まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

ワム60000

2008年10月05日 | 工作室から
祝 第100回工作室からの呟き!

どうでもいい、フレーズから始まりましたが、昨年アクラスから『ワム60000』が発売されました。実車通り2種類作り別けての発売で、私にとっては待望の発売でありました。少なくとも実際に手にするまでは…

メーカーもかなり拘ったようで、床下表現や13mmゲージとの共用化が売りだったようです。が、実際には走行性能が悪くレイアウト上で脱線が多い事もあり、購入後はずっと押入れの中で眠っておりました。

先月の例会以降、貨車を複数整備しており、ワム60000も整備対象となりました。


施工前(初期車)

さすが拘っているだけあり、プロポーションには不満がありません。問題は走行性能の悪さ、原因は13mmゲージと共用できる車輪にあるとみたので、足回りの整備に重点を置きました。


床下(整備前)

車輪は13mmゲージと共用できて、またスポーク車輪と一体車輪とを選択できるように設計されておりますが、ここに問題点がありました。

☆出荷段階でのバックゲージの違い
説明書には14.5mmとありますが、幾つかを計測すると微妙な差があり、必ずしも正確ではない。

☆選択出来る輪芯
輪芯のみを交換するので、タイヤを外す事が出来るが輸送時等の振動により、最悪の場合はタイヤが外れる。

ここまで来れば対処は簡単。車輪を交換する事としました。


車輪交換後

さて、車輪の交換と言っても一筋縄ではいきませんでした。車軸の全長は24.5mmで、日光製(25mm)はまず使えません。カツミ製(24.4mm)は微妙に短く、転がりも微妙に気になる。
画像を見てお判りだと思いますが、KATO製の車輪がぴったり入り、尚且つ転がりも良くなりました。車輪は手元にあった発生品です。


整備完了

まだレイアウトでの走行試験をしておりません。今月の例会で行うつもりですが、まず問題は無いと思います。

お困りの方がいらっしゃいましたら、参考にされてみては如何でしょうか?