あなたにもできる!ハーバード留学!!~アラフォーからのボストン留学体験記

アラフォー研究者のボストン留学体験ブログ。
研究・生活・英語・ITを中心に留学ライフハックスをお教えします!

2番手の成功法則021:小林幸子さんのリベンジ

2016-01-02 23:02:37 | 2番手の成功法則
干されていた小林幸子さん、オタクの心をつかみ紅白復活しましたね。干されて消えていく道を取らず、多少アフィニティがあったせよラスボスとして、ブルーオーシャン戦略をとって生き残ったしぶとさというかしたたかさは、参考になりますね。

それだけでなく、だいぶ前のインタビューで「「ひとつはボカロPのような新しいクリエイターとの出会いで、奇跡的な化学反応を起こしたい。もうひとつは、リアルなバンドと、アレンジからスタジオに入って作品を作りたい。そして夢を言うと、世界に出たい。着々と計画しています。日本のシンガーとして〈SXSW〉とか出ようと真面目に思っています。」と今後の戦略もきちんと描いていました。

不利な状況にあっても、有利になるポイントを絶えず探し、復活するだけでなく、あらたなワールドを作る。こういう生き方好きです!

2番手の成功法則020:スピーチライター谷口智彦さんの英語力のヒント

2015-02-12 00:05:49 | 2番手の成功法則
この人を、2番手と呼ぶのが良いのかどうかわからないが、異色の経歴なので紹介してみる。安倍総理のスピーチライターとしても活躍されている谷口智彦さんだ。日経新聞の記者として活躍中に、フルブライト奨学金でプリンストン大学に留学、またその後海外特派員として活躍後アメリカブルッギングス研究所研究員として渡米。その後外務省報道官、内閣審議官として外交の広報、特に首脳のスピーチライターとして活躍する逸材だ。


このかたのインタビュー記事が英語力工場の心構えとして、参考になる。

ちょっと引用してみると、

 「34歳の時にアメリカのプリンストン大学へフルブライト奨学金をもらって留学しました。実はわたしの場合英語「開眼」はその時でして。それまでは自信がなくて、海外取材に出かけても通訳を雇ったりしていたんですよ。

でもその1年、会話やプレゼンもそうですが、英語の本を読む喜びを覚えましてね。そのうち、海外取材が自分にとっての比較優位と意識するようになり、特派員として3年間過ごしたロンドンでは、日本人というよりアジア人として初めて、外国特派員協会の会長に選ばれたりしました。」


このレベル目指したいものですね。英語の本を読む喜びを覚えたとありますが、これを思うと自分のインプットがまだまだ少ないのだなと思います。


もう一つ重要なのは英語での発信力ということでしょうか?これまた興味深い一文があるので上記サイトより引用してみます。

「サミットの取材に行ったり、ダボスのような国際会議に招かれたりしていたのですが、どこへ行っても、数ばかり多い日本人の中で手を挙げて発言する人、質問する人は滅多にいません。なんだか意地のようになって、私は「日本人ここにあり」ではないが、せっせと手を挙げていました。「日本の発信力」とかナントカ言うけれど、ジャーナリストだって世界へ出るとろくすっぽプレゼンスが見えやしないじゃないか、なんて、盛んに内心憤っていたものです。企業の人もそうですね。

 これは同胞として、見るに忍びなかったし、情けなかった。そのうちどこか自分の中で、「日本として言うべきことはきちんと言わなければならないし、そのためには自分で発信することを躊躇していては何も始まらない」という思いは、やがて確信になりました。」

確かにこれは気が付きます。日本人は結構いるにも関わらずプレゼンスが見えないって海外でも感じますね。自分もですが、発信力に関しては自分を強いるようにしないと気が付かされますね。

こういった発信力、特に英語での発信力があってこそ、今のスピーチライターとしての活躍があるのだなと思います。

この谷口さん、慶応大学でも教鞭をとられており、その教育方針が「政治と経済、歴史と現在、世界と日本を常に往復できる知的運動神経を培う。」とあります。これまた耳の痛い文句ですね。「歴史と現在、世界と日本を常に往復できる知的運動神経培う」なんて、是非実践したいものです。



2番手の成功法則019:他力本願のスキル

2014-10-09 12:25:40 | 2番手の成功法則


最近、小山龍介さんのライフハックスシリーズを読んでいるが、読み返せば、読み返すほど、ヒントになる言葉がいくつかでてくる。

鉄鋼王カーネギーの墓碑銘として引用されている言葉がしびれる。

己の近くに、己より賢き人を集める術を知っていた男、ここに眠る
(Here lies a man who was able to surround himself with men far clever than himself)


小山龍介さんの言葉を借りると、

「自分の能力以上のよりすぐれたプロジェクトを実行しようと思ったら、自分よりも優れた人をプロジェクトに引き込む必要があるわけです。そのためには、自分ではなく、他人を動かく技術が必要です」

最近自分より若くてすごく優秀な人を見る機会が多い。皆さん能力は優秀なのだが、それにとどまらず、どこか人懐っこく、さらに優秀な人の懐に飛び込んで、情報なり、技術なりを得ている気がする。

こういったところは2番手としては重要なところであり、また意外と補強しないといけないところである。

2番手の成功法則018:コラアゲンはいごうまんさん

2014-06-30 12:03:08 | 2番手の成功法則
以前テレビでみて知って、そのあと興味を持って追いかけている芸人のかたにコラアゲンはいごうまんさんだ(*)。

デビュー当初に上方演芸大賞をとるなど破局の勢いであったにもかかわらず、コンビ解消から低迷。その後芸風をかえ、ヤクザの親分とか、マック赤坂とか特殊な状況にある人を取材して、その取材の話の中からお笑いになるものをネタとして発表するノンフィクションコメディという独自の路線を追求し活躍されている。

ネタの特性上テレビの露出が少ないため、すごく売れているわけではないが、不器用ながら、同世代で、覚悟を決めて志を貫いている姿には感動を覚える。

Wikipediaに乗っている彼の紹介文の中にある一節に並々ならぬ彼の決意を感じる。

「2001年に喰始との出会いで、売れることは無理でも、唯一無二の芸をやればお笑いで食べていけると説かれて考えた結果、現在の芸風を確立。」

である。売れることは無理でも、自分が作らないといけない道がある。すごいですね。

ちなみに、最近かれがライブをした京都の学習塾スタディジムに関するブログで、

「さすが学習塾でお笑いライブを許可して下さるだけあってこのスタディジム(学習塾の名前)ライブ前日に見学に行ったけどなかなかの型破りでしたわ

ジムでは小学生~高校生までいるんやけど基本的に各自好きな勉強をしていいねん

(中略)

そしてこのジム
ただ自由なだけやなくキッチリ合格率という結果も出してるのが凄い」

と、達観されている反面、『結果』ということを心の底では意識されている。ただただすごい人がいるもんです。

彼がマック赤坂さんの取材の際にもらった言葉で締めくくりたい

「やっても後悔 やらなくても後悔 どうせ後悔するならやって後悔せよ」

(*)コラアゲンはいごうまんさんのブログ、★コラアゲンはいごうまんのブログ『僕の細道』はたまに見ると、勇気がでてきます。

2番手の成功法則017:大前研一の「稼ぐ力」の2番手的活用法

2014-06-17 11:54:17 | 2番手の成功法則


大前研一の「稼ぐ力」を読んでみた。

基本的は大前研一さんは、できる人間をとってその中から使える人間を選び出し、伸ばしてきた人なので、1番手しか相手にしてこなかった人間であるから、スタンスとしては2番手に参考になる話はまずない(*)

本書の主張として参考になるところ、基本的には次の言葉に尽きるだろう。

「仕事がなくなる」なら自分で創ればいい

「従来の仕事がなくなるなら、それに代わってこれから必要とされる仕事を見出し、つくっていく」
 
「私自身、入社当時のマッキンゼー東京事務所は潰れる寸前だった。(中略)そこで私は一計を案じ、会社説明用に書き留めた私的なメモを基に『企業参謀』(プレジデント社)という本を書いた。すると、これがベストセラーになって、ようやく仕事が殺到するようになったのである」

「A君に二つのプロジェクトを同時進行で任せたが、週一回の打合せだけで、私が期待した以上の成果を残した。彼以外に私の後継者はいない」

といったところであろうか。

新たな仕事をつくるというか、自分なりに新しい仕事や仕事の改良点を見出していくことが明日につながるということである。うーむ。そんなことワカットルワイ(笑)

2番手的には本来の主張より、小ネタの方が良い感じであった。

まずプレゼン方法であるが、

1)ピラミッドストラクチャーによる積み上げ型の説明は、創業社長や国家創建時の指導者によい

2)背景説明2割、主張2割、Q&A型4割は、不安を払しょくするため、サラリーマン社長やちょっと知識がある層の講演によい。

というもの。この辺りは参考になるかも。

また英語学習法は、問題解決型を意識して

1)CNN,BBCなど英語を流しっぱなしにして、英語トーンを頭にいれることとともに、
2)いろいろなシチュエーションを想定して会話を実際にいってみそれを録音して問題点を解析、その解決法をあとからネイティブに聞くやり方がよい

とこのことであった。海外でないとこれはくるしいかもしれないが。。

それから、
「鳩ぽっぽがオバマ大統領にいったPlease Trust Me!こそ、和文英訳の典型で、墓穴を掘るような表現だった。」(はとっぽっぽはこちらでPIやってたんだけど、なんだったんだろうか?)
×Please trust me.

○I am a new in my position. But, I'll do my best. I promise you.
(まだ就任して日は浅いがベストは尽くすと約束する)
の方がよかったらしい。trustとpromiseのニュアンスの違いは参考になる。

ただI am a new in my position. But, ってとこが、私バカですけど、全力を尽くしますっていうようにも見える。一国の総理としていってよいことなんだろうか?この文章も本当に大丈夫か多少不安である。
I'll do my best. I promise you.でよいんじゃないか?(**)


(*)日給一万円だして、一流大学の学生を選んで、その中からよさそうな人をとったと自慢げにかいてある。
この辺が彼の勉強本のいまいちなところで、自分以外の人間をこき下ろした挙句、頭のいい人間しか相手にしませんというのが、彼の勉強本の大体のパターンだ。


基本長嶋茂雄式の「ボールがきたら、バットを当てればいいんです」なので、そんなこと言われてできるようなら、こんな本読む必要がないですよといいたくなる。これに付き合っている人はよほどの自信過剰かマゾかなんだろうな。。

(**)経験上はあんまり自分に対してネガティブな表現を自分から言わない方がよい。誰かも同じようなことを言っていた気がする。

一応ネガティブな自己紹介はNGから


日本人が慣れない英語で自己紹介をするときに、否定的な情報を最初に伝えてしまうことがあります。
しかし、日本で自己紹介をする際、いきなり自分の否定的なことは話さないと思います。

「はじめまして、あゆみです。私は食パンが嫌いです」

このような表現はしませんよね。英語も同じです。自己紹介では否定文を使わないようにしましょう。

嫌いなもの、苦手な事はあって当然ですが、わざわざ第一印象の中に入れる必要はないですよね。

自己紹介がもたらす最初の印象は、相手に残ってしまいます。
「あなたは文句を言う人」と思われるかもしれません。