宇宙に羽ばたく日まで

その日は、きっと来るだろう。
その日まで、地に足をつけて歩こう。
その日まで、皆んな仲良く手をつなごう。

生涯作品

2017-03-09 22:12:00 | 思ったこと
ここ2か月ほど義母が末期の膵臓がんで病院の緩和病棟に入院しておりました。
その看護に毎日妻と義父が付きっ切りで昼夜交代で当たっておりました。
その看護の姿に家族、親族の者が感化されまして、
皆が足しげく、病床に見舞いにきてそれぞれが出来ることをしておりました。

義母は、食物を取らなくなって1週間ほど経ち、
その後、強い鎮痛剤以外は水分も取れなくなって22日間も生きました。
これには皆んな静かな驚きを感じていました。
最後の時の数時間前には、病床にまた不思議と多くの家族、親族が集まり暖かい時が持たれました。

夜、皆が帰宅の途について一時間ほどして、義父が一人義母の横で本を読んでいたのだそうですが、
様子を見にこられた看護師さんが義母の息が途絶えていたのを発見されたそうです。

私は色々と学ばされました。
人間の生死は神霊が図らわれるということですから、
この2か月間、これはやはり、家族、親族間の愛を学ばされていたのだと思います。
義母は大変辛い役割を請け負っていてくれた、
私達親族、家族にとっては愛の学びの恩人だと感じさせてもらいました。

そして今思うと、亡くなった日は人の動向や色々なことの準備が整った日の次の日でした。
私達の背後の神霊界でサポートされていたのだろうと感じました。
有難く思いました。

棺に納まった義母を見ていますと、それまでの痛みに耐えていた時の顔とは見違えるほど
シワが無くなって、とても美人になっていました。^^
火葬にするのが勿体ないほどの義母の生涯作品だなぁ、と思って眺めていました。

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