あなたにもできる!ハーバード留学!!~アラフォーからのボストン留学体験記

アラフォー研究者のボストン留学体験ブログ。
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ハーバード留学英語2年目編018:Thought of the day 挑戦@toastmasters

2015-04-02 00:25:13 | ハーバード留学英語2年目編


本日のtoastmastersでは、エープリールフールにちなんで、いつもとは逆の順番でやるという粋な趣向でした。

いきなりevaluationではじまり(つまり架空のevaluation)、各種speechをやって、最後にtoastmasterが開会の言葉を述べるというものです。word of the dayも間抜けなという意味のdaftであったり、聞いてもいないspeechの評価を適当につくったりと、結構みんなおふざけをやってくれていました。

ちなみに今日は、toastmastersの会合の出し物の一つthought of the dayに挑戦してみました。

これは含蓄のある言葉を引用して、それに付随する話を2分くらいしてみるというsmall talkを行うものです。

パスツールの有名な言葉

Chance favors the prepared mind!

を紹介して

この言葉は大学の卒業式のdeanのスピーチで聞いたのだけれど、おそらく医師として必要な勤勉さや注意深さについて述べていたのだと思う。

でもこの言葉は、誰にも意義深いと思うし、いろいろな解釈ができる。
ある時には自分をencourageしてくれるし、ある時には思慮深さの重要性について思い出させてくれる。

なので今日この言葉を選びました。誰しもそれぞれにあった解釈ができると思う(*)。

そしてまとめとして



というスライドを出して、これもわたくしの解釈の一つです。
パスツールが発酵について大発見をしたことを考えると、chanceというか
good wine favors the prepared mind
かもしれませんね。

ちなみにこれらはトレーダージョーズの売れ筋ワインです。味はおいしいこというまでもないし、お値段も10ドル以下、もしワインに迷ったらトレーダージョーズにいって、これらを試したらよいですよ!

といったら結構受けました。

気を良くして、次回にice breaker speechをやることにしてしまった。。


(*)ここの部分は原稿をちょっとあやふやにしていたら、とちってしまった。やはりきちんと原稿は作りこんでいくべきである。


ハーバード留学英語2年目編017:toastmasterその後

2015-03-21 01:35:06 | ハーバード留学英語2年目編
toastmaster clubその後
みなさん寛容ななので、toastmaster club続けられている。ネィティブの人も混じった会なので生の英語が効けるのがありがたいのと、その場で提示されたお題について即興で1-2分のスピーチをするというtable topicが英語をしゃべる場数を踏むにはもってこいなので割とよい勉強の機会である。

またちょっとした語彙を増やすword of the dayも知的な表現が出てくるので、好きなコーナーだ。

これまでに出てきたのは
1)plethora:過剰とdearth:欠乏
先日論文を読んでいたら、
The activity of the BCL-2 family of proteins are regulated by plethora of post-translational modifications and inteactions with other proteins.(BCL-2ファミリーのタンパクの活性は多彩な翻訳後修飾や他のタンパクとの相互作用によって制御されている)

てな表現がでていておりました(Sarosiek et al., Trends in Cell Biology, 2013)

2)intertwined:絡み合った

3)conceibable:考えられる

これも論文でたまに見かけますね。つい最近も、
It is conceivable that lack of DNA damage repair owing to PARP inhibition may sensitize tumour cells to caroplatin- or cisplatin-inducedoxidative stress(PARP阻害によるDNA damege 修復過程によって抗がん剤によって引き起こされる酸化ストレスへの腫瘍細胞の感受性が高まることは想定できる).っていうのがありました(Gorrini et al, Nat. Rev. Drug. Discov. 2013)

4)beamish:喜ばしい

といった感じで頑張っております。

ハーバード留学英語2年目編016:Do you want room for milk?って。。

2015-03-21 01:10:40 | ハーバード留学英語2年目編
Do you want room for milk?
というのは、朝コーヒーを注文した時に聞かれるセリフだ。

ミルクはセルフサービスなので、ブラックの場合はカップの淵ぎりぎりまで、ミルクを入れたい場合は、すこし少な目にコーヒーを入れてくれるわけである。

場合によってはRoom for milk?と聞かれることもあるらしい。

似たような表現で、room for improvementで「改善の余地」という意味になる。

There is room for improvement on this system.
この実験系には改善の余地がある。

みたいにlab meetingのdiscussionなどでつかっている。



ハーバード留学生活英語2年目編015:You are very articulateってどいう意味?

2015-02-12 01:57:47 | ハーバード留学英語2年目編
先日のtoastmasters clubで出てきた単語でなんとなく意味がわかるものの、はっきりと知らなかった単語に、

articulate:〈考え・感情などを〉明瞭[効果的]に表現する

がある。もともとははっきりと話すという意味らしいが、どちらかというとこちらの意味の方がよく使われているようである。

確かに安倍さんのスピーチライターとして有名な谷口智彦さんのインタビュー記事でも、

「私はささやかでも、外務省が発信するメッセージを「アーティキュレート(分かり易く)」で「トゥー・ザ・ポイント(的を射た)」にする、いろんなお手伝いができればよいと思っています」

なんて一節が出てくる。

この単語に関して、アメリカでESLの教師をされている日本人の方がブログ(アメリカで英語の先生)に面白いことをつづっていたので引用する。


「この単語を聞くまであまり考えた事はなかったのですが、どういった言葉や単語が褒め言葉になるかというのは文化によって違いがあるんですね。私がその事に気付いたのはアメリカで articulate という単語を聞いた時でした。

アメリカでは "You are very articulate" とか "She is a very articulate person" などという言い方は素晴らしい褒め言葉です。

この場合の articulate の意味は、対象が子供の場合 「ちゃんと(はっきりと)ものが言える」 で、対象が大人だと 「思想を言葉で表現できる」 といった感じです。

私の知っている限りでは、日本語ではあまり頻繁にこの様な褒め言葉は聞かない様な気がするのですが、アメリカではテレビなどを見ていても、「自分の考えをはっきりと、うまく伝える事ができる」 といった意味でよく耳にします。」


確かにtoastmastersのスピーチのevaluationのところでこの言葉使っていました。最高のほめ言葉だったんだと改めて認識するとともに、このレベルの用語がわかっていないと知的な会話はできないのだなと思った瞬間でした。




ハーバード留学英語2年目編014:the word master in toastmasters

2015-01-24 22:32:43 | ハーバード留学英語2年目編
MGHのtoastmastersであるToastmasters Generalの会合に最近、何回か参加しています。

初心者はまずいくつかのrolesを何回か行って練習してから、ice breaker speechという4-5分くらいのスピーチをするのが、常道らしいようです。

そこでまず前回the word masterに挑戦してみました。

選んだ単語は、日本語で言うとホリエモンが好きだった「想定内」といった意味合いの副詞(conceivably)。

写真のような資料を作り、この用語を紹介し、またその会のスピーチにアドリブ的につかってもらうというのが、word masterの役割です。

この単語を調べると、もともとはラテン語のconcipereという単語からきているらしく、その単語には「妊娠する」という意味があるようです。面白いことにconceivablyの形容詞系であるconceivableをgoogleで調べると、不妊治療のコマーシャルばかり出てきます。たぶんこれはラテン語の意味を引きづっているんでしょうね。

言葉の定義をしてから、そんなことを英語で話そうとしたのですが、ちょっと失敗してしまいました。もう少し説明に時間をかければよかったなと思います。