マッシーパパの遠吠え

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これが大新聞のすることか! マニフェスト検証大会の結果を捏造する「読売」の狙いとは!?

2009-08-12 13:54:51 | Weblog

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贔屓(ひいき)の引き倒し(贔屓しすぎて却ってそのものを不利にすること)とはまさにこのことを言うのだろう。

8月10日の「読売」一面トップは、「公約を辛口採点」と題し、学者や経済人らが参加する「政権公約検証大会」の結果を報じている。

但し、1面の記事は参加9団体の評価点数をただ掲載するだけで、<公約検証の詳報は9面、関連記事は3面>とある(http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090809-OYT1T00807.htm)。

「それでは」と解説する3面を紐解くと、冒頭に、「参加9団体からは、政権を争う自民、民主の2大政党に対し、厳しい注文が相次いだ」と書いているにもかかわらず、具体的な内容は・・、

民主党評価に対しては、「マクロ経済のシナリオや成長戦略が全くない、という点で、民主党の政権公約は致命的だ」と、初っ端から手厳しい、チーム・ポリシーウォッチの岸博幸慶応大教授の言。

そして、「他の団体も民主党に対し、『消費税増税を含む税制改革を先送りし、財政面が不安』(日本総合研究所)、『自民党以上にばらまき政策の羅列で、ツケは国民負担と経済成長の低迷という形で跳ね返るのでは』(言論NPO)と厳しい見方を示した」と辛口評価を並べる。

さらには、「民主党の”子ども手当”支給などの財源確保策を高く評価したのは民主党支持の連合のほか、中小企業支援策に期待感を示す日本青年会議所など少数だった」と誉めてるのかけなしているのか分からない文言・・。

一方、自民党マニフェストには「世界トップクラスの国民所得などを目標にした成長戦略を掲げ、経済好転後の消費税率引き上げも明示、中長期的に財政再建を図る方針を打ち出す。成長の果実を期待する経済界は現実的で責任ある政策(経済同友会)と高い評価を与えた」など、シンパの美辞麗句を並べる。

又、外交・安全保障政策でも「多くの団体は民主党に対し、「外交・安全保障分野の政策項目が少なく、内容が薄い」(構想日本)などと厳しい見方を示し、自民党に対する評価の方が総じて高かった」と強調する。

そして、自民への辛口評価として、「小泉構造改革路線に代わる経済・財政政策の新路線の軸が見えない」や「「政府支出を拡大したままで増税を目指し、マクロ経済運営の方向性が間違っている(チーム・ポリシーウォッチ)」。

また、「首相の度重なる交代や、説明が不十分なままの政策転換などから、(このマニフェストも)実行への信頼性は低い(PHP総合研究所)」や「首相の指導力が全く感じられない(言論NPO)」など記載して、民主とバランスをとったつもりでいる(http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090810-OYT1T00040.htm)。

一体、このどこに、「自・民に厳しい注文なのか」。これでは、「にだけ厳しい注文」じゃん。まさに、読者に誤解を与えんと目論む自民党エージェンシー躍如たる記事である。

いや、一面トップで報じた9団体の平均点数、自民、46.6点民主52.7点とは大いにかけ離れた、「羊頭を掲げて狗肉を売る」仕儀だ・・。

因みに、自民党シンパの産経ですら、「自民・民主に辛口評価 3勝3敗2引き分け」と、民主支持の「連合」をはずして引き分けに持ち込むのがせいぜいである(http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090809/elc0908091708003-n1.htm)。

他方、客観的に評価のできる「朝日」は、「自民・民主の公約、バラマキに苦言 民間9団体が検証」と、「民主の4勝3敗2分」と自民のシンパの経済同友会も元自民党の竹中平蔵氏の率いるチーム・ポリシーウォッチを除外せずまともにカウントして判定(http://www.asahi.com/politics/update/0809/TKY200908090174.html)。

又、「毎日」も、「政権公約、民主が優位 自民44.9点/民主52点」と、すでに別途、発表した「全国知事会」を除いた8団体の平均点数で優劣を報道している(http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090810ddm001010084000c.html)。

どうです。これを見てもらえば、マッシーパパの怒りがいい加減でないことが分かってもらえたと思う。

昨日のエントリーでも指摘したが、「読売」の異常な偏向報道はNHKのそれどころでない。このような捏造まがいの記事を書くようではもはや、全国紙としては失格。

又、この日本の将来を決める大事な選挙に、意図的な妨害報道をするようでは公職選挙法違反と言っても過言でない。

何らかのペナルティを与えないと、民主主義がゆがめられるのではないだろうか。いや、やっぱ、老害子を排除しないと、永久に「読売」は「外見一流、中身三流」の評価から逃れられないかもね・・。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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