まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

動かす…

2012年04月01日 | 廊下から
若桜駅に到着し、まずは構内を眺めてみました。



昔は何処でも見る事が出来た、小荷物を軽量する秤が鎮座しています。



そして、気動車の他にJR四国から購入した12系、そしてC12が並んでいます。
車両こそ違いますが、シーナリーガイドで見た風景がそこかしこに残っており、子供の頃の実家のある町の駅との思い出が重なり、どこか懐かしさを感じてしまいました。

そして講習の時間となり、構内外れの建物で最初に特別メニューの気動車の基本的な講習を受けます。講師の方にアタシの素性が伝わっていたようで、やり難かったと後で聞かされました…



この日の体験運転の車両はWT3004号ですが、乗り込む前にちょっと気になったのが…



これ…単なる『乙号車両接触限界標識』なんですが、アタシは仕事でこの標識に泣かされた苦い経験があります…



運転席に乗り込み、初めて気動車を動かしました。3ノッチまで投入し10~15km/hで走行します。ブレーキを操作しても“体”にこないので、うまく止められませんでした(汗)

そして午後からは、いよいよC12の講習が始まりました。



留置場所から転線作業を終え、いよいよ乗り込みます。



展示保存機の運転席には何度か座った事がありますが、生きた機関車の運転席は初めてです。



蒸気の代わりに圧縮空気で動くので、煙は出ないはずなのですが…



さて、いよいよアタシの番です。講習で習った通り、逆転機を前進位置へ回しカットオフ80%でロックをかけ、バイパスコックを閉めて単弁を緩めると発車準備完了。短急汽笛1声の後に加減弁を引くと、じわっと動き出しました!
子供の頃、蒸気機関車の機関士に憧れてこの世界に入りましたが、まさか本当に運転できるとは夢にも思いませんでした!



側線を2往復しましたが、気動車よりはるかに止めやすく、2回目は停止目標に僅かな誤差で止める事が出来、大満足でした!



全ての講習が終わり、帰る頃にはかなり強く雪が降っておりました。
修了証を頂き、あっという間に1日が終わりましたが、決して安くない講習料でしたが十二分に満足する事が出来ました! 機会があればまた講習に参加したいものです。



帰路に付くため駅から出ると、道路の融雪装置が作動中…3月下旬なのにねぇ。



広島へは、かっぱさまの車に便乗して帰りましたが、途中でアタシがハンドルを握りました。因みに軽自動車以外の1BOXを運転したのも今回が初めてだったりします(笑)

今回は、かっぱさまをはじめ保存会の方々には大変お世話になり、また貴重な体験ができる機会を頂けたことに大変感謝しております!

因幡の国へ…

2012年04月01日 | 廊下から
久々に岡山で宿泊したので、早起きついでに“儀式”の見物を…


入線

幌は手動で…

扉を閉めて…

4分でサンライズ瀬戸発車

カバーを取付けて完了

サンライズの分割作業を見た事はありましたが、撮影するのは今回初めてです。
津山線ホームからじっくり観察しました。



そして、初めての乗車となる187系500番台マニアシート(?)で郡家に向かいます。
電車並の加速は良いのですが、とにかく揺れます。おまけに車輪の偏摩耗で曲線以外は騒音が耳障り…



上郡で進行方向が替わりマニアシートの本領発揮です。



こんな高規格の路線が放置されていたなんて勿体なかった…



岡山では快晴だった天気も、トンネルを抜ける度に怪しくなり、県境を越えると雪が…


郡家に到着し、かっぱさまと合流し、若桜鉄道の若桜駅へ向かいます。

で、ここまでして若桜鉄道に来たかというと、蒸気機関車の体験運転をするためなんです。

つづく