マッシーパパの遠吠え

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「マスコミを懲らしめるには、」とマジで説く、自民若手議員にあなたもびっくり? でも本当に驚くのはこれ!

2015-06-29 15:48:40 | Weblog

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自民党若手議員の勉強会で、安全保障関連法案への国民理解のなさはマスコミに原因があるとし、

「マスコミを懲らしめるには、広告料収入がなくなるのが一番(大西英男議員)」、「マスコミのスポンサーにならないこと(井上貴洋議員)」、「沖縄のメディアは左翼勢力に完全に乗っ取られている(長尾敬議員)」と次々、八つ当たり。

また、講師に呼ばれていた百田氏も「沖縄の二つの新聞社は絶対つぶさなあかん」と暴言、

それを聞いた加藤官房副長官まで、諌める立場にありながら、「傾聴に値する」と感心する始末。

でも、さすがはマスコミです。内内の勉強会でしかもオフレコ発言を、しっかりスクープする能力は捨てたものでない(?)。

いや、ひょっとして、安倍政権の言論統制でこのところ、やり込められていた意趣返し?

それとも、ただ、おのれの死活問題にかかわる案件だったから・・。

そうそう、こちらもとんと、政府を攻めあぐねている民主の岡田代表がこの敵失でチャンス到来と、

「自民党のおごりの結果だ」と批判。

そして、このことに謝罪もせず、かれらの処分にも消極的な総理を追及すると意気込む。

ま、「報道規制」など、トンでも発言で、自民党の本性丸だしなのだが、驚くのはこれだけでない。

 まず、この発言をした議員3人はすべて50歳以上、大西氏にしては68歳なのに、なぜか自民党若手議員と言われる。

それはともかくも、この大西氏、あの国会を病欠、秘書との同伴旅行で世間を騒がせた上西小百合議員に以前、「まず自分が子どもを産まないとダメだぞ」と、汚いヤジを飛ばした、名うての「ヤジ将軍」だった。

そして、今一人の長尾敬氏は知る人ぞ知る、「裏切り者」。先の総選挙で落ち目の民主党からトンズラ。

ブログで右系だから安倍氏のもとにはせ参じたと言い訳する、日和見主義者。

 また、井上氏はというと、旧古賀派の新開氏と公認争いした際、自分の味方ををしてくれた総理に恩義があるということで、憲法改正、集団自衛権に賛成するただの陣笠議員。

つまりは、政治に情熱を燃やす若手というより、汚い政治の世界にどっぷり浸ったオジサンたちの安倍チルドレン。

いわば、今回のビックリ暴走も、戦争法案に衆寡敵せずな「殿」の御前にはせ参じ、忠節を尽くす先陣争いに参加したかっただけという、種明かしにこそ驚かされるのでは・・。

さて、驚くといえば、むしろ、今回の「マスコミの一刺し」、

軽減税率適用の甘言で牙を抜かれた新聞業界と携帯会社のわずか1/10の負担で毒まんじゅうを食わされ、肝心な時にものが言えなくなったTV局。

そればかりか、安倍政権の特定秘密保護法や日本版NSCの制定以後、貝のように押し黙り、政権批判するまともな評論家や識者まで、番組からはずしたり紙面から遠ざける。

一方、政権との親密交際を競うように、マスコミ各社のオーナーや幹部たちは安倍総理との会食にいそしむ・・。

だからこそ、共産党は「安倍政権のメディア戦略 幹部とは会食 現場には恫喝http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-12-30/2014123001_01_1.html)」とマスコミと政権がべったりになるのを警戒。

また、元朝日新聞記者の井上久男氏もニュースの深層で「メディア幹部よ、安倍首相と仲良く飯を食ってる場合か!http://gendai.ismedia.jp/articles/-/43941)」、と警鐘を鳴らすのです。

いやはや、総理のただ飯食ったその翌日に、しゃーしゃーと総理の恥部を剥ぐ。その二重人格ぶりにはただただ驚くばかり。

なるほど、自称自民党若手の先生方がマスコミを毛嫌いするわけだわ!・・。

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