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ハーバード留学英語2年目編012:理系用英語のまとめサイトNo.1

2015-01-20 22:20:34 | ハーバード留学英語2年目編
あるMLで英語の勉強法についての話題があり少し議論していたら、アマゾンの「英語を子供に教えるな」という本のレビューにあるコメントを指摘する意見があった。

そのコメントを引用すると、

>たとえば、英語で数学をすることを想定します。簡単な掛け算や足し算などは英語のまま出来ますが、複雑な微分解析などを英語のまま行うのは非常に大変です。これは、私がアメリカの大学院の修士課程にいた際に実感したことですが、英語でものを考えることによる思考力の低下、というのが出てきます。これは、アメリカで学術研究などに携わっている多くの日本人の方が、経験なさっているようです。

これは何となくわかる気がする。

特に数字が出てくると、数え方に慣れておらず戸惑ったり、議論のスピードについていけなくなったりすることはよくある話だ。

例えばfifty thousandといわれると、頭のなかで50X1000...っていくらだったけ?と計算し、あー、5万かと考えているうちに、議論がどんどん進んで行ってしまうことがある。

特に50K, 100KとかthousandをKって言われると、いまでも一瞬ドキッとすることがある。逆も5万からfifty thousandも慣れるまでがなかなか出てこず、これまた大変でもある。

あと来たばかりのころ、慣れずに嫌だったのが、「べき乗」の言い方だった。10の5乗は、five power of tenと日本にいたころ習った気がしたのですが、これだと間違いではないのですが、いうと?という顔を一瞬される。

実際にはten to the fifthといっていることが多いようだし、この方が舌がもつれにくくて、言いやすいのだけれど、ten to the fifthだったか、five of the tenthだったか(five power of tenとごっちゃにしやすい)、混乱していた。

なんて話をしていると、

>中学・高校で勉強するような数式の読み方をまとめたサイトがあると便利なのですが、ご存知ありませんか?

といった意見が出てきた。

ちょっとしらべてみると、ビジネススクールに受験する人が受ける数学論理的思考をチェックするGMAT(Graduate Management Admission Test)対策用のサイトにわかりやすいものがあった。

以下GMAT対策研究所の数学英語専門用語集(GMATに必要な数学知識)のサイトの記述を引用しておく。非常に便利である。

■整数・四則演算

integer:整数。区切りのよい数なら正(1、2・・・)、負(-2、-1・・・)、0のいずれも含まれる。単にnumberという場合は分数や小数も入る。
real numbers:実数
imaginary number:虚数 ※GMATでは存在しないものとする
whole number:0と正の整数 ※完全数のことではない
even:偶数(負の数も含む)
odd:奇数(負の数も含む)
prime:素数。1とその数以外に約数を持たない数(2、3、5・・・) ※1は素数ではない
prime factor:素因数
mutually prime:2以上の公約数がない二つの数。互いに素な関係の数。素数同士はもちろん当てはまるが、そうでない場合もありうる(8、9)。
coprime:互いに素。定義はmutually primeと同様。

add:足す
sum:和
subtract:引く
difference:差
multiply:掛ける
product:積
divide:割る
quotient:商

remainder:余り
divisible:割り切れる

■分数・小数

fraction:分数

numerator:分子(例でいうAの部分)
denominator:分母(例でいうBの部分)
reciprocal:逆数

■decimal:小数

decimal point:小数点
decimal fractions:小数部分
decimal expansion:小数展開
decimal place:小数点以下の位。小数位
place value:桁の数。例えば5678なら5の桁の数は1000、7の桁の数は10

terminating decimal:有限小数
nonterminating decimal:無限小数
finite decimal:有限小数
infinite decimal:無限小数

repeating decimal:循環小数
circulating decimal:循環小数

recurring decimal:循環小数 digit:0~9の数自体を表す場合(tens' digit=十の位の数)と、桁を表す場合(2-digit number=二桁の数)の二通りの使い方があるので注意。GMATでは前者が多い。
ten digits:0から9までの数(10個)
tens' digit:十の位の数
ten-digit number:十桁の数(1,000,000,000のような)

■連続する数

consecutive numbers:連続する数
consecutive integers:連続する整数(1、2、3・・・)
consecutive even numbers:連続する偶数(2、4、6・・・)
consecutive odd numbers:連続する奇数(1、3、5・・・)
consecutive prime numbers:連続する素数(2、3、5、7・・・)

ascending order:大きくなる順番
descending order:小さくなる順番
increasing order:大きくなる順番
decreasing order:小さくなる順番

■因数・約数・倍数

factor:因数。実質的な定義は約数と同じ。(1を含む) ※素因数(prime factor)は1を含まない
divisor:約数。実質的な定義は因数と同じ。
multiple:倍数。問題文の中ではdivisible(割り切れる)と似た意味。

common divisor:公約数
common multiple:公倍数
greatest common divisor:最大公約数
least common multiple:最小公倍数
数列

■sequence:数列

term:項
first term:初項
second term:第2項
nth term:第n項
odd numbered term:奇数項
even numbered term:偶数項
preceding term:直前の項

■三角形

triangle:三角形
right triangle:直角三角形
isosceles triangle:二等辺三角形
isosceles right triangle:直角二等辺三角形
equilateral triangle:正三角形
base:底辺
altitude:高さ
leg:直角三角形の斜辺以外の辺
hypotenuse:直角三角形の斜辺
acute triangle:鋭角三角形
obtuse triangle:鈍角三角形

■四角形

quadrilateral:四角形
square:正方形 ※違う意味もあるので注意。
rectangle:長方形 ※縦と横はlength,width もしくは long,wide で表す。lengthには長さという意味もあるので注意。
parallelogram:平行四辺形
trapezoid:台形
isosceles trapezoid:等脚台形 ※円に内接する。
rhombus:菱形 ※円に内接しない。正方形の場合のみ内接する。
diagonal:対角線

■円

circle:円
radius:半径 ※複数形はradii
diameter:直径
circumference:円周 ※円ではない図形の周囲の長さはperimeter
central angle:中心角
arc:弧
chord:弦
concentric circles:同心円
sector:扇型
semicircle:半円
tangent:接線
secant:異なる2点で円と交わる直線
segment:弓型
annulus:円環
その他の注意すべき用語

■number:数、個数

・数そのものを指す場合
a number between 4 and 9→4と9の間(6、8.35など)
・個数を指す場合
the number of integers between 4 and 9→4と9の間にある整数の個数(5、6、7、8なので4個)

perfect number:完全数
※ある数のすべての約数の和が、元の数の2倍に等しい数のこと。6、28、496などがあるが、基本的には6と28だけ覚えればよい。
6の場合→約数は1、2、3、6。和は12なので完全数

■square ※三つの意味を持つ

正方形:square
面積の単位の平方の部分:square meter(平方メーター)
平方:square number(平方数)、square root(平方根)

■cube ※三つの意味を持つ

立方体:cube
体積の単位の立方の部分:cubic meter(立方メーター)
3乗:cube(3乗数)、cube root(3乗根)

■power:指数、累乗

※指数の表記は以下のようなパターンがある。
ten to the power of five:105
X to the power of n:Xn
ten to the fifth power:105
X to the nth power:Xn
fifth power of ten:105
nth power of X:Xn

■factorial:階乗

※1からnまでの整数の積をnの階乗という。数式ではn! で表す。
N!=5・4・3・2・1

factorization:因数分解
factorization into prime factors:素因数分解

(2015年1月21日追記)これまたMLで教えてもらいましたが、首都大学東京の澤野嘉宏 という先生が、膨大な数式表現をまとめているようで、これも使いやすそうです。http://www.comp.tmu.ac.jp/yosihiro/teaching/how-to-read.pdfにあります。ご興味の方は是非。

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