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持続的燃焼

くすぶっていれば、やがてメラメラ

白黒フィルムを買ってみた

2025年04月15日 | 写真の話

最近はデジタルカメラばかり使っていて、もうフィルムは中判をたまに使うだけになっていたのだが、ふと思い立って久々に35mmカメラも使ってやろうと思うのであった。

なんでもFUJIFILMがフィルムの値上げするんだそうだとニュースが流れてきて、今っていくらくらいするんだろうと見てビックリ、通販でベルビアがぬわんと6千円!5本パックかなってな値段になってた。

そうは言っても白黒フィルムなら、なこたーないだろうと思いきや、トライX~で検索すると現行はTX400だけなのか、それが5本で1万円ですとー。

驚いた。

でも、昔に戻って缶入り長巻フィルムを小分けすればそこまでは行かんだろうと思ったものの、ネオパンとかトライXの長巻がもう売ってないんだな。それでも検索するとあるにはあった。現像剤も汎用薬剤でできるようではある。

そこで先週に戻ってダークバッグを出してきたら化繊粉々だったので、新しいのを買ったというわけなのだった。

1缶1万円くらい(セール品)、100フィートで20本くらい取れるかな。

こんなん今どき使えるだろうか、壊れる物でも無いしなとは思いつつ、これまたプラの劣化で光漏れでもあると1巻分丸々無駄になったらと恐る恐るローダーへ。

その昔、キングとかハンザとかでもフィルムローダーが出てたと思うが、ほんともうカメラ屋にもフィルム用品って何も置いて無い。フィルムが現役だった頃は年に1回2回は新宿に買い出しに行ってたもんだが、もう東京自体全然行かなくなったし。

部屋でたまにしか使わない物が壊れるわけ無いわなのLPLデイロール。

パトローネはカメラ屋の店頭に使用済みのがご自由にお持ち下さいの頃と違って買わないと無いようなので、分割式のをフィルムを買った会社で同時に通販。

サクラは手で簡単に開けられたしフジは何度も再使用できた。コダックは壊さないと開かなかったっけな。パロトーネの栓抜きみたいなのはもう使うことも無いだろう。

ハサミでチョキチョキ。これも挟んで押すだけで型抜きになるやつが、セールでネオパンを2缶買ったら貰えたセールだったかなんだかでゲットしたのがあったはずだが、もうどこに仕舞ったか行方不明。使わない物は姿を消して行くもんだ。

デジタルカメラでも白黒モードがあったり、白黒専用ボディが30万とかするが、今どきフィルムカメラってもう不要品なのかジャンク箱に入れられて売られてたり、ちゃんと動くものでも1万円以下で買えたりするので、30万円分のフィルムと現像剤と思えば幾らでも撮り放題なんじゃなかろか。

その先が問題か。引き伸ばし機は人にあげちゃったしな。フィルムスキャナーは一応使えるようWindows 10のPCもあるから、結局デジタイズすることになるものの、フィルムの現物は残るしね。

古いデジカメ画像がもうそろそろ30年になるが、時々HDDの新調とコピーをしたりでバックアップしていても、突然壊れたりするとスコーンと消失してしまう可能性がそこそこありがちだが、フィルムって火事でもおこらなければ変色はしても画像は残るので、重要な記録はフィルムで残して行くということを視野に入れているのであった。

考えてみればフィルムとデジタル併用してた15年くらい前までは、ちゃんとできてた作業なわけだし。


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