あなたにもできる!ハーバード留学!!~アラフォーからのボストン留学体験記

アラフォー研究者のボストン留学体験ブログ。
研究・生活・英語・ITを中心に留学ライフハックスをお教えします!

アラフォーからの海外留学準備編017:ESTAはいらない!!

2013-04-30 14:57:31 | アラフォーからのハーバード留学準備編
 いうまでもないことであるが、普通の米国旅行に必要なESTAは留学の入国の際に必要がない。必要なのはパスポート(ビザ付き)、DS-2019、航空券の3点セットである。ESTAはビザが免除されている90日以内の渡航の場合に必要なためである。

 またESTAがないかわりに、航空機内で配られる入国審査書類(I-94)(通称 White form)及び税関申告書を提出しなければならない。

 うちの妻は制度がよくわかっておらず、I-94をもらったら「We have ESTAって感じなんですけど。そんなの書いたことない」と不服そうだった。ESTAはビザなしの時だけですし、ESTAの制度始まる前は旅行でもこれ書いてたんだけど。。

 ちなみにI-94は入国審査後パスポートにホッチキスで止めてくれる。しょぼい書類だけどこれをなくすと300ドルくらい再発行にかかるらしいので要注意である。ただもうしばらくするとこれも電子化されるらしいので、そんな心配もなくなるのだろうけど。。

 またこれはI-94でないけれど、入国審査の際にDS2019にも入国スタンプを必ず押してもらっておくことが、重要である。たまに忘れられていることがあり、運転免許試験の際にないと困るらしい

アラフォーからの海外留学準備編016:最後に健康状態が気になる!!

2013-04-30 14:14:07 | アラフォーからのハーバード留学準備編
 渡米後日本と一番違うのは医療事情。デフォルトの医療保険が高いうえに、なかなか医療機関にかかれず、かかると医療費が馬鹿高く高くとられるという話を聞くと、大丈夫かなと思っていた空腹時の痛みが心配になってくる。

 年齢的もアラフォーだし、知人の弟さんが30代前半と若いのに悪性腫瘍がみつかったという例もあり、大丈夫と自分に言い聞かせていたが、やはり渡米1か月半前に意を決して内視鏡を受けることとした。とはいっても調べてみるとなかなかすぐやってくれる内視鏡クリニックがない。。

 インターネットで調べた中で四谷メディカルキューブが一番早く対応してくれ渡米1か月前に行うことができた。おかげさまで特に心配することがないとのお墨付きを得られた。またその他の検診も他院で運よく同時期に済ませることができた。

 出国前の検診はしておくのに越したことはないし、やるなら半年前くらいに早めにしておくのが、ベストである。

アラフォーからの海外留学準備編015:ボストンは寒い―衣類の選択は重要

2013-04-30 13:56:18 | アラフォーからのハーバード留学準備編
 ボストンは日本に比べて寒い。冬は―20度になることもあるという。今年は特に寒さが厳しいらしく出国一か月前にはボストンやニューヨークの大吹雪がニュースになっていた。去年訪れた時は東京より暖かで日本で咲いていなかった桜が3月末に咲いていたが、今年はそうは問屋がおろさぬらしい。

 船便でおくる荷物には、冬物は現地で買えるだろうと主に夏物を入れていたので、手荷物でもっていくものには当座の下着や普段着の他、ダウンのコートや冬物を入れていくこととした。当初は春物だけでも良いかなと思っていたが、現地についてみると4月とはいえ日本の真冬の気温でありダウンや冬物は必要不可欠であった。とはいえ暖かい年もあるので出立直前で手荷物で持っていく衣類については調節するのがよいだろう。

アラフォーからの海外留学準備編014:予防接種歴証明書はとるべき?

2013-04-26 13:19:34 | アラフォーからのハーバード留学準備編
 アメリカの入国には直接必要ないのであるが、職場での手続きた子供のスクーリングにあって便利なのが健康診断書および予防接種診断書である。

 僕の場合動物実験施設にはいるのになぜか(自分は扱わないが、人によっては霊長類を扱うこともあるためか)、

 1)結核
 2)おたふく
 3)はしか
 4)風疹
 5)水痘
 6)B型肝炎

 の予防接種が必要なようである。手続きをスムーズにするためにはこの予防接種について予防接種歴を英文があるとよいのだが、アラフォーの場合その記録がのこっていることはまずない。僕の場合風疹、水痘については罹患歴があること、それ以外は職場の検診でおたふく、はしか、水痘、風疹、B型肝炎については抗体価、結核についてはクオンティフェロンおよび胸部X線を測っていたため、渡米後その記録を取り寄せて事なきをえた。

 特に難しいのが結核でほとんどすべての日本人はBCGをやっているためツ反が陽性に出る。担当者によっては抗結核薬の予防内服を強要することもあるらしいので、要注意である。

 子供の場合母子手帳があるため予防接種歴の記録は大体残っていることが多い。ただ子供のスクーリングの場合は1-6に加えて、破傷風、ポリオ、Hib(インフルエンザ菌)の予防接種を要求される。ポリオとHibのワクチン回数は日本と異なるので要注意である。うちのばあい保険が予防接種をカバーしていない(*)ので日本でできるだけ接種して母子手帳をもとに証明書を近くの診療所でつくってもらった。

 予防接種歴証明書のひな形は東京都医師会のHPにあるが、いまはリンクがはずれている。なおそれを利用して見本を作成してもっていったにもかかわらず、結構間違があり、しかも6000円とられたためあとで修正を要求した。6000円とっているならしっかり仕事してほしいところ。。やれやれ。

(*)実際はアメリカだと予防接種代は全額自費でも15-20ドルくらいなので、日本でやっていくメリットは、すぐ学校にはいらないといけないなどの時間的な問題である。金額面はあまり変わらないかむしろアメリカの方がやすい。

アラフォーからの海外留学準備編013:当座の資金をどう送金するか?

2013-04-26 12:47:03 | アラフォーからのハーバード留学準備編
 奨学金を日本円でもらっているため結局のところ、日本でドルに両替してそれを送金することが必要である。為替手数料のほか送金には手数料がかかる。一番安いのがシティバンクの1ドル1円であるが、100万円単位の送金を行うと1万円が飛んでしまう。シティバンクジャパンは日本の銀行であって、アメリカの銀行ではなく、シティバンクのアメリカの支店への送金でもこのような手数料がかかる。

 比較をしているサイトがあるがなかでも興味深いのは、

1)シティバンクの外貨キャッシュカードを作る方法である。(#1)

これはシティバンクの普通預金口座のほか、マルチマネー口座をつくり、さらに米ドル普通預金口座を作る方法である。米ドル普通預金口座をつくると、アメリカ国内のシティバンクのATMもしくは提携ATM(スターグループ)から1回手数料2ドルで額面3000ドルまで下ろすことができる(ただ現地のATMの都合により2500ドルが最大のこともある)

2)トラベラーズチェック(9000ドル前後)で持ち込む。
これもシティバンクだとトラベラーズチェックの手数料が低めなようである。また10000ドル以上だと税関の通貨がめんどくさくなるので、90000ドルくらいにしておくのがベストである。

の二つであり、我々は1)+2)の合わせ技で資金を持ち込むこととした。

またFXの仕組みを利用すると為替手数料を支払わなくてもよいようであるが、勉強不足なのと、アベノミクスの影響で為替が安定していていないため、我々はこの方法を使わなかった。

#1)2016年シティーバンクがマサチューセッツから撤退したのでいまやこのサービスはあまり意味ないかもしれない。あとシティバンクジャパンの個人向け部門もSMBC信託銀行に身売りされたので、今後手数料等も変わってくると思われる。