マッシーパパの遠吠え

インターネット情報を丹念に読み取り、ニュースの裏に潜む真実を綴るあなたのためのブログです。

橋下知事も結構、しつこいですね!でも彼がそこまで言うのも何か魂胆があってのことなのかも!?

2011-05-11 17:55:53 | Weblog

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「首相公選へ改憲を。国民は権限取り戻せ」 憲法施行記念式典で橋下知事(http://sankei.jp.msn.com/region/news/110509/osk11050915120009-n1.htm)』と、「産経」記事。

どうやら、知事は、「国会議員が首相を選ぶという憲法の規定は、国会議員そのものが国民の意思を反映していないので誤っている。だから、首相公選制にする運動を起こして憲法を改正しよう」と言いたいらしい。

一体何なのですかね。この彼の首相公選制に対する思い。

いくらなんでも変だと思いません? たった1年の間に3回も同じことをベラベラと・・。

マッシーパパが始めて、彼の口から「憲法を改正して首相公選制を目指すべき」との言を耳にしたのが、昨年7月の参院選で民主が敗北した時。

確か、「選挙のたびに政権運営を気にする今の制度では政権は安定せず、役所を利するだけ」とアジっていたっけ。

しかも、今年1月には、「朝日」のインタビューに答えて、「3、4千万票の民意を得て、直接選ばれた首相は得票数10数万票の国会議員に対し、リーダーシップを発揮できる」とおかしな論理を振り回している。

どうです、このこだわりよう。何ぞ、心中に期するところがないとこうもしつこくいわないよね・・。

ハイ、そこで考えられるのが、「総理の椅子」。これこそが彼の真の狙いで、首相公選制運動はその夢の実現のためのロードマップ。それも、悟られぬように、節目節目でしつこくアジテートする。

巧妙なのはそのキーワードで、「この国のリーダーを民意で選べる」「有権者と永田町の意識が乖離しない」とか「選挙のたびに政権運営を気にしないでいい」と、メリットを並べたて、

いかにも首相公選制こそが閉塞した日本を救うかのような言い回しをする。

そして、彼がたとえとして持ち出したのが、戦後、中曽根内閣以来の長期政権を担った小泉純一郎氏の政権運営。

それを「スーパーマンのような小泉氏だからこそできた」と牽強付会(けんきょうふかい:理屈に合わないことを、自分に都合よく無理矢理こじつけること)、

一定期間地位にいることが保証された首相公選制ならば、誰でも(小泉氏のような)長期政権が可能になると結びつけている・・。

果たして、彼の説は正しいのだろうか? 又、何ゆえ、マッシーパパが彼のことをアジテーターだの牽強付会の説をなすと決め付けたのか? それは以下のとおり、矛盾する彼の論理にある。

彼はそのことに気づいていないようだが、「選挙のたびに政権運営を気にしなければならない」のはリーダーに問題があるからで、決して議院内閣制の欠陥ではない。

むしろ、(リーダーが)国民の意思に反した政策をおし進めれば、「国民の意思が国会議員に反映されていないから」と有権者が鉄槌を下すのは自然であり、そのことを否定的に見る橋下氏こそ、「上から目線」のあらわれでないだろうか?

それに、ジュンイチローは決してスーパーマンでない

その証拠に、かって、あれほど国会で多数を誇っていた自公政権が小泉以降、急速にその数を減らし民主と政権交代したことよりもあきらか。

勿論、安倍、福田、麻生と続く、失政は否定できないが、それ以上に、小泉政権の構造改革の光と影の、そのひずみが大きかったせいでもある。

つまり、政権はただ長ければいいというものでない。要は首相の「資質」にあるのに、

橋下氏は「スーパーマンでない民間会社の社長でもそこそこやれるのに、政治の場合はリーダーが右左とかじを切ることができない」と議院内閣制の責任に転化する。

語るに落ちるとはこのことで、結局、彼が望んでいるのは「首相が知事のように大きな権限を持つ」ことと、「国民から直接選ばれたい」という一点。

それなら、七面倒な国会の多数決を得ずとも、人気がありさえすれば、そのマンパワーで一気に、3、4千万票がゲット可能、もしかしたら「自分」にも「首相」の目が無きにしも非ずと踏んでいるのである。

ハイ、もうお分かりですよね。彼の狙いはまさにそこ。東京知事選で見せたあの、「石原人気」のすごさを首相公選制に映している。

つまり、「朝日」の言う「地方の政治家が農家の保護などによって政治を動かすのではなく、都市住民の意向をくみ取って日本の競争力を高めていく<都市型政治家の時代>にマッチした政治家が国の真のリーダーになるべきだと心底、思っているのだ。

そして、最もそぐわしいのは「自分」だといいたいのであろう・・。

でも、おあいにくさま。日本の国情に絶対「首相公選制」はなじみませんって!何しろ、古来、和を持って尊しとする民族ですよ。

それに、リーダーを直接国民が選ぼうと又、間接的に国会議員を介して選ぼうと、肝心のリーダーに適材がいない以上いっしょ。

むしろ、彼のようなおかしな人物が当選したらそれこそ最悪。

それもまだ歴とした政党の代表なら、解散総選挙して、首を変えればすむが、1期4年、法に守られてつき合わされる国民の方こそ、たまったものでない。

ましてや、3、4千万票の国民が支持しているからと、「独裁」的にやりかねない橋下氏だけはごめんこうむりたいものである。

ま~、この問題、わざわざ、憲法改正しなくとも、有権者が人気だけを売り物にする国会議員を選ばなければすむことでもある。

かてて加えて、国会議員の定数と報酬を削減して議員を淘汰すれば、放って置いても政治はずっと今までより良くなると思いますよ!

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪ 

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