まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

重い腰を上げてみる…

2020年02月05日 | 工作室から
買ってから、バラバラになったまま放置され幾年月…

思いは、頭の片隅の裏側にあったのですが、最近の“キハ大増殖”に呼応して、遂に重い腰をあげることができました。

https://green.ap.teacup.com/maronefu-29/1450.html

このとき以降、殆ど箱から出てくることがなかった、トラムウェイのキハ23。

その車高の高さを、どう下げるかが問題でしたが、妄想では加工がうまくいっていました。
だから、できるだろうと思い切って逝っちゃいます!

車高を上げるのは簡単ですが、下げるのは一苦労…台車を加工するのは得策ではないので、ボルスタを加工します。


加工前

加工後

電動工具を駆使して、ひたすら削ります。片側5分もかかりません…

削った台座部分は、高さが2mmなので、t1.0のプラ板に穴を開けて新しい台座にします。
別に円形にすることもなく、9mm幅の正方形で拵えておきます。

台座が低くなれば当然、センターが長くなり過ぎるので、適当なプラ板で治具を作ってセンターを1mm短くします。


加工前

加工後

台車装着後、上からネジ止めするのですが、余り精度には神経質にならなくてもよいです。



あと1mm削るのは、集電ブラシの上部。陰になってしまいましたが、左側が加工前、右側が加工後です。

さて、車体外観は特に気にならないですが、戸袋窓からチラっとみえる座席の背ずり…
コレはいけません…適当ですが、高さを7mmまで削ります。


加工前

加工後

ここまで来て超違和感…

扉側に背板があるわけないぢゃん!

ざっくり削っちゃいました(汗)



最後に、シーソー状態だったベンチレーターの中央部分の凸部を削って、シーソー状態を解消します。交換パーツを準備してましたが、トラム製気動車が想定外の大増殖…節約のために交換を諦めました。

さて、台車を履かせて未加工のキハ45と並べてみると…



ちょっと判りにくいですが、腰高が解消されたと思います。



ジャンパ線をエコー製パーツと真鍮線で表現し、前照灯はハ○キルーペを駆使して色差しました。

ようやく、コレで完成です! 残すはキハ45が2両ですが、治具もあるので近いうちに着手しなければ… こうやってみると朱色のキハ23も買っておくべきだった…かな?