カモシカを発見。条になった灌木の枝先に展葉した若葉を食べていたのであった。
夜中に照らされてはさすがにイヤだわな。ゆっくり斜面を登って行った。
足の裏が見える。チョキチョキの前と、後ろに2本。これが効果があるのか、ウマやシカにはできない技を使って法面を覆った金網をうまく使って登る登る。
なるい土付き斜面や平地はすっかりシカに(しかも群れの)占領されて、崖地の上に追いやられてしまったカモシカは、新たな技を取り入れた。それがこの法面登山なのだ。シカの勢力が強い奈良県ではちょっと前から記録があるが、近年岐阜県など中部地方でも見られるようになってきた。
吹き付けコンクリを内部から破壊する木の根の成長も、カモシカによって多少は抑止されていることであろう。
みるみるうちに高く登って行った。ホント凄いわ。これで出産前の、大きなお腹のメスでしたとさ。
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