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小島教育研究所

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この世の中には、無数の民族音楽があるが、どの音楽も一定の音階があるのは何故?

2015-12-04 | 音楽の楽しみ
 5音階、7音階があるのはご承知の通りである。
音と音の高さの関係には一定の比率がある。大方は2:3の比となっている。民族、地域、年代が異なっても音階、音律が必ず存在するの不思議な気がする。誰が定めたわけでもないのに、自然発生的に音階が存在すると言うことは、人間にとって音楽、音階は原始的なものかも知れない。人間の存在そのものが、音楽、音階を本質的に必要とするのかも知れない。そうすると、人間の本質に根ざしたものが音楽であるとすれば、音楽を楽しむ者が人間であると定義してもおかしくはない。ホモ=サピエンスをもじって、「人間とはホモ=ムジーク」と定義できる。
 亡きなった、建築家の黒川紀章さんが人間の特質を「ホモ=モーベント」と定義されていた。「人間は、動く者である。」という定義だ。
 ここで、音楽の果たす社会的役割を考える必要があることに気づいたのだが、あまりにテーマが大きいので、順次物事を整理して論じてみたい。


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