あなたにもできる!ハーバード留学!!~アラフォーからのボストン留学体験記

アラフォー研究者のボストン留学体験ブログ。
研究・生活・英語・ITを中心に留学ライフハックスをお教えします!

アラフォーからのハーバード留学英語編015:Among them is ~

2013-07-07 03:28:10 | アラフォーからのハーバード留学英語編
 先日グラント応募の書類を作成し、ボスのチェックをうけたところいくつかあった英語の訂正でわからないものがあった。
元の文章は、
 Among them, the most plausible explanation is that~.
だったのだが、

 Among them is that~.
に直っていた。

 このAmong themで始まる文章、日本人にはあまりなじみがないせいか、どういう構造でこうなっているのがぱっと考えただけではわからない。グーグルでしらべると、

 倒置構文で、that~が主語、isが述語、among themが副詞となっているらしい。

詳しい説明のあるこのサイトによると、

Among them were very valuable treasures.
その中にとても貴重な財宝があった。

という文章がでており、very valuable treasuresが主語、wereが述語ということらしい。。

ものづくりのための研究ノート007:学問は経営である。「研究経営論」や

2013-07-06 13:22:54 | ものづくりのための研究ノート
                

 モンゴルの探検、万博の影の黒幕、民族学博物館の創立者であり、文明生態史観を提唱すると独創的な学者だった梅棹忠夫さんの対談本「梅棹忠夫 語る」を読む。

 民博では梅棹さんに、「学問でさえ、経営なんだぞ、そう考えてやれ」って言われてきました。文部科学省や民間の研究助成、外国の奨励金などとってくることも含めて、学問は経営にほかならないと(「梅棹忠夫語る」より)。

 どこかで聞いた話だなあと思う。今の環境、経営手腕?が付くという意味ではいいのかもしれないが、給料分の研究費(グラント)が取れないとおしまいなのでなかなか厳しい。ただトップになってしまうとそうもいっていられないのだろうから、まだまだ楽な状況なのかもしれない。学問も経営力であることはあながち間違っていない。

ちなみに彼の言っていることでもう一つヒントになることは、
「思いつきこそ独創や。思い付きがないものは、要するに本の引用。ひとまねということやないか」
である。引用ばかりで恐縮だが、いずれも手厳しい。

ものづくりのための研究ノート006:他人の顔貌が気になるってどういう疾患?

2013-07-06 12:48:24 | ものづくりのための研究ノート
 ボストンの地下鉄の広告に多いもので、日本にないものは臨床試験もしくは研究でのボランティアの募集である。 大体は対象とする疾患がわかるのだが、中には頭をひねるものも。
ある日以下のような広告がのっていた。

Are you concerned about someone else’s appearance? A family member? A stranger?

Do you HATE how they look?

Does it cause PROBLEMS?

We may be able to help.
MGHのサイトより(一部改編))

あなたは誰か別の人の容貌が気になりますか?ご家族でしょうか?赤の他人でしょうか?

彼らの容貌がきにいらないでしょうか?

そのことで何か問題があるでしょうか?

私たちが助けになれるかもしれません。

ぱっとここまでよんで、不勉強ながらどのような疾患が対象なのかわからなかった。

帰ってグーグルでしらべると、

MGHの一部門がおこなっている
代理による身体醜形障害(しんたいしゅうけいしょうがい、Body Dysmorphic Disorder:BDD)という疾患への研究らしい。


こうした広告の多くはハーバード関連の医学研究施設でなされているプロジェクトが多く、この例のようにかなり特殊なケースや対象を細かに区切っているケースが多い。また精神科的疾患にかかわるものが、なんとなく多い気がする。

ちなみに特にこの身体醜形障害は重点をいれているようで、別のタイプの広告


Do you hate how you look?

Do you think about your appearance nonstop or find yourself stuck in front of the mirror?
Do you spend a lot of time or money trying to change your looks?
Does it feel like it's taking over your life?
Do you want help?

You may be eligible to take part in a research study and receive an evaluation and therapy at no cost to you.
もある。

クレイグリストより


このことはハーバードの精神科が有力ということなのか、行き過ぎた競争社会なため精神科的ケアのニーズが多いというアメリカ社会の暗部を反映するものなのか、それともアメリカの医療開発の力点が精神科的な疾患に置かれているということなのか?調査や考察が必要かもしれない。

アラフォーからのハーバード留学IT編004:ケーブルテレビに加入せずテレビを見る

2013-07-06 11:45:55 | アラフォーからのハーバード留学IT編
 基本的にはITではないのだけれど、テレビの視聴について書いてみる。アメリカはほとんどがケーブルテレビになっており、テレビを見るにはインターネットと合わせて月80-100ドルくらいかかる。インターネットだけだと35-60ドルくらいである(最初の半年が35ドルくらい)。我が家はちょっとばからしいので、ケーブルテレビに加入しないでいた。しかしながら、渡米直後テロ事件が起こり、またハリケーンや猛吹雪も最近ボストンを襲ったこともあり、やはりテレビがないと問題ではないかとの話になった。

 しかしいったんインターネットに加入していたため、テレビをつけるためには半年割引がなくなり最低でも100ドルかかるといわれる。ちょっと癪なので地上波を見れないかと方法を探った。アメリカでは地上波はデジタルになっているが、うちのテレビはなんとブラウン管式(アパートで代々住人がつかっていた)なので、室内アンテナとデジタルチューナーをそろえれば見えるらしい。詳しくはこのサイトを。

近くのRadioshackでアンテナは安いのがうっていたものの、チューナーは「この辺は電波が悪いので、高いのでないと(80ドル)映らないよ」と言われたので、ちょっとひよってしまう(後から考えると営業トークだった)。

結局だめもとで、アマゾンで一番人気の
チューナー(45ドル)+室内アンテナ(9ドル)を購入し設置してみると、なんとすぐテレビが映った。よく考えるとうちは5階でまわりにさえぎる建物もなく、ここで入らなかったらボストン中どこも入らない気がする。。営業トークに乗らなくてよかった!!
 
 
 これで一応非常時の情報収取手段とてのテレビはゲットできた。
しかしながら最近アメリカで地上波がなくなるという話もあるらしく、なかなか心配である。

アラフォーからのハーバード留学生活編007:やけども日焼けもワセリンが便利

2013-07-06 11:08:42 | アラフォーからのハーバード留学生活編
 先日妻が料理中に手にやけどをしてしまう。鍋の蒸気が手にふきかかってしまい、すぐに冷やしたものの、手首のところが赤く腫れてしまった。これは水ぶくれ確実かと思っていたのだが、キズは消毒しないで有名な夏井睦先生の「うるおい治療」を試してみることにした。これは患部を湿潤にすることで、大抵のキズやヤケドが治ってしまうという最近学会などでも注目されている治療法である。

 たとえば熱湯がかかったようなやけどについては、

1)水道の流水でお湯がかかった部分を冷やす
2)とりあえず数分間冷やしたら、水から上げる
3)食品包装用ラップに白色ワセリン、なければサラダ油かオリーブ油をぬり、ぬった面を患部にあてる
4)タオルか包帯でその上を巻く
「キズ・ヤケドは消毒してはいけない!」より)

というワセリン+ラップという簡単な方法で、
翌日にはたいてい、赤味も痛みもなくなっているようだ。

ちょっと情けない恰好であったが、ワセリンをぬったラップを手首にまきつけて様子をみてみた。ヤケドの痛みは、患部が乾燥して痛いこともあるようで、少し痛みが和らいだ模様。そのまま翌朝まで様子をみてみると、驚くべきことに赤味がひき、水ぶくれにもなっていなかった。多少痛みがあるようだったので、2日ほどラップを続けきれいに治ってしまった。

たいしたものである。
ちなみにこのうるおい治療日焼けにもよいらしく、これまた先日プールで顔か真っ赤に日焼けした娘にワセリンで治療しても効果的であった。ワセリンは必需品かもしれない。