あなたにもできる!ハーバード留学!!~アラフォーからのボストン留学体験記

アラフォー研究者のボストン留学体験ブログ。
研究・生活・英語・ITを中心に留学ライフハックスをお教えします!

アラフォーからのハーバード留学生活編053:アメリカの年末年始は違った意味で忙しい

2013-12-30 13:31:34 | アラフォーからのハーバード留学生活編
あるブログに香港では25日過ぎてもクリスマスソングが流れていると書いてあったけれども、こちらも同様で年末および年始はクリスマスのおまけのような感じで、あまり重要視されていない。またクリスマスツリーのずっと飾られているようだ。

日本と違うのは、2日から通常の営業状態に戻るので、30、31日と日がたつにつれて休み気分ではなくなっていき、ちょっと休みモードが入っているものの通常状態に近い状態で稼働するようになってくる。先週とは全く違った雰囲気である。結構休みモードが長く続く研究部門でも、今週に入ると普段の7掛けくらいで稼働するようになってきているし、研究室によってはボスが30日から出てきてフル稼働に戻っているところもある。
ただやはり共通機器は空きが多いので、この隙にいくつか気になっていた実験を走らせてみたりした。

また子供の学校もいきなり2日から普通に始まるので、親子ともどもそれに合わせるのがちょっと大変といった感じだ。日本のお正月に慣れていた我々にはちょっと違和感があり、年末年始は違った意味で忙しい。アーやれやれ一年終わったと思いきや、すぐに始まるので、体がまだピンとこないですね。

アラフォーからのハーバード留学IT編012:LSMaker でStar Wars気分

2013-12-30 13:02:56 | アラフォーからのハーバード留学IT編
今週は子供が休みのこともあって、ちょっと趣向をこらして、レゴでつくた作品にライトセーバーをつけてみることにした。
フリーソフトのLSMakerを使うと、静止画や動画にライトセーバーがつけられるのだ。

LSMakerの概要はGigazine

LSMakerの使い方は僕は発展途上技術者のサイトがよい。

ちなみに作品はこんな写真のような感じです。これをイメージJかなんかで動画にしてみると
結構面白いのではないか。

あまり子供には受けなかったけれど。。









もう少しこると面白いかもしれない。

アラフォーからのハーバード留学生活編052:レゴに改めてはまる

2013-12-29 12:47:20 | アラフォーからのハーバード留学生活編
今週はクリスマス休暇週間であり、頭も体もちょっと休みモードである(*)
休みを利用していったニューヨークにレゴストアがあり、子供が大好きなので結局ニューヨーク滞在中に2回ほど行った。

ここのレゴストアで面白いのは、セットでなくフリーのいろいろなレゴブロックを大(確か15ドルくらい)または小(8ドルくらい)の容器に入るだけつかみ取りさせてくれることだ。

試しに小のつかみ取り容器を買ってみた。普通のレゴのセットのように決まった形をつくるのではなく、好きなものを自分で作れるのが面白い。またすべての形のレゴブロックがあるわけではないので、制約があるなかで好きな形をつくるのが頭の体操になってよい。

写真のように、小の容器だけでも、近未来都市みたいなのがつくれる。

親子ともどもホテルではまってしまい、結局次の日に大の容器を買ってしまうことになった。またこの週末もレゴでいろいろ作る羽目になってしまった。

ニューヨークに行かれたら、お土産につかみ取りレゴ、お勧めです。

(*)クリスマス前から1月1日まで、休みモード。クリスマスツリーやリースもその間飾られている。クリスマス前後1週間全体がクリスマスみたいな感じです。

ものづくりのための研究ノート014:キリンの首の進化と地磁気逆転

2013-12-28 15:03:27 | ものづくりのための研究ノート
キリンの首がどのように伸びたかは、今一つ進化論で説明がついていないらしい。現在ある程度コンセンサスが得られているのは、ダーウィンが最初言っていたように「適者適存により段階的に首が伸びたわけではないらしい」。というのも、キリンはオカピに似た動物から進化したらしいのだが、その中間段階の化石がないせいだとか。

詳しくは進化には小進化と大進化とあり、進化論に詳しいサイトによると
小進化は「地理的な生物の模様の違いなどの、いわゆる品種改良などの変異」。
大進化とは「交配ができなくなるほどの変異}
であり、「現在、意見がまっぷたつに分かれているのが、この小進化の蓄積が大進化になるのかということ交配ができなくなるほどの変異のことです。小進化が大進化になることが疑問視されている最大の理由が、遺伝子の進化速度の遅さが、化石からしばしば見られる、飛躍的な進化の速度と矛盾することです。」

キリンの首が長くなったという大進化のスピードが、化石と遺伝子変異の推定とで矛盾するのか?このあたりに謎を解くカギがありそうですが、このブログのようにどの説もうまく説明できていないようです(*)。

この場合遺伝子変異のスピードは一定というのが前提ですが、この前提か矛盾の原因ではないかと素人的には思います。実際は遺伝子変異のスピードが一過性に増減する時期があるのではないでしょうか?

確かに生物種が多くなる時期というのは、一定の割合で起こって、一番有名なものはカンブリア爆発と呼ばれるもの、そのあとの三畳期に大量絶滅がおこったのちジュラ紀にまた生物種が増えています(以下のインターネット自然史博物館の図参照)




するとこの生物種が増える時期には、遺伝子変異が一過性に増加する原因があるのではないかと思ったりします。

例えばそんな原因の一つとして考えられるものに地磁気逆転があります。

大量絶滅.comによると、

「地球上ではこれまで磁場が逆転してしまう地磁気逆転という現象がくり返されてきました。

磁場の逆転が起こる直前、地球は一時『無磁気状態』となります。

この状態では生物に有害な太陽風や電磁波、放射線などが地球に直接降り注ぐことになります」

とあります。こんな時期には遺伝子変異は生じやすいに違いなく、生物の進化は起こりえたのかもしれない。

例えばtdkの提供する「第7回「地磁気逆転とバイオイベント」」というサイトには、

「生物進化の歴史において、しばしば断絶的に現れるバイオイベント(生物史の大変動)と、地磁気逆転とはまったく無関係ではないという。

実際、地層に堆積されている過去の動植物の化石を丹念に調べてみると、生物相の急変と地磁気逆転の時期は不思議に深い関連を示しているのである。

たとえば、地磁気逆転の頻度が高かった約5億年前ごろは、光合成植物の繁栄によって大気中の酸素が急激に増加し、古生代を代表する三葉虫が出現した時代でもある。

また、恐竜や現生人類ホモ・サピエンスの登場も、地磁気逆転の時期と一致するという。地磁気逆転はある種の生物の絶滅をもたらすとともに、新たな種の出現のステージを用意するきっかけになってきたともいえるのだ。」

という記述もあります。
こんなのが進化の謎を解くカギなのでしょうか?

ちなみに最近アフリカゾウのキバが短くなっているという話があります。密漁によって長いキバのゾウがどんどんいなくなったためだとか。これは環境要因による小進化なのかな?

(*)ミッシングリンクというらしい。




2番手の成功法則011:落合信彦と猪瀬直樹さんと地盤&カバンがない人の注意点

2013-12-28 13:02:54 | 2番手の成功法則
少し前まで、東京都知事だった猪瀬直樹さんのことがニュースでもちきりだった。政治とカネの問題が問題の本質だったのだけれど、彼が一生懸命作ってきた「虚像」に執着するあまり、ある意味コミカルな状況に陥りより一層事態を悪くした気がする。

あるブログにジャーナリスト佐高信さんが、

 「佐藤優氏が私との対談で言っていたが、彼は〈本物のニセモノ〉なのです。自分の売り方には天賦の才があり、肩書にも弱い。彼を支持する竹中平蔵、勝間和代……皆、同じにおいがします」

評したとあった。

本物って何なのかというか、是非は難しいが、古来ブレーンとか軍師とか言った人は、このような生き方をしてきている。諸葛孔明、ヘンリーキッシンジャー、瀬島龍三も同じにおいの人たちな気がする。

こんな軍師的タイプ、つまり看板だけで、カバン、地盤がない人が成功するためには、やりすぎない程度に自分をどう高く売り込むか(ショウアップするか)?というところが重要ではないだろうか?

得てして、自分を売り込むことがうまい人は、口もしくは筆が滑ってドヤ顔的な話をしてしまい、勢いの盛んなときはスルーされても、後々コミカルな話題を提供することになってしまう(*)。何分にも「盛りすぎ」はよくない。

ZAKZAKの記事に、猪瀬氏の例では著書に

「ポジティブ思考の重要さを唱え、「自分の中に眠る自信を取り戻す法」として、「自分で自分を励ましましょう。これを毎日100回唱えれば、言葉の力で元気が出てきます。さあ、顔を上げて! 前進あるのみです!」と提案。閉塞(へいそく)状況を打ち破るには「不利な状況を逆手に取ってみる」こと。」などと記していたが、

これに対して「会見や都議会で自信なさげに答弁する猪瀬氏を見ると、著者本人が実践できているかどうかは疑わしい」などと、あまりにも本人の実情とかけ離れていることを、指摘されている。

”さあ、顔を上げて!”っていうところが、今となっては笑いを誘う以外の何物でもない。

こんな猪瀬氏のことを考えていると、10年ほど前に一世を風靡したものの、盗作や経歴詐称などの報道が出て最近影の薄い国際派ジャーナリスト落合信彦さん(**)のことを思いだす。

経歴詐称や盗作の真偽のほどは定かではないものの、これまた今から思うと??というコメントが多い。


ブルースリーと戦って勝った

なんてのもある。

多分今から50年くらい前に、アメリカに留学して、大学を卒業してっていうだけで結構すごい人だったんだと思う(***)。語学力を生かし、アメリカの原書のネタ本をもとに、興味深い著作をだし(****)、経歴をちょっとよく見せるようにちょっと飾って書いたっていうのは、今ならあり得ないが、あの時代ならあったかなと思う。ちょっと同情の余地もあるが、「ブルースリーに勝った」というのはコミカルでしかない。

とはいえ、猪瀬氏も落合氏(****)も一世を風靡した作家であることは変わりない。世間受けする話題への目の付け所、その売り込み方、筆力はある意味一流のものであったであろう。

残念なのは微妙な一線を越えたこと。
「盛りすぎ」かショウアップ、微妙な一線が問われる。

でも虚像がコントロールできないほど大きくなって、それでいい思いをしたら、誰しも同じようになってしまうのかもしれない。看板で勝負する人の注意点である。自戒、自律、哲学。


(*)今から思うと非常にコミカルなコメントが多い。山本一郎さんのブログによると

 メディア王ルパートマードック(Rupert Murdoch, media mogul) と相互フォローしています。

ていうのもあったらしい。
当時としてもだから何?って感じだが、今や失笑もの。

こういった面はさておき、猪瀬さんは視点としては面白いものを持っていたと思う。例えば、こちらに来て、子供の教育に悩んで言語学者三森ゆりかさんのことを初めて知ったけれど、都の「言葉の力再生プロジェクト」で彼女とタイアップして日本語教育のプロジェクトをされていた。これも今となっては失笑のネタでしかないのかもしれないが、純粋に考えると普通の人にはないよい視点だと思う。


(**)疑惑については誰も知らない落合信彦にくわしい。そういえばキャッチコピーも国際ジャーナリストでなく、「国際派」ジャーナリストだった気がする。「地鶏風」とか「みりん風」みたいな感じでしょうか?最初から確信犯だったのだろうか??

(***)孫正義のタイムマシン経営ではないが、語学力とアメリカとのコネクションを生かし、アメリカの事物を焼き直して自分のもののようにして売るっていうのは、ちょっと前には結構あったのではないだろうか?
松本清張の長編「蒼ざめた礼服」はそんな人物を追跡するサスペンスである。
インターネットが存在する前はこういう人物って意外と重要な存在だったかもしれないし。。

ただ今だとより一層の公正さが求められるのは言うまでもない。食品偽装、経歴詐称、景品表示法。。

(****)彼を一躍有名にしたアサヒビールのCMは、アサヒビールのスーパードライの売り上げを不動のものにし伝説的なものになった。彼もこのCMで爆発的人気が出た。カリスマ性というか何かを持っている人だったのだろう。

落合信彦批判ブログに出ているが、彼の留学時代の話(批判者側の取材した話なので客観的なのだろう)に、彼の恩師の教授が彼のことをよる覚えており、その理由として落合の「陽性な積極性」のではないかと述べている。こんなのもアメリカで生き残るのに重要な知恵かもしれない。