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27モータースポーツ&マルハモータースが送るチューニング情報ブログ。

MARUHAスポーツキャタライザー発売開始

2006年04月25日 | Weblog
みなさん、こんばんは。
マルハ・ブログの時間です。

司会のオスマン・サンコンです。

今日はスポキャタについて。
ブログでは何回か紹介をしてきましたが、いよいよ正式発売となりました。
詳細はWEBのスポーツキャタライザーをじっくりご覧ください。

こちらのブログでは、少し異なった観点からお話。

スポキャタに換えても、車検の排気ガステストは大丈夫ですか?
と不安に思われるユーザーがいるのです。

この辺を少し説明致しましょう。

マルハのスポキャタには全点に1部、必ずガスレポート(試験証明書)が付属しています。
排気ガス結果成績表です。


排気ガス規制は年々厳しくなって来ますが、ガスレポは対象車の当時の排気ガス規制基準をクリアするか?を試験した結果です。

車検証の型式にNA6CE、NA8C、NB8Cとかの記載がありますが、よーく見てみて下さい。

その前に、E-とかGF-とか記号があるはずです。
これが当時の規制対象をあらわす記号です。

当然ながら、新しい車になるほど排気ガス規制が厳しくなりますから、スポキャタのテストも難度が高くなることになります。

試験での10・15モードとは、冷間時からエンジンをスタートさせるところから試験が始まります。
そして、決められた走行状態を再現しながら、細かに分類した項目ごとの排気ガスがチェックされます。
とても厳しい検査なわけです。
因みに、冷間時での排気ガスはエンジンも触媒もしっかり温まっていないうちから検査されるわけですから、とても大変です。
メーカーは触媒の性能を上げたり、少しでもエンジンに近づけたり、センサを増やしたりと、大騒ぎとなります。
これに準じてチューニング用のキャタライザーも検査を受けるのですから、やはり大変なのです。

一方で継続車検の際に行われる排気ガス検査はアイドル状態でCOとHCを測定するのみ。

ガスレポを取得していると言うことは、継続車検でも問題ないと言えるのです。

ただし、エンジンのコンディションが悪かったり、点火系の失火がある様な場合は、その限りではありません。
つまり、キャタライザー自体の性能は十分なのだと言うことをご理解いただきたいのです。

マルハ開発部

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