4月24日(木)
今日はぽっぽちゃんと二人だけの猫の手隊。
長靴を履き大きな帽子と手袋をして
「着きましたぁ。」とお電話をしたら
「ニンジンケーキとコーヒーがあるよ~~」というお返事。
きのぴさんは、もう、一仕事を終え 休憩モード。
私達は何もせぬ内に休憩、30分。
アッ、おいしいおやつをいただいてから
写真を撮り忘れたことに気付いた。



今、まいておかないと駄目になる種をポットに作ろう、と
きのぴさんがいきなり足元の土の上にポット用培土を
袋からザーッと倒し、手ですくってポットに入れ始めた。
「え~~っ、混ざってもいいの?」
「いいんだよ、ノロノロしてたら間に合わない!
はい、真ん中に指で穴を開けて、ここに種を一つずつ・・・」
私は手袋を取り素手で必死に遅れないように
指で小さな種を摘まみ真ん中に置き、チョンチョンと
土を摘まむように蓋をする。
その間、「あのね、そんな座り方じゃ疲れるし
立つときが大変だから、こうやって、腰をグイッと
下まで落とし、股をガッと広げる・・・」
「ああ、なるほど・・・あっ、駄目!後に転ぶ!!!」
「なんで?グッと股を開いて腰を落とすんだよ、簡単じゃない!」
「だって~~~、後が下り坂になっているんだもん!」
「えっ?そんなときは、こうやって座るものを見つける。」
と言って、小さめの植木鉢を二つ重ねてひっくり返し、
先程、培土を出した20lのポリ袋を畳んで置いてくれた。
これで効率も良く疲れずに済んだが、
私はおかしくておかしくて一人で笑っていた。
口には出さなかったが
「あのね、昔、不良ぽい子達が
コンビニの前で座っていた格好でしょう?
その格好は年寄にはむずかしいの、
脚の筋肉がなければ出来ないのよ」
なんて思いながら・・・
彼女の勢いに負けないように懸命に手も口も動かしながら
まるで漫才のようなやり取りの楽しい種まき、
あっという間に200個近いポットが出来上がった。







急いで畑に下りるとぽっぽちゃんがお一人で懸命に
サニーレタスの移植作業やキヌサヤの収穫をされていた。



そして、二人でキュウリの種を10cm間隔で直にまき、
たっぷりと水をまき今日の作業は終わり。
台所に行くと「タケノコのカルボナーラ」作りが始まっていた。
タケノコ、ニンジン、茎ブロッコリー、他にベーコン、
牛乳、生クリーム、早過ぎてよく分からないが、
たっぷりのサラダと猪のハムも添えられていて、
とってもおいしくいただいた。

昨年の夏の暑さは格別だった。
一体どれぐらいの種をまいたか・・・
ほとんど収穫はなかった。
今年は猛暑になりませんように・・・
