マッシーパパの遠吠え

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「今年の漢字」を揮毫するあの清水寺管主も麻生総理を叱った!?

2008-12-13 09:07:26 | Weblog

日本漢字能力検定協会の「今年の漢字」に、「」が選ばれた。そして、毎年、選ばれた「字」を清水寺の管主が揮毫するが、当日の朝、封筒にのり付けして渡されるのだとか。従って、けいこする時間はなく、ぶっつけ本番だそうです・・。

処で、この管主、曲がったことが大嫌いなようで、昨年も選ばれた「」を「日本人の一人としてこういう漢字が選ばれるのは悲憤に耐えない」と慷慨していた。そして、今年も又、「毎日」のインタビューで、麻生総理に触れ、「人間、自己愛はしようがありません。だからお互い仲ようするんです。助け合うんです。それを総理たる人がなんですか、たらたら食べて、飲んで何もしない人の分の金を何で私が払うんだ、なんて。ようそんなアホなことが言えましたな。名古屋の演説でもそうでした。岡崎だったらいいけど、名古屋で同じことが起きたら洪水だよっていう」と、総理の言葉にあきれ果て、「わが胸の 燃ゆる思いに くらぶれば 煙は薄し桜島山」と幕末の勤皇の士、平野国臣が詠んだ歌をそらんじたとか・・。

この老師、悟りを開いたか、器のでっかいお人である。まずは、インタビュー記事をごらんあれ(http://mainichi.jp/kansai/photo/news/20081208oog00m040014000c.html)・・。

さて、「変」といえば、一番にイメージするのは、「変革(CHANGE)」だろう。そして、今こそ、その時だと、平成の現在を、大変革の幕末に見立てる向きが多くなってきた。つまり、日本を取り巻く環境が、国内にあっては政治と経済の閉塞感、国外にあってはグローバル化の厳しい洗礼が類似しているというのだ。

たとえば、「週刊文春(今週号)」は『「最後の将軍」麻生太郎-首相が徳川慶喜なら裏切りにあう西郷は小沢』と題し、徳川政権、最後の将軍・慶喜に麻生太郎をなぞる。即ち、慶喜の「開港を唱えるかと思えば、朝廷から尊王攘夷を迫られて変身。薩摩藩が江戸市中で行なった挑発に対しては挙兵、会津・桑名藩兵を使って京都を封鎖する。だが、鳥羽伏見の戦いで形勢不利になったと見るや、兵を置き去りに江戸にトンずら、蟄居してしまう腰抜けぶり」と麻生総理の、「定額給付金」で見せた、迷走振りがそっくりだという。つまり、当初、閣下は「一律支給」といいながら、与謝野大臣の「高額所得者不要論」がでるとすぐ賛同、「ぼくも貰わないから、(高額所得者は)辞退するように」と変節する。しかし、今度は「手続がややこしい」とクレームが付けば、地方に丸投げしてホッポリ出すいい加減さ。又、総理就任直後に解散・総選挙に打って出るつもりが、形勢不利と見れば引っ込め。以後、下手な言い訳で逃げ回る根性なし。まさに、平成の慶喜を演じているのだとか。

記事はさらに、幕末論を続け、豪腕で鳴る小沢代表が、通説とは正反対のマキャべりストであった西郷隆盛に当てはまるという。そして、彼、西郷は裏切られるのだが、さしずめその役を担うのが鳩山由紀夫と山岡国対委員長だという。そして、演ずるのは前者が岩倉具視で後者が大久保利通だとか。又、さらには、最近、元の同志・小沢氏と誼を通じだした与謝野氏を勝海舟になぞらえ、江戸城を無血開城したごとく、民主党に政権を明け渡すとストーリーを展開させている。

ま~、マッシーパパ的にはいずれも役者が違いすぎると思うけど、由紀夫氏の「裏切り」、与謝野氏の「無血開城」はいただけるので是非、一読してほしい・・。

そして、今ひとつ。FX(外貨証拠金取引)の世界でも、幕末の偉人の行動を見習うべしと言う先生まで現れたのである。つまり、「100年に一度あるかの激動期」を乗り切るには、ベンチャー精神に富む坂本龍馬や、機を見て的確な行動を取る小松帯刀は言うに及ばず、イノベーターであった篤姫を見習うべきであるというのだ。マッシーパパは株オンリーだから、FXのことはよくわからないが、このスタンスは株にも通じるように思う。ともあれ、興味のある人は「明治維新期に活躍した偉人たちの外貨投資術(http://pr.reuters.co.jp/features/081201citibank/page2.html)」を除いてみてください。

ま~、外貨投資はともかく、確かに、維新の志士の偉大さは誰かさんと違い、「国を憂え、人をいかに幸せにするか、その情熱がどれほど激しかったか。桜島の噴煙すら、たばこの煙だ」と言い切った平野国臣で明らかなこと。まさに、いざ、今こそ、平成の志士よ出でよだよね・・。

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