庭で座ってのいろんな思い

庭の四季で花や木との語らいを写真とともに思いついたら記載する

公開講座は・・・

2014-04-29 | Weblog
市民講座の抽選に当たり、4月下旬から週1回、公開授業に参加しています。
教養学部の河内学という大学の講義で、学生諸君と一緒に傾聴しています。
ところで、学生たちの出席を取らずに、その日の講義レポートを提出する方式で、ちゃんと講義を聴いていないと書けない講義です。(幸いにも我輩はレポート不要)
大学も学生にしっかり勉強させるため、いろいろと考えられています。

さて、1・2回目の講義は、大学周辺の古墳に関して現地見学も兼ねて2日間に渡り受講しました。
なお偶然にも、現地見学を兼ねた講義は、満開の薄紫色の桐の花(樹齢50年以上)を、前日にも観賞した所でした。
そうそう、前にこのブログで参加者数予想問題を出した15th PARTYハイキングの参加者は9名でした。
この参加が少なかった理由は、山の中腹にある神社(急坂)をハイキングコースにしたからだったのと、他のボランティアが重なったからだそうです。



しおんじやま古墳(心合寺山)は、約1,600年前の古墳時代中期につくられた前方後円墳で、全長160m・高さが13mほどあります。
この名前は、古墳の西側に飛鳥時代後期に建てられていたお寺(心合寺)に由来するらしいです。
そこは国指定史跡で、西側にある古墳学習館で、その展示説明が詳しくされています。
なかでも、ここで出土した「水と祭祀場(さいしば)を表した埴輪(はにわ)」があり、“水の祭りは大切な稲の豊作と、水の恵みを祈る祭りだった”と考えられる全国的にも貴重な埴輪だそうです。



5,000年前は大阪平野が河内海で、5世紀には大和川と淀川の土砂で埋まり、上町台地(半島)の北東側に河内湖が広がっていたそうです。
古墳は、その頃のこの地の豪族の墓だったようです。(広さ世界一:大山古墳(仁徳陵)と同時期の5世紀)
聖徳太子や仏教伝来より昔の世界に、タイムスリップした講義でした。

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