れている。この国では、似たようなことが頻発している。
教科書会社の社長が列車内に手帳を忘れた。その手帳には、贈賄の事実が記されており、200人もの逮捕者を出したという事件だ。
いつの時代も、贈賄事件は起きるのだが、この事件、手帳の落とし主が元高等師範学校の校長であったことが事件の重大さを物語っている。年末でもある折り、不祥事に巻き込まれぬよう、お互い気をつけたい物だ。


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女子サッカー、澤穂希選手今シーズン限りで引退。ご苦労様でした。

2015-12-18 | 日記
 先日の「男の修行」ならぬ、女の修行を積まれた、澤さんが引退。不平不満を言わず、最後まで女の美学を貫いた、貴方は偉い。
何らかの形で、今後とも女子サッカーの発展にご尽力ください。


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見えども見えず、聞けども聞けず。学べとも、学べず。その背景jにあるものは・・・。

2015-12-16 | 日記
 実際に物を見ているのに、特徴を覚えていなかったり、しっかり聞いたはずなのに、大切なことを聞き漏らしたりすることは多い。
日頃、しっかり学んだはずなのに、試験では、さっぱり出来なくて、学べていないことがある。視覚と聴覚それぞれの神経系統は脳の中で複雑に絡み合っている。視覚に関しては、平面的な座標系の理解も、学習が必要だ。しかもその前提に、左右、上下の識別能力が関わっている。また、空間認識もさらに相対的な位置関係の理解が欠かせない。これは普段から無意識のうちに学習しているのだが、その体験的な知識が脳内で一つの枠組(framework)として出来上がっているようだ。従って、何らかの原因でそれが形成されていないと、正しく空間認識が出来ないようである。目の見えない人が、角膜の移植を受けて視力を回復したとしても、0歳から幼児期に先の空間認識のフレームを形成していないと、「見えども、見えず。」の状態になるという。関数のグラフがかけない生徒がいたら、単なる怠慢ではなく、ひょっとして「空間認識能力に問題があるのではないか。」と疑う必要があるのではないでしょうか。出来ない、その原因を探すことの大切さを再認識する、今日この頃。

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鉄緑会の問題集「東大数学問題集・問題編・解答編」の右に出るものは有りません。

2015-12-11 | 大学受験
 豊富な解答例と信頼性の高い配点で定評のある鉄緑会の数学問題集。角川学芸出版から出ている。お値段は、2016年度用が、4536円であり、過去30年分のものが16200円である。そもそも鉄緑会とは、東大の卒業生によって創られた塾であり、東大を筆頭に抜群の合格実績を誇っている。
 さて、内容については、解説が丁寧であり、問題の背景を詳しく解説しています。また採点基準も明示してあり、得点の自己採点が可能です。広く数学入試問題の研究に役立ちます。

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医学部攻略の数学(河合出版)

2015-12-10 | 大学受験
 およそ、10年前に出版された「医学部攻略の数学ⅠA、ⅡB」が改訂された。
医学部とうたっているが、難関校を受けるなら、「これだけのことは知って欲しいこと。」が要領よくまとめられている。

おすすめの一冊だ。1600円+税

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男の修行(山本五十六再び)

2015-12-10 | 日記
 男の修行 山本五十六

苦しいこともあるだろう
言いたいこともあるだろう
不満なこともあるだろう
腹の立つこともあるだろう
泣きたいこともあるだろう

 これらをじっと
 こらえてゆくのが男の修行である


戦後の高度成長時代のお父様方の座右の銘だ。















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昨日12月8日は、真珠湾攻撃による日米開戦日。長岡市で慰霊祭。何故?

2015-12-09 | 日記
 新潟県長岡市は日本海軍、連合艦隊司令官であった山本五十六の出身地。4年前から真珠湾攻撃による死者に対する慰霊祭が、長岡市で実施されてきた。少し奇妙な気がする。
 何はともあれ、山本五十六という名前を強烈な思いで意識したのは、海軍兵学校の江田島を訪問したときだ。「山本五十六には有名な言葉があります。教育者にとって、参考になる言葉なので、紹介しましょう。」そういって、次の言葉を教わった。教えてくださったのは、東海中学校高等学校元校長、林碩聞先生であり、現校長の林道隆先生の父君だ。

 やってみせ 言って聞かせて させてみせ
 褒めてやらねば 人は 動かじ

有名な言葉だ。

 人に何かを教えるとき大切なのは、
 まず、自分でやって見せることだ。
 ここは、こうするんだよと言って聞かせる。
 その上で、本人にさせてみる。
  それだけで終わってはいけない。
  出来具を良く見た上で、
 その人を褒めてやらないと、人は成長しないよ。

概要は以上の通りだろう。

今日に至るまで、この言葉を片時も忘れずに事に当たってきた。
しかし、その成果はどうであったか。
はなはだ心許ない。






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北京の大気汚染に思う。日本の半世紀前をトレースする中国。北京ぜんそく発症?

2015-12-08 | 日記
経済活動が活発化する中国の今は、日本の50年前の状況によく似ている。高度成長経済のまっただ中で起きた各地の公害病を思い出す。熊本の水俣病、四日市ぜんそく、富山神通川のイタイイタイ病。経済性が優先されたまさに公害の典型。中国はその日本の辿った道を忠実に歩んでいる。公害先進国、日本の環境工学を学ぶ必要が今の中国にはある。多くの人民を不幸にしないために成すべきは、経済性優先から、人間性優先へと大きく舵を取ることだと思う。

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この世の中には、無数の民族音楽があるが、どの音楽も一定の音階があるのは何故?

2015-12-04 | 音楽の楽しみ
 5音階、7音階があるのはご承知の通りである。
音と音の高さの関係には一定の比率がある。大方は2:3の比となっている。民族、地域、年代が異なっても音階、音律が必ず存在するの不思議な気がする。誰が定めたわけでもないのに、自然発生的に音階が存在すると言うことは、人間にとって音楽、音階は原始的なものかも知れない。人間の存在そのものが、音楽、音階を本質的に必要とするのかも知れない。そうすると、人間の本質に根ざしたものが音楽であるとすれば、音楽を楽しむ者が人間であると定義してもおかしくはない。ホモ=サピエンスをもじって、「人間とはホモ=ムジーク」と定義できる。
 亡きなった、建築家の黒川紀章さんが人間の特質を「ホモ=モーベント」と定義されていた。「人間は、動く者である。」という定義だ。
 ここで、音楽の果たす社会的役割を考える必要があることに気づいたのだが、あまりにテーマが大きいので、順次物事を整理して論じてみたい。


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マイクロソフトのWindows誕生30周年。(実際はもっと旧いが・・・)

2015-12-03 | コンピュータよもやま話
 アップル社のマッキントシュのグラフィカル・ユーザー・インターフェースをIBM-PCでも使えたら良いのに。と当時多くの人が思ったに違いない。マイクロソフトのBill Gatesも当然そう思ったに違いない。マック用のwordも順調に売れ行きを伸ばしている。Gates自身もPC用にワードを使いたかったのだろう。号令一下、IBM-PC用のグラフィカル・ユーザー・インターフェースを開発することになった。PC用には既にPC-DOSが既に存在しているが、DOS.version5.0として開発されていたのが、MS-Windowsであった。出来上がったそれは、まるでマックと見まがう出来であった。(これはパクリそのものだった。)ただ初期のバージョンでは、windowそれぞれがタイリングであり、オーバーラップタイプではなかった。あまりに似ており、当然アップル社が著作権侵害でマイクロソフトを訴えることとなった。爾来、両社は法廷で争うこととなる。最後は和解金をマイクロソフトがアップル社に支払うことで終わっている。(和解金は2兆円を超える!?)法廷闘争では、マイクロソフトの時間稼ぎ戦術が目を引いた。引っ張るだけ引っ張って、Windowsを売りに打って、稼いだお金のなにがしかから和解金を支払う。絶対に損はしないという固い決意が見え隠れする。
 さて、話が長くなった。そのWindowsを日本語化した最初の会社が日本電気だった。1983年から1985年にかけて日電の姫路工場で98用のwindowsの移植作業が成された。出来たてのWindowsはアプリケ-ションソフトもほとんどなく、アクセサリーのリバシーが使えるのみといった代物だった。その後Windows2.1用に、ワードとエクセルが出荷されたが、あまり実用的なものではなかった。やはりWindows95の出荷が一つのエポック・メーキングであった。インターネット対応を武器に、急速に普及し始め、日電の独壇場であったPC98シリーズも次第にそのシェアを下げ始めた。姫路工場で陣頭指揮に当たったのはHさん(アスキー関係者)だった。人海戦術での移植作業だったので、IBM-PC用のソースファイルをとりあえず98上でコンパイルし、バグの発生箇所をつき飲めて、ソースファイルを書き直し、再度コンパイル。こうして実践的に移植作業を進めた。アスキーマイクロソフトが提携を解消して、マイクロソフトの日本法人が立ち上がったのが1986年だった。Windowsが普及する前までは、メーカー毎にソフトの互換性がなく、例えば98用のロータス123は富士通のFMRでは作動しなかった。データの互換性は実現できていたが、ソフトウェアの互換性はなかった。多くの98ユーザーはIBM-PC用のソフトを使いたがる傾向があり、移植待ちのソフトウェアはそれこそ山のようにあった。市販ソフトのコロボックルというソフトを使うと、IBM-PC用のソフトが98上で作動する。約90%の互換性を歌っていた。
 Windowsをビジネス分野に使おうとマイクロソフトがプロモートをかけているまさにその時期、アメリカのマイクロソフト本社ではとんでもないことが起こっていた。なんとマイクロソフトの基幹業務に、IBMのAS-400シリーズを大量購入!のニュースがIBM社内に流された。しばらくIBM社内はどよめいた。マイクロソフト自身がWIndowサーバーはビジネスに使えません、信頼性有りませんと宣伝しているようなものだ。平成10年7月末の出来事だ。しかし、今から思えば、したたかなマイクロソフトのこと。IBMのミッドレンジマシンを使い込んで、ノウハウを把握することが目的だったことがうかがえる。ビジネスに弱いマイクロソフトが社内システムでIBM製品を使いこなすことで、ノウハウを取得していたのだろう。時間の経過とともに、マイクロソフトのしたたかさが際立つ一件だった。

今日はいつになく長かった。ここまで読んで頂いて有り難うございます。

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