庭で座ってのいろんな思い

庭の四季で花や木との語らいを写真とともに思いついたら記載する

お彼岸

2009-03-26 | 行事などいろいろなこと
暑さ寒さも彼岸までと、日本では四季の移ろいをお彼岸で感じ、季節の区切りとしてきました。

ところで、「お彼岸」とは3月の春分の日と9月の秋分の日を「彼岸の中日」とし、その前後3日間の1週間をいいます。そして、初日を「彼岸の入り」、最終日を「彼岸の明け」と呼びます。
お彼岸は昼夜の長さが同じで、太陽が真西に沈む時期なのです。だから、西方にあるという極楽浄土の阿弥陀仏をこの時に拝むのがふさわしく、浄土を偲ぶ日、先祖を偲ぶ日となったのです。
故に、お彼岸には、墓参りをし、先祖の霊を供養するのです。

そこで、お寺へご住職を迎えに行き、お墓で、先祖にお経をあげてもらいました。
幸いにも、雨は読経中には止んでいました。
納経の時、肩が重く感じました。先祖の霊が来ていると思いました。不思議と、読経が終わると肩の重さは消えました。すっとしました。

仏教最後の伯父さんのお葬式以来、58年ぶりの納経でした。
伯父さんの顔は頭の中には浮かびませんでした。2~3歳の頃だったから覚えていないからです。

それから、おつね婆さんのことも思い浮かんでいました。
いつもおつね婆さんに可愛がられていたからです。
おつね婆さんは私にとって、井上靖作「しろばんば」の伊上洪作と「おぬい」、夏目漱石作「坊ちゃん」の「清(きよ)」と同じでした。  

私は、小さい頃、寝る時にはいつも「おきよ」の話しをしてもらいました。その「おきよ」の話の内容は、次のような話でした。
「おきよ」という名前のお手伝いさんがいました。
夜になり、奥さんがおきよさんに言いました。
「おきよ、ねえよ!(寝えょ)」。「おきよ、ねえよ!(寝えょ)」。
すると「おきよ」は、起きたり、寝たり、起きたり、寝たり、しました、と。
~当時の私は布団の中で、「おきよ」さんが、寝床で、起きたり・寝たり、腹筋運動をしている状況を想像すると可笑しくてたまらなかったという思い出です。~  

なお、仏教では、煩悩と迷いの世界である「此岸(しがん)」にいる者が、修行をして、悟りの世界の「彼岸」の境地へ到達できること願うと思うのです。
彼岸という言葉は、仏教用語、サンスクリット語の漢訳からきているらしいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初級英会話教室を卒業

2009-03-26 | 初心者の英会話
英会話教室で卒業原稿を集め、パソコンで卒業文集を作り参加者に配布しました。
皆さんが喜んでくれました。一生の宝物にしますという人もいました。

受講生の娘さんや息子さんが、ハワイで挙式をあげたこと、国際結婚をしてタイに住んでいる英語しか話せない孫が、夏休みに日本へ来て英会話教室に飛び入り参加したこと、英語の練習でグアム島へ旅行したこと、バンコックの日本語学校へボランティアで日本文化を教えに行って軍の空港占拠に遭遇してしまい飛行機便を自費で別途に取得して辛くも日本へ帰国できた体験のこと、国際結婚をしてニューヨークに住んでいる娘を訪問し3週間ほど英語を練習しに旅行したこととか、クリスマス会の料理の持寄りパーティーで余興にハワイ旅行をしたのでフラダンスを5人グループで踊ってアンコールまでされて嬉しかったこと、同クリスマス会で「ぐりとぐら」の英語の紙芝居をして楽しかったこと、受講申込抽選3年目でやっと英会話教室に参加できたこと、当たらないだろうと英会話教室に申込んだら抽選に当たって習うことになったこと、学生を卒業してから何十年ぶりに授業に参加したこと、海外旅行は行ったことがないので英会話を勉強したいと思い受講したこと、講座生発表会の英語で歌った「ケセラセラ(なるようになるさ)」が大変気に入ったこと、等々さまざまな原稿が集まりました。

そして、英会話の修了証をもらった後、皆で食事会にいきました。
みんなは次のステップで10名余が残ることになりますが、私は土曜日に何かと用事が多い為に他の曜日の会場へ移るのでお別れ会となりました。途中から紅一点ではなく黒一点となりましたが、友達も一杯できて、皆さんと別れるのはちょっぴり残念だと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

甥の結婚式

2009-03-26 | 行事などいろいろなこと
久しぶりの結婚式でした。
高速道路は連休で混んでいました。本州四国の架橋が1,000円になったからかも知れませんが?

宴会での役割は特になくリラックスしたのは久々でした。
車のためアルコールは、乾杯で口をつけただけで大臣を辞めた誰かさんみたいに、ゴックンは無しでした。
新郎新婦の親父の元気さが印象的な披露宴だと感じました。

また、弟は長時間運転して兄弟みんなに会えると、疲れも忘れ遠方よりやってきました。それから、田舎道の側溝へ誰かさんの車のタイヤが落ちるというハプニング付のおまけもありました。
今回の連休は、結婚式・英会話のお別れ会・墓のビフォーアフターへと続きました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家人の日記から

2009-03-18 | 行事などいろいろなこと
13日の金曜日には、田舎の墓が完成したとのことで見に出かけたが、朝から雨が降っていて市内を抜けるだけで時間がかかった。
また平日の車の動きがわからず、また年度末なのでか、トンネル工事点検で片側通行のために時間がかかった。
墓はとても立派に作ってもらい、思ったように周りとも調和がとれてよかった。夫君の生まれ、育ったところで墓作り、こんなことにお金を使うのは、私は必要なことと思う。故郷に錦を飾るといっても、家を建てるわけでもなく、私たちが今あるのは先祖のおかげかも知れない。
墓やさんと話をして帰りお寺に行き、昔の墓石を拝んでもらう手配をする。お寺さんには22日に拝んでもらうことになった。
宗教の自由というが家のしがらみもありなかなか自由とはいえないと思う。でも墓が綺麗になったことは、本当に心からうれしいと思う。広い土地で夫君の先祖の墓が草ぼうぼうだと、全体が草だらけのように見えた。いっぺんにあたりの様子が昔の土葬のイメージがなくなったが、ひとまず私たちの役目は果たした。


17日(火)は、朝からよいお天気である。いよいよ春である。
今日は夫君は、学力向上ボランテァで中学校へ出かけている。先週は期末試験でいかなかったが、退職後の仕事としてこのボランテァもそれなりに楽しんでいるようである。昨日も教頭先生は夜9時頃まで学校におられた。みんな忙しいのだろうなぁ。
私は今マンションの仕事をしながら、パソコンで日記を書いている。この仕事をするようになり日々の生活で思うことを書き留めるようにしている。
今週はなにかあわただしいように思う。
お彼岸で明日の18日には、私たち姉妹は、実家の墓参りに行く。そして20日は、福知山で甥の結婚式に出かける。そして21日は、夫君の英会話のお別れ会がある。22日は、墓のリフォームができ、田舎のお寺の住職さんが、夫君の先祖の古い墓の供養でお経を上げていただくことになっている。
お墓のことは私たちの判断で行っているので、お姉さんに話しておくと22日は来れないが、神戸のクッキーお供えをするということで、20日に預かることになっている。
今の家の宗教は天理教なのでなかなかお墓改修に当たってもみんなの理解がむつかしいが、私たちなりに納得して進んでいる。
お寺さんも突然のお願いでもすぐにでもお経をあげにいっていただけそうであった。お布施も気持ちだけとのことを言われ、お寺は求めるものには門戸を開いているようでお願いに来てよかったなぁという思いで自宅へ帰ってきた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッ! 老人会に・・・入会?

2009-03-18 | 高齢クラブ
近所の人が7人で来ました。
老人会への入会勧誘でした。

もう60歳になりましたか? 60歳から入れますょ!
老人会は呼名を嫌がるので、高齢者クラブに名前を変えました。(あまり変らヘンと思うけど・・・・)
地域の結びつきを促進するため、市から組織拡大を言われているそうです。

いつもお世話になっているケンちゃんが、会長になったことだし・・・
エイ! まあ良いか! 
これも近所付合い、会費も安いし。

ということで、申込書にサインをしました。
早速ながら、5月には、姫路城と蒲鉾工場の見学会があるそうです。
ああ・・・そうだ、4月にも退職者の会で出雲方面へ、1泊2日の旅行の予定があります。
NHK朝ドラの「だんだん」での舞台もこの出雲だったなぁ。

かくして、 だんだん 歳を取って来た ことを認識する、今日この頃です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エンドウ豆の花

2009-03-14 | 初心者のガーデニング
白くて可愛いい沢山の花、エンドウの花が咲いている。
他所より早目に、農協で買った苗を植えたので、幾分大きく育っているように思う。

今や遅しと、花が実を結ぶのを待っている毎日です。
美味しいエンドウ御飯を炊こうと思っている。

そうだ! 思い出した! 生キャラメルを作っている芸能人が次のように言っていた。
「農業は、生産から販売までをやらないとダメだ。作ったままで売ると原価割れしてしまう。作ったものを加工して売って、初めて収益がでる。日本の農業の自給率は40%なので、まだまだ先の見通しが明るい。」と。

吾輩の場合は、生産から消費です。

同じ野菜を毎年続けて同じ場所に植えることは良くない、とテレビの「野菜の時間 ビギナーズ」で言っていた。
たしか 去年は、同じ場所に、これを植えていなかったと思うが・・・・
年のせいか?忘れた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日展

2009-03-14 | 行事などいろいろなこと
先週のことです。
日曜日の午前中に大屋根の樋詰まり点検してもらった後、天王寺公園の大阪市立美術館へ日展を観にいきました。

ここでは、彫刻・絵画・書などの力作が、所狭しと出展されていました。
フランスのルーブルやオルセー美術館で、作品が詰め詰めに並べられているのを見たことがあるため、この日も作品の多さには驚くことがありません。
例えば、ドガの踊り子やモネの水蓮の絵画でも複数枚が、ごちゃごちゃに並べられていたことを思い出しました。日本に来るときには、一点一点がゆとりあるスペースで整然と並べて展示されているようです。
いつも思うことは、中学・高校生の多感な時代に、海外旅行を通して、このような芸術に触れることができればいいなぁ!と。そして、本などの印刷物ではなく現物を見ることが、必要ではないだろうか?と。

さて、一方から見る絵画よりも立体的な彫刻の方が難しいとか、絵画も平面でありながら立体感がどうして出せるのかとか、書は個性的な文字でかれているなぁとか、表面的なことに感心を持って観て回りました。
きっと、上手く創ろうとか書こうとかの下心が無くして作った作品が、良い芸術として生まれるのだろうと、思いながら帰り途を歩いていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サクランボの木

2009-03-14 | 初心者のガーデニング
もちろん、桜の木です。
これは先週の写真で四分咲きぐらいですが、今は満開を過ぎました。

花の数を1,2,3・・・と数えますと、100以上ありました。
なぜ花の数を? というと、理由は簡単です。
そう、サクランボの実が花の数だけ出来るからです。
去年は、お盆に3杯以上のサクランボが収穫できましたが・・・

今年は桜の木の枝を切りすぎたのかなぁ?

花の数が少ないので、心配で心配で疲れます・・・
でも、疲れすぎて、夜は早くに眠れます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いかなごのくぎ煮

2009-03-14 | ちょっとした話
先週のことです。
神戸から、2009年春漁の「いかなごのくぎ煮」を、今年も持ってきてもらいました。
いかなごは、春をつげる魚でニュースでも取り上げています。
今年の漁獲量は、昨年の半分ぐらいしか取れないと、報道されています。

さて、今回もトシやんがジツエはんにコンコンと諭していました。
「人にあげてばかりいると、家で食べるものがなくなるで!」と。

そうです、「いかなごののくぎ煮」というだけに、クギをさしていました。(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今度は映画鑑賞

2009-03-03 | 行事などいろいろなこと
今日は中学校のボランティアが期末試験でお休みでした。
そこで、今話題の映画「おくりびと」をアリオの映画館へ観にいきました。ハリウッドでアカデミー賞をとった話題の映画です。
ここの映画館は以前に来た時こんなに広くなかったのにと思いましたが、12会場もあり、人気のある映画は一番広い会場で映写しているのでした。

まず、切符を買うとき座席を前の方にと注文すると、係の方が中央の席が見易いと親切に忠告してくれましたので、その言葉に従いました。昔は一番前の席で、天井を見るようにして映画に集中するのが好きでした。

さて、映画内容はというと、最後まで集中できる内容でした。うまくできているなぁと思いました。主演のモックンの配役がピッタリ、ということは演技がうまいということなのか?
お風呂屋のおばさんが亡くなって終われば良いのにと思いましたが、父親の死でthe endはさすがだと納得できる終わり方でした。
さらに、映画が終わったらすぐに席を立つのが常ですが、このおくりびとの映画は、最後の最後まで、場内の照明が点くまで、誰一人として退出する者がいませんでした。余韻にしたっている感じがしました。この経験は映画館で初めての体験でした。

なお、高齢者の「おくられ人」のような方々も多く鑑賞していましたが、三分の一ほどはヤングの映画ファンでした。
写真のように桜の花の蕾が膨らんできた時期の、映画鑑賞の一日でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする