![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/46/618ae848b9e1bd151793b154203f174a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/gp17.gif)
●BP用2.1Lキットついに発売開始。
●BCダンパー欠品・6月中ごろ入荷予定。
●Hビームロッド欠品・納期未定・・手配中です。
●パワーメタル ロッド側NEWサイズ設定完了
●SFSシリコンホース近々発売開始
●今週は5/24(日)お休みです。
________________________
SPEED社製の水着で速くなる。・・・この事実は間違いないようですが、気になるのは仕組み。
どーなっているのでしょうか?
かなりタイトな着衣で、サイズが合っていないと着れないほどとか。
これで凹凸を少なくするのでしょうね。
皮膚との密着も良くなり、極めて素材の効果を発揮。
ファスナーや縫い目も見えない仕上げで、さらに抵抗を抑えたもの。
そして、新素材の水中における効果。
全く、良く分かりませんが、すげぇーものなのでしょう。
明らかにタイムが上がる。・・日本選手もこれは使うしかないですよね。
個人的には叶姉妹に着せたらどーなるのか? ちょっと見てみたい気が・・しませんか?
全然しない??
あーそーですか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/xmas_tonakai.gif)
じゃぁ、しらけた所で、ブログに行きましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/book_mov.gif)
さて、先日マルハのお客様のエンジンをO/Hした際に発覚したトラブル事例を一つ。
実は、エンジン自体を中古で入手されて、そのエンジンをマルハでO/H。
車両に搭載してエンジン始動。
暖気を終了した所で点火時期を調整しようとした所、クランクプーリーのタイミングの溝(タイミングマーク)がとんでもない箇所にいる。
直ぐに頭をよぎるのは、バルブ゛タイミングのズレ。
アレー、おかしな組み方したかなぁ・・と瞬時よぎるも、そんなはずはありません。
正確にバルブタイミングも調整しており、こんなに大きく外すことはありえないのです。
アーやっぱり、これもかぁ・・と直ぐに想像できるのが、クランクプーリーのダメージなんです。
クランクプーリーは振動対策でダンパーゴムが介されています。
クランクシャフトと連結するセンター部にラバーを介してアウタープーリーを固定しております。
正確には、トーショナル・ダンパープーリと言います。
クランクのねじれ振動を抑えて騒音の低減をは図っています。
で、何が問題かと言えば、このダンパーゴムに亀裂が入ってアウターがずれてしまうのです。
アウターがグルッとずれると、点火タイミング用のマーカーもずれる。
そのずれたマーカーを基準に点火時期を調整する。
そーするとエンジンが壊れる。
と言う大変怖い落ちが待っているのです。
今回の件は、大ーきくずれていて、有り得ない箇所でマーカーを発見したので、トラブルを簡単に見破ることが出来ました。
しかし、もし僅かなズレだったら、どーでしょう?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_6.gif)
ずれたマーカーを基準に点火時期を合わせていたら・・と思うとゾッとします。
___________
では最後に、
そんな古いNA6をお持ちのユーザーはどーすれば、プーリーの傷みを発見できるのか?
実はそんなに難しくないのです。
1番気筒のプラグを抜いて長いドライバーなどを差し込みます。
工具を使ってゆっくりクランクを上死点まで持って行きます。
ドライバーのせり上がり具合で大体分かります。
このときに、クランクマーカーがタイミングケースの目盛りとずれていれば、俺のもー!!と判断できます。
僅かな狂いはダイヤルゲージを使って、ピストン上死点を測定すれば、後は同じ。
この理屈が分からんチンは近くのショップさんに相談するのがベター。
そんなことは無いだろうっ仰るショップさんが多数のはずですが、実際にある事例ですぞ。
ちょっと要注意・・です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)