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アラフォー研究者のボストン留学体験ブログ。
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奨学金&キャリアディベロップメント010:研究現場のクラウドファンディング

2014-12-21 13:20:56 | 奨学金&キャリアディベロップメント
だいぶ前のSmipsで学術系クラウドファンディングを取り上げていた。

海外
Experiment
国内
academist

という2大サイトの紹介の他、資金の取り扱いなど現実的な問題を取り上げていて興味深い。確かにCOIその他考慮しないといけない問題は多い気がする。いたら危機にいっていただろうな。以下後々のケーススタディのための案内分を引用しておきます。


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■13:00-14:30

タイトル:
クラウドファンディングで集めた研究費の管理いったいどうなってる? ~academist第1号プロジェクトの事例紹介~

講演概要:
海外では「Experiment」が支援総額100万ドルを達成、国内では「academist」第1号プロジェクトが目標金額40万円に対して60万円以上を集める形で達成と、学術系クラウドファンディングが盛り上がりを見せています。

今回は、academistの発起人・柴藤さんをゲストに招き、京都大学フィールド科学教育センター瀬戸臨海実験所にポスドクとして所属する岡西さん(2013年7月に「SNSを活用したイマドキの分類学」について話してもらいました)が挑戦した第1号プロジェクトの「深海生物テヅルモヅルの分類学的研究」をケーススタディとして、

・集まった支援金は研究者に直接渡る?研究機関を経由する?
・支援者へのリターンに対して研究機関から何か指摘はあった?
・どのタイミングで研究機関に相談した?
・誰に相談した?研究室のPI?URA?

など、学術系クラウドファンディングならではのポイントを中心に話をしてもらおうと思います。

クラウドファンディングの活用を考えている研究者の方も、所属研究員から相談される可能性のある研究機関の職員の方も、ぜひ一緒に意見交換させていただければと思います。

(以下、補足)
一般的なクラウドファンディング系の講演だと「プロジェクトや挑戦者をいかに魅力的に見せるか」「支援者への魅力的なリターンは何か」など、クラウドファンディングの成功率を高めるための話が多いですが、その辺りの話は手短かに済ませる予定です。

ゲスト:
株式会社エデュケーショナル・デザイン代表
柴藤 亮介(しばとう りょうすけ)様

facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/338831832948505/


■17:00-18:30

タイトル:
とあるポスドクの研究生活とacademist活用の裏側 ~学会参加や野外調査に使えるお金と時間の実態について~

講演概要:
「研究に必要な野外調査に行けない」「学会への参加が認められない」

研究業績を積み上げ、研究者同士のネットワークを作らなければならない、博士号取得後の大事な時期に冒頭のような研究活動が制限されてしまう状況に陥ると、研究者としてのキャリアに致命傷となりかねません。

今回のゲスト・岡西さんは「海洋生物の自然史科学に関わる人材育成」に関するプロジェクトの研究員として雇われており、本来は研修等の人材育成業務に専念する必要があります。が、岡西さんは、プロジェクトの活動である教育実習とうまく連動させながらコツコツと研究を進めています。講演では、その辺りの日々の具体的な時間の使い方、業務の連動の工夫についてお話いただく予定です。

また、先日クラウドファンディング「academist」で研究費の獲得に成功した際の裏話(支援者へのリターンに関して注意したこと、所属研究機関と発生したやりとり等)も合わせてしていただく予定です。

普段なかなか聞く機会の無い話になると思いますので、ぜひご参加いただければ幸いです。

ゲスト:
京都大学 フィールド科学教育センター 瀬戸臨海実験所
岡西 政典 さん・博士(理学)

facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/1476302015982741/

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