ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

長谷ダム

2017-03-31 16:53:14 | 兵庫県
2017年3月26日 長谷ダム
 
長谷ダムは兵庫県神崎郡神河町にある関西電力の発電用重力式コンクリートダムで、揚水式発電の大河内発電所の下部調整池として1995年(平成7年)に建設されました。
上部ダムの太田ダムとの落差394.7メートルを利用して大河内発電所で最大出力128万キロワットの揚水式発電を行っています。
 
兵庫県には『長谷』と名のつくダムが3カ所あり丹波市の長谷大池とたつの市の長谷ダムはそれぞれ『ながたに』と読みますが、この長谷ダムは『はせ』と読みます。
 
市川沿いに県道404号線を北上し長谷駅手前で県道39号を左折すると関西電力のPR館の『エルビレッジ おおかわち』に到着します。
長谷ダムと太田ダムのダムカードがここで配布されているほか、大河内発電所の見学ツアーも実施されています。
見学ツアーには是非参加したかったのですが、今回はスケジュールが込んでいることもあり泣く泣くパスしました。
 
エルビレッジから県道39号を砥峰高原方面に進むと左手に長谷ダムが見えてきます。
V次の導流壁が美しいすっきりしたダムです。
 
アングルを変えて
クレストには10門の自由越流式洪水吐
堤体下部にはコンジットゲートがあります。
 
ダム湖上流から遠望。
 
堤体も見学可能。
 
右岸から。
 
天端も立入可能です。
 
ダム湖
特に名前はありません。
 
減勢工
河川維持用のバルブ放流が行われています。
 
右岸の揚水式発電の放流口。
 
1518 長谷ダム(0896)
兵庫県神崎郡神河町長谷
北緯度分秒,東経度分秒
DamMaps
市川水系犬見川
102メートル
254メートル
千㎥/千㎥
関西電力(株)
1995年


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