おれは、土門拳になる。第2章 写真家増浦行仁公式ブログ

写真家<増浦行仁>のオフィシャルブログ。
志を追い続けた増浦が「夢を追う」こととは何かを本音で語る。

Le Mange-Toutで、一足早い誕生祝い

2013年07月01日 | 日記--感じたことなど
ご無沙汰してごめんなさい。

出雲大社の本殿遷座祭とそれに続くご奉賛行事が終わり、
それまで滞っていた業務に忙殺された6月だった。

5月は殆ど出雲に詰めていた。
2008年に許可を頂き撮影を初めてから早5年、
出雲大社の皆様には本当に良くして頂いた。
心から感謝申し上げます。
頻繁に伺えないのは少し寂しいですが、
このご縁は生涯大切にして参りますので、
出雲の皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

さて、先週の金曜日、かねてからの知り合いで、ミシュランの二つ星レストランLe Mange-Tout(ル・マンジュ・トゥー)に行って来た。
僕が尊敬するシェフの谷氏は、料理には厳しいが、気さくで、ちょっとやんちゃで少年のような人。

1年前に台湾で偶然お会いして以来だが、大歓迎して頂いた。
料理もサービスも極上!
それぞれの料理に合わせて出されたワインも素晴らしかった。
また、サプライズで1週間早い誕生日まで祝って頂いた。
お祝いのケーキは、お持ち帰りで頂戴したが、これも絶品!!



料理にも、アート同様驚きが必要だ。
Le Mange-Toutというとクラシックのイメージが強かったけれど
今回、そんな思い込みは見事にかわされてしまった。
一皿一皿にシェフのチャレンジ精神を感じ、
僕の舌も感性も刺激されっぱなしだった。
また同伴者への細やかな配慮にも感謝だ。

挑戦なくして成長はあり得ない。
常に進化するレストラン、それがLe Mange-Toutだ。

谷シェフは、次世代の育成にも力を入れられている。
いつ訪れても、スタッフが皆元気でいい顔をしているのが気持ち良い。
聞けば見習いシェフは皆30歳になるとフランスに出すという。
Le Mange-Toutで修行をすることは、世界への扉を開くことなのだ。
きっと谷シェフの信念は時空を超えて受け継がれて行くのだろう。
(料理の感性は学べないが、料理への信念は学べるだろう)
僕の理念でもある、世代継承、世代生生が言葉の通り生き生きと行われているのが素晴らしい。

Le Mange-Toutの皆様、本当にありがとう!
僕も負けないよう頑張ります。

追伸・・料理の写真は撮っていないので載せられません。
    僕は料理評論家では無いので、出された料理を   
    いちいち写真に撮るのも失礼だろう。
    それよりも、ゆったりと美味しく頂く方が良い。


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