あなたにもできる!ハーバード留学!!~アラフォーからのボストン留学体験記

アラフォー研究者のボストン留学体験ブログ。
研究・生活・英語・ITを中心に留学ライフハックスをお教えします!

アラフォーからのハーバード留学英語編051:ちょい気分がいまいちな時にHow are you?っていわれたら?

2014-03-29 12:31:27 | アラフォーからのハーバード留学英語編
How are you?って聞かれた時に何と答えるか?
確かに中学の英語教科書的には、
Fine thank you, and you?
なんでしょうが、さすがにこれもそのまま言っている人はすくない。
イケイケの時は

Good, Good, thank you for asking. How are you?

まあまあの時は

Good, how are you?

Ok, how are you?

ていうことが多いですね。

教科書的なFine, and you?
もどっちかというと、まあまあっぽい感じ。イケイケでいえば別でしょうが、まあそこまでしなくても。

そして問題は、イマイチな時。。(*)
定番は
Not bad!
(悪くはないね)
ですが、
So far so good!
(いまんとこはいいね)てのもあります

うちの研究室では、こんな時
Still alive!
(まだ、生きてるよ!)ていうのが流行っています(**)。
割とジョークっぽくみんな使っていますが。。

ちなみにフランス人が言い出したので、フランス語でどういうのか聞いたら、しばし考えて
Tourjours en vie.って言ってました。文字通りですが、ホンマかいな。。

さらにちょっと考えて、
Je suis pas mal.
くらいかなとも。

まあNot Bad!ってことでしょうか?
ちなみに昔Pas Malって名前の手ごろでおいしいのビストロが近くにありました(残念ながら今は閉店しているようです)。Not Badってレストランの名前としてどうかなとも思うのですが、フランス語だとどちらかというと良い意味のようですね。

あるブログによると
「もう一つフランス語の特徴的な表現として、良い(=Bien)と悪い(=Mal)を使う表現が挙げられます。これは、フランス語を母国並みにしゃべる留学生に教えて貰ったのですが、「良い」と言う場面で「悪くない(Pas mal)」というと途端にフランス語っぽい表現になるのです。たしかに、「これ良いね(C'est bien)」より「これは悪くない(C'est pas mal)」の方がフランス人っぽいのです。ひねくれ者と言うか、全面的に賛成するのを拒んでいるかのようです。もしくは少しは批判的精神をもたないと頭が悪いと思われると思っているのかもしれません。とにかく、NOと言わない日本人と『良い』と言わないフランス人は対極にいるかのようです。」

もしかするとシニカルなフランス人的には、still aliveも超イケイケというくらいの意味だったのかも。。

(*)先日病院に行った時に、乗り合わせたエレベータに警備員さんが入ってきて、患者さんにつ習慣で"How are you doing today?"といってました。さすがに患者さんも"Fine!"とも言えず、押し黙っていました。

(**)ゾンビかいな。。

アラフォーからのハーバード留学生活編063:ハーバード自然史博物館に行く

2014-03-22 10:47:12 | アラフォーからのハーバード留学英語編
先週末家族連れでハーバード自然史博物館にいってきました。小さい博物館だからそんなに大したことないのかなと思いきや、様々な生物の標本が置いてあって、かなり楽しめます(*)。

特によかったのが、恐竜の化石(複製)の展示。アーケンロンとかイクチオサウルスとかメジャーな化石が置いてあるのが魅力。小さい時に恐竜フアンだった私としては大満足でした。中でも恐竜の足跡化石(写真)が置いてあり、昔学研のひみつシリーズ(恐竜化石のひみつ)でこの足跡化石が出てきたのが思い出され、ちょっとジーンとしました(**)。

恐竜と言えば最近新種の恐竜化石の発見が相次いでいるらしく
トサカを持つ恐竜化石とか、
鳥を大きくしたような新種の恐竜化石が見つかったとかいうニュースを
目にして、ちょっとわくわくしています。

ちなみに前者の発表はCurrent biology(IF=9.494)、後者はPros One(IF=3.73)らしく、結構すごい発見だと思うのだけれど、意外とNatureにならないんだな。ぶつぶつ。。


(*)ちなみにHarvard IDがあると、本人+ゲスト一人が無料で入れます。
(**)確かこの化石がスコットランドか何かで見つかったので、恐竜が恒温動物だったのではないかという説が出たという話だったような気がします。。

アラフォーからのハーバード留学英語編050:Spoon River Anthology

2014-03-20 13:00:29 | アラフォーからのハーバード留学英語編
ESLの英語のクラスがどんどんディープな感じになっていく、ある意味サイエンティスト向けのというよりは、アーティスト向けな内容になってきているのだ。

今回の課題は詩を読むというもの。
題材として選ばれたものは、Spoon River Anthologyという20世紀初頭に作られた幻想詩集である。

これはスプーンリバーという架空の町の住人の墓碑の句を集めたという趣向の詩集で、死者が生前の人生やその愚痴、経験から得られた警句を発するという形式になっている。村上春樹的な一風変わった詩集である。(*)

この詩集は今パブリックドメイン(例えばグーテンベルグプロジェクト)になっているため、誰でも読むことができる(**)。

この中から一つ選んで、みんなの前で朗読し、最終的には暗誦するというのが課題の内容である。

選んだのは次の詩

114. Mrs. Sibley

THE SECRET of the stars,―gravitation.
The secret of the earth,―layers of rock.
The secret of the soil,―to receive seed.
The secret of the seed,―the germ.
The secret of man,―the sower.
The secret of woman,―the soil.
My secret: Under a mound that you shall never find.

星々の神秘はーー重力である
大地の神秘はーー岩の連なりである。
土壌の神秘はーー種を受けることである
種の神秘はーー源である
男性の神秘はーー種まく人である
女性の神秘はーー土壌である
私の秘密はーー土の中で誰にもわからない

これだけだと、ちょっと小気味の聞いた意味深な詩です。

神秘的な孤独な人だったのかとも取れるのですが、

113がこの人の旦那さんAmos Sibleyで、

I knew of her adulteries, every one.
(私は妻の不倫をみんな知っていた)

とあるから、秘密はばれていたのか、なんだかなという感じです。

ただもっと怖い想定もあって、
不義の子供を堕胎したとか、そのために自殺したのではないか?との深読みもあるようです。(***)

この二つの詩だけからも「仮面夫婦」みたいなドラマが作れそうですね。

なにはともあれ、短い詩を選んだので暗誦は楽です。

(*)設定が1Q84にでてくる「猫の町」を思い起こさせる。

詳しくはこのサイトの記述が参考になる。

スプーンリバー詞花集 : 完訳

エドガー・リー・マスターズ 著 ; 岸本茂和 訳

アメリカ中西部の田舎町「スプーンリバー」。人びとが「丘」と呼ぶ、この町の共同墓地から244の墓碑銘が語りかける、人生のうらみつらみ、愛の喪失、政治的離反、セックスにがんじがらめの人間模様。1915年、アメリカでベストセラーとなって以来、今日まで読み継がれているマスターズの代表作、本邦初の完訳版。

「BOOKデータベース」より

(**)結構英語学習に利用している人もいる。
くーさまの英語の日々
http://d.hatena.ne.jp/HRS-2101/20130318

(***)spoon riverオタクのサイトより

アラフォーからのハーバード留学英語編049:電車でお年寄りに席を譲ってあげるには?

2014-03-20 12:25:44 | アラフォーからのハーバード留学英語編
こちらだと、電車でお年寄りや子連れの乗客がいると頻繁に席を譲ってくれる。

そんな時に一番よく聞く言葉が、

Do you wanna sit down? (Do you want to sit down?)(*)

です。

日本語だと、

席いかがですか?
席をゆずりましょうか?

といって主体がゆずる側なのだけれど、英語だと譲られる側が主体になっているところが面白いというか、日本語に慣れている頭だと出てこない発想だ(**)。

研究室なんかでも同様の表現で、(共同研究者などが)「もう一回実験やってみますか?」と聞いてくる時に

Do you want to repeat this experiment?

なんていったりする。

あと道具を貸してくれたりするときに、

「どうぞ」

って言うのは英語では、

You can take it.

You can have it.

You can keep it.

を使うことが多い。

これも同様の発想で、貸してあげるという自分の行為に重きを置く日本語と、相手が持ってて良いよという相手の行為に重きを置く英語の違いなのだろうか?

ある意味日本語は押しつけがましい言語なのかもしれない(***)。


(*)丁寧な感じだと
Would you like to have a seat?のような表現もあるようです。

(**)日本語脳な発想だと、Shall I give you a seat?などと言ってしまいそうになる。

(***)日本語は相手がとまっていて、動くのが自分。英語の場合相手が動いて、自分は世界の中心でとまっているといった感じがする。どちらが自己中心的なのかはわからないが、謙譲語というシステムは日本語のこんなところからくるのだろうな。。

アラフォーからのハーバード留学英語編048:make one's life easier

2014-03-20 12:01:56 | アラフォーからのハーバード留学英語編
研究室でよく聞く言い回しの一つにmake one's life easier(一応この表現を使っているサイトを上げておきました。これでよいのかな?)がある。
It makes my life easier.
のような形で、
「その方が楽だからね。」
てな具合だ。
割と便利な用法で、なにか提案するときなどに使いやすい。
This tool makes your life easier.
なんてさっそく使ってみました。