マッシーパパの遠吠え

インターネット情報を丹念に読み取り、ニュースの裏に潜む真実を綴るあなたのためのブログです。

著名な政治評論家・板垣英憲氏ともあろう方が、なんともおかしなブログ記事を・・

2011-05-30 12:15:29 | Weblog

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著名なブロガーで政治評論家でもある板垣英憲氏のブログ記事に『小沢一郎元代表が、米国が熱望する「前原誠司首相』実現を目指して、「管直人退陣」を求める署名運動!(http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/6410a5cc185167da49ad239b8d66492c)』」と、なにやら怪しげなタイトルが踊る。

このセンセイは日刊ゲンダイに負けないぐらい、小沢擁護の記事を連日、書きなぐるブロガーで有名なのだが、とうとう、病膏肓に入ったか、与太話を書くようになったらしい。

ま~、見てのとおり、タイトルからして矛盾だらけなのだが、よほど、民主党内の(小沢に対する)風向きが変わりだしたことがうれしくて、先走って書いてしまったのかも?

何しろ、あれほど、小沢氏をクソミソに批判していた煙たい存在の渡辺康三氏が小沢氏との手打ちのために、「合同誕生会」を提案し、その発起人にこれ又、反小沢の急先鋒だった前原誠司が労をとると言い出したのだから好機到来。

早、小沢復権がなったと思わず小躍り、記事もタイトルもいい加減になったのであろう。

第一に、小沢元代表が「前原首相」実現を目指して、「管おろし」の署名運動をするといういい加減な書きよう。

憶測もいいところで、ネット情報ではあくまでも彼らの署名運動の目的は管おろしで政局の展開を狙うだけ。前原首班説は別に仙石氏の周辺から出た筋のもの。

それも、「原発事故の収束の見通しがたたないなかで政局を起こすべきではない」と、この運動に批判的で、(山岡賢次副代表らが進めている両院総会開催の署名集めも)思うように行っていないと聞く。

又、板垣氏はこの運動が野党の自民党や公明党の協力も期待できるやに書いているが、それも独りよがり。

あくまでも自公サイドの管おろしは「小沢」抜きが前提。そのことは小沢氏が唱える「マニフェストの堅持」と、自公が(管おろしの)条件とする4K抜き(子ども手当て、高校無償化、高速無料化、農家の戸別補償)と真っ向から整合しない。

仮に百歩譲って、それでも小沢派と自公連立で前原政権が誕生するとすればもはやそれは野合。国民からそっぽを向かれること必定。

国民の信を失った今の民主に対し、総選挙一つで、逆転も可能な自公が民主を利する前原政権にやすやすとくみするなど、考えられない。

それに何?「米国が熱望する」から前原誠司首相をだと・・。

一体誰のための首相ですか?首相はいつのまに「米国の支持」が条件になったというのですか?

いいですか? よその国が、「熱望する」ということは、相手に、「くみしやすい」と思われている証拠ですよ。

しかも、前原誠司と言う男は週刊現代も言うように、「民主党一、危険な男だ。思いついたことをすぐ口にし、その都度、周囲は混乱する。だが、いつのまにか本人だけは火事場か抜け出している。火をつけ逃げる男ーそれで大丈夫なのか」ということです。

これでもまだ、納得できないようでしたら、あなた(板垣)と同じ小沢シンパの日刊ゲンダイに聞いてみるといい。

きっと、「何を考えているのか」と怒髪天を衝いてお怒りになるから・・。

ともあれ、板垣氏も前原氏を引き合いに出したのは、秘書裁判でにっちもさっちも動けない窮地の小沢氏の救世主に見立てたのであろう。

又、板垣氏の望む日米蜜月時代(?)だった小泉純一郎政権の再来を、アメリカに心象のいい前原ならうまくやってもらえる。いや、小泉同様、アメリカの政権中枢にパイプの太い小沢氏と彼が組めば全てうまくいくと思っているようだが、それこそ幻想。

何しろ、小泉の構造改革の全てが、米国に都合のいい「「市場原理主義」に基づく改革だったということ。

それも、小泉がグローバル資本主義(ユダヤ資本)の走狗として、禿げたかファンドの望む要求を米国の年次改革要望書という形で押し付けられて実施したものである。

だからこそ、改革の後遺症として、「負の遺産」や「影の部分」が残り、日本の社会を駄目にしてしまったのである。

そのことに一番、思いをいたさねばならないはずの政治家やその政治家の言動を監視すべき評論家が、その学習効果もなく、バカな前原という政治屋を推奨すること自体、現在の日本の宿痾(しゅくあ)の一つと言えるのでは・・。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪ 

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【参考】

『やめてくれい!ポスト管が前原誠司なんて?(http://blog.goo.ne.jp/massypapa/e/a4b935375abc3129c12efd190eeb029b)』

『民主偏向の日刊ゲンダイが何故か前原たたき、これって、彼が反小沢だから!?(http://massypapa.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-2a57.html)』

『小泉改革は誤りだった?急先鋒の元改革論者がザンゲ!?(http://blog.goo.ne.jp/massypapa/e/08c3dd21612e87dd1730827daca7d793)』