まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

鉄分補給…2

2012年09月19日 | 廊下から
保々駅で舐るように撮影した501列車の到着と、入換作業を眺めるために東藤原駅へ先回りします。

この列車は見習運転士が運転しており、速度調節や観測の訓練を積んでおりました。そしてその横では指導運転士がストップウォッチ片手に運転時分の計測…
ある意味楽しい時間を過ごさせていただきました!

そして伊勢治田駅に到着すると、留置線には秩父鉄道から移籍してきたED202と203が。



土砂輸送最盛期の時に入換用として購入したそうですが、その土砂輸送も終了し入換機としての使命も果たしたとか…



東藤原駅に降りたち、待合室に入るとビックリ!



三岐鉄道で活躍した歴代のセメント輸送用貨車の説明が…
解説された方は貨車研究では大御所のY氏です。なかなか読みごたえのある解説にしばし時を忘れてしまいました(笑)



そして、東藤原駅前にはホキ5700が保存されています…が、構内改修工事の関係でこれ以上近寄れませんでした…



そして、構内改修工事の影響で、東藤原~西藤原間はバスによる代行輸送を行っておりました。



構内を見渡すと、以前来た時より貨車の数が大幅に減っており、専用貨物輸送の衰退をまざまざと見せつけられたようでした。



501列車が到着すると入換作業はすぐに始まります。
1両だけ連結されていたタキ1900の突放入換、そして着回しとホキの押し込み。上り列車に組成されるタキの引き出し…

係員のやり取り、車両の動き…いつまでも見ていたいような気がします(笑)



機関車が折返しとなる502列車は、検査と思われるタキ1900が1両とホキ1000が2両の5両編成でした。
ホームに据え付けられた機関車の運転席の窓が開いていたので、ちょっと覗きこんでみると、電車用の大型版のようなマスコンが鎮座しており、ちょっと新鮮に見えました!



502列車を見送り、次の撮影地に移動するため列車に乗り込むと、自転車を持ち込んだ方が…



三岐鉄道では『サイクルパス』と称し自転車の持ち込みOKだそうです。

定番撮影地へ向かうため丹生川駅で下車。ここには『貨車博物館』があります。



この日は開館日ではなかったので誰もいませんが、保存されている車両は公道やホームから観察する事が出来ます。
ここでは、懐かしい貨車たちと再会する事が出来ました!


タム8000

タム6263

タム2920

タム8000とタム2920は、3864列車や3865列車でお馴染みだった車両で、広島でもその活躍を見る事が出来ました。
特にタム2920は、岩国駅臨時常備で日本製紙岩国工場から出るパルプ廃液を輸送していたと記憶します。
タム6263は、Fおぢさんとの『東北タンク車ツアー』で、酒田港で撮影をしています。
現役当時の写真は、まだ発掘されていませんのでまたの機会に…


3716列車 三里~丹生川

3715列車 大安~三里

懐かしさに浸り、定番撮影地での撮影も天候が思わしくありませんでしたが、楽しむ事が出来ました。

今回も短時間でしたが撮影を楽しむ事が出来、あとは家族サービスに充てる予定でした。




その日の夜までは…