まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

赤電

2009年11月28日 | 廊下から
静岡で1泊し、翌日は予定を変更し浜松で途中下車をしました。嫁さんは高校時代の同級生と会うとの事なので、その間アタシは乗ったことの無い、遠州鉄道(通称、赤電)に乗って参りました。

JR浜松駅から、遠鉄の高架線を頼りに新浜松駅に向かい、ホームへ上がってみると留置中の電車がいたので観察してみました。


モハ27

写真で見た事のあるスタイルの電車ですが、足回りを見ると見慣れた台車が…



ウチとココにしか居ないらしい、日車製トーションバー台車を見ることが出来ました。どんな乗り心地なのか体験したかったのですが、残念ながら動く気配がありません。この後に行った西鹿島の車庫に留置中の車両も同様でした。

先頭のクハ80の方は新しい台車を履いていたので、1列車で二つの乗り心地が楽しめるのでしょうか??


1007

この列車に乗り込み、とりあえず終点の西鹿島に向かう事に。ベース帯は12分間隔の運行ですから、運行密度はかなり高いようですね。

運転席の真後ろに陣取り、悲しい習性なのか、運転士の動作を見つつ電車を楽しみました。


モハ51

西鹿島の車庫には、平日ラッシュ帯に使用されるとおぼしき車両が留置されていましたが、中にはこんな不細工なお顔の電車もいました。

アタシにはここに何種類の車両が居るのか、さっぱり判りません(汗)



乗務員が交代する西ヶ崎駅には、貴重な機関車が留置されていました。


ED28 2

この機関車は豊川鉄道(現JR飯田線)が英国English Electric社から1922年に購入したデキ51で、国鉄買収後はED28の2号機となりました。1959年に廃車となり遠州鉄道にやって来て主に入換用として使用されたそうです。

この機関車の存在を忘れていたので、電車の中から見えたときには大変驚きました。当然、帰りに途中下車をし、道路やホームから舐るように撮影しました(笑)

今回の旅行は、鶴見線、大井川鉄道、遠州鉄道とかなり濃い“鉄”分補給となりました。次はどこへ行こうか…お小遣いの範囲で(汗)

【参考資料:交友社刊『電気機関車展望1』】