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ハーバード留学英語2年目編011:toastmasters clubという英語学習の選択肢

2014-12-21 11:58:14 | ハーバード留学英語2年目編

(Toastmasters Clubの達人 YS KIMさん)

トーストマスターズという活動をご存知だろうか?日本語版サイトによると、

トーストマスターズは話し方、パブリックスピーキング、リーダーシップを学ぶ国際的な非営利団体です。122か国で約29万人の会員が学んでいます。

全世界にある14000以上のクラブから自分にあったクラブを選び、会員同士が相互に学び、スピーチとリーダーシップスキルを向上させることが目的です。

とあるが、基本的には職場(限定の場合もあれば、オープンな場合もある)で週1回から隔週1回くらいの一時間くらい(ランチタイムや夕方終業後)のセッションをもって、だいた10人前後のスピーカーがカテゴリ別に1-5分くらいのスピーチを行い、講評しあうという集まりをもつというクラブ活動のようなものである。

日本だとあまり目にしないが、結構な職場でこの活動が行われている。ネィティブも含めた英語のプレゼンテーションの練習の場であり、会費も6か月で20ドルくらいなので、時間さえ合えば、英語のプレゼンテーションスキルを身に着けるにはよい場ではないかと思う。

もともと所属している研究所では、このtoastmastersの活動はなかったのだけれど、この11月から新規活動を始めたので、通ってみることにした。

基本的には、introduction, その日の単語を紹介するwordmaster、5-6人くらいが1-2分くらいしゃべるtable topics、1-2人くらいが用意してきた4-5分のtalkを行うspeech, speechのevaluation, general evaluation, time keeperのevaluationのセッションからなる。

evalutionは建設的な意見を述べるのがポイントで、仕事場で行うようなmeetingなどのように否定的な意見をのべないのが、向上心にも、持続にもつながるという配慮がなされている。

また仕事の面で英語のスピーチ能力を向上させていきたいという人が多いので、場に参加しているだけでかなり勉強になるし、また英語が第二外国語だけれど頑張って仕事で通用するレベルに向上させたという人もいるので、自分のロールモデルを見つけやすく、下手なESL教室にいくよりは面白いと思う。

例えば一番最初は、toastmasters clubを初めて立ち上げるというので、toastmasters本部から有段者的な(コンクールで優勝したような)人を集めてサンプルミーティングが行われた。

その中でいらしていた方の一人、YS KIMさんは、おそらく東洋系で、英語もそんなに流暢ではないのだけれど、聞かせるスピーチをされた。またtoastmastersでもスピーチの達人と目されている人らしい。たぶんわれわれが目指す英語というのは、このようなものをお手本にするのが、現実的だろうし、また効果的なんだろうなと思う(参考までに上にyoutubeを載せておいた)。

またYS KIMさんは、小話で、最初は英語に自信がなく性格的にもシャイだったので、なかなか人前でしゃべるということができなかった。最初toastmastersに参加した時は、1-2分間のスピーチに30秒くらいしか話せなかったものだけれど、そのうちにそれが克服できるようになったということを話され勇気づけられた。

とまあこのような形で、これまで数回toastmastersには参加しているが、毎回いろいろな発見がある。英語をなかなかしゃべる機会がなく、自分からしゃべりかけようとしにくい私のような人には、割と有効なツールな気もする。

また話によると、MITのtoastmasters clubはちょっとintensiveらしい(*)。

(*)これかな?Tuesday Toastmasters @ MIT

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