マッシーパパの遠吠え

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麻生総理が反面教師? 漢字の勉強、流行ってます!

2008-12-30 11:03:09 | Weblog

麻生閣下の相次ぐ漢字の誤読が話題となる中、今年1月に刊行された「読めそうで読めない間違いやすい漢字(出口宗和著)」が、最新の「オリコン”本”ランキング」総合書部門で100位圏外から一気に41位へ浮上したという。その発行部数は、教養本としては異例の23万部に到達。出版社も麻生サマサマだと、感謝しているとか(http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081225/plc0812250815002-n1.htm)・・。

いや、感謝するのは他にもいる。こちらは任天堂DSだが、100万部を超える大ベストセラー漢字読本『読めそうで読めない漢字2000』、『書けそうで書けない漢字2000』、『あってるつもりで間違ってる漢字』(加納喜光著/講談社+α文庫)から、「読めそうで読めない漢字DS」を登場させたという(http://moura.jp/lifeculture/kanji2000/index.html)。何しろ、「漢検DS」で06年9月以来50万部売ったというだけにこの新作もヒット間違いなしと期待しているそうだ。

そして又、教育現場でも、先生が生徒に「漢字を勉強しないと、麻生総理のようになりますよ」といえば、生徒が勉強しだした(笑い)という話も聞く・・。

ま~、その真偽はともかく、麻生閣下の怪我の功名で、国民が漢字に興味を持つのは大いに結構なことだ。

というのは昨今、何かというと、エイゴ、英語! 文科省など、小学低学年から導入したくて仕方ないらしい。いや、先日など、高校の新学習指導要領案で、「英語の授業は英語で行うことを基本とする」とのたまったとか。ホンと、懲りない連中である。

あの悪名高い「ゆとり教育」で失敗した遅れを取り戻すのだ(?)と今度は一気にハードルを上げ、現場はもう戦々恐々。なにしろ先生自体、英語が流暢にしゃべれないし、生徒も学校によっては、アルファベットのbとdが区別できないものもいる。そんな中で、「英語で授業なんて無理」と苦笑しているそうだ(http://mainichi.jp/life/edu/news/20081223k0000m040089000c.html)・・。

そんなくだらないことを考えている暇があるなら、「KY(漢字読めない)人間」を一人でもなくす方途を考えろよといいたいね・・。

ついでに文科省のお偉いさんに言っておくと、英語がしゃべれるから偉いのではないということ。断っておくが、マッシーパパが喋れないから僻みで言うのでないよ。勿論、しゃべれるに越したことはない。でも、しゃべれないと困るものでもない。むしろ、日本語をまともに喋れないことの方が問題であって、日本語をきちっとしゃべれるようにすることが先決だといいいたいのだ。

つまり、麻生閣下のように、海外に2年も3年も留学していれば当然、英語も喋れるようになるでしょう。でも、漢字ひとつ読めませんとなれば、これはもう、世界の笑いもの。なかんずく、漢字の国の中国人に「漢字読めぬ”阿呆”首相」と馬鹿にされるのが落ち(http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1228982301/5n-)。

しかも、英米人など、2才の赤子でも英語が喋れるから、誰も日本人が英語を喋れるからと尊敬してくれない。むしろ、その人の人格と教養を推し量って人物評価するはず。

あのノーベル賞だってそのとおりで、英語ができることが受賞条件でない。だからこそ、益川教授も英語ができないのを恥じることなく、現地での記者会見や受賞記念講演で、「I am sorry ,I speak in Japanese only」と日本語で通したという。むしろ、ノーベル委員会の方が気を使い、「マスカワセンセイ ココロヨリ オヨロコビ モウシアゲマス」と日本語で祝福してくれたでないか(http://video.taggy.jp/detail/193789154)・・。

ま~、この先生のケースは特別といえば特別だが、それにしても、いかなる場合も英語は副次的なものだということを象徴した出来事だった。それに、昔から、科学に強い人は国語にも強いともいわれてきた。いや反対かも。国語に強いから科学に強くなったのかも。つまり、国語はすべての学問の基礎。国語力を伸ばすことで、数学や理科や、英語の理解力アップにもつながるからである。

文科省キャリアも益川氏のエピソードを肝に銘じて、「英語の授業は英語で行う」など世迷言を言わぬことだよね・・。

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