あなたにもできる!ハーバード留学!!~アラフォーからのボストン留学体験記

アラフォー研究者のボストン留学体験ブログ。
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ものづくりのための研究ノート018:ちょっと心配!トリインフルエンザ

2014-01-29 13:45:40 | ものづくりのための研究ノート
鳥インフルエンザが、今年はちょっと暴れだし始めた非常に心配である。
いままではトリーヒト間での感染しかなかったのが、いよいよヒトーヒト間で感染しているのではないかと言われ始めている(*)。

このH7N9型は今まで流行したことがないため、人から人への感染で、大流行すれば、大きな被害をもたらす可能性があるらしく、現在100人弱が罹患し、19人が死亡しているというから恐ろしい(**)

またこのH7H9型以外に、

H10N8型の人への感染と死亡例(2013年)
H5N1型のカナダでの死亡例(2014年)
H5N8型の韓国でのトリの大流行(2014年)

と同時多発的な感じになってきた(鳥インフルエンザ)。

どうなるのだろうか?収束することを願ってやまない。


(*)今のところは、WHOは「簡単に人から人へうつることはない」との見解を示しているという。。
(**)数年前に流行した鳥インフルエンザはH5N1型で、以前に同じ型のヒトインフルエンザが流行したことがあるらしく、高齢者などは免疫があったらしい。






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鳥インフル、人から「限定的な感染」 中国、警戒強める

2014年1月28日23時55分(朝日新聞デジタルより)

 中国で感染が拡大している鳥インフルエンザ(H7N9)で、中国国営新華社通信が27日、「浙江省で人から人への限定的な感染が起きている」と報じた。これまで中国政府は、H7N9型の診療指針で、「限定的で、持続的ではない」との条件付きながら、「人から人への感染は排除しない」との見解を示すなど可能性については認めていたが、今回は発生そのものを認めた。

 濃厚な接触によって人から人への感染が起きたとしても、それが散発的な状態でとどまっている限り大流行にはならない。しかし、ウイルスが変異して、人から人へ感染しやすくなれば、世界的大流行(パンデミック)につながる恐れがある。東北大の押谷仁教授は「十分な警戒が必要だ」と強調している。

 中国では今年に入って感染者が急増している。本土と香港で計111人、死者は22人。浙江省政府は27日、死者は12人にのぼると明らかにした。同省がこれまでに発表した死者は1人だった。他省でも死者は現時点の公表より多い可能性がある。昨年3月末に初めて人への感染が報告されて以降、中国本土と香港、台湾で計260人、うち死者は71人となった。

アラフォーからのハーバード留学研究編023:意外と簡単ImageJで3次元再構築!!

2014-01-29 13:10:49 | アラフォーからのハーバード留学研究編
研究でin vivoイメージングを少しかじっているが、やはりアナログ系人間としてはその解析も荷が重いものである。

初期の予備実験的な段階をようやく抜けることができ、解析してもよさそうなデーターがいくつかでてきた。共同研究者に聞くと解析はフリーソフトのImageJで行っているらしい(*)。


まずはミーティング対策として、Z stack(垂直方向のマルチスライス画像)がいくつかあるので、3次元構築に挑戦してみることとした。

ネットで調べると意外と簡単にできるようだ(**)。
Image JもしくはFiji(ImageJ + Java + Java3D)をインストールした後、

メニューの
「File」→「import」→「image Sequence」(普通はZstackは連番になっている)

その後
「Plugins」→「3D Viewer」

で終わりである。なんと!!こんなことが簡単にできるとは。。

後はImage J 3D Viewerがでてくるので、マウス等で角度を調整。
以下のようにお好みの角度でSnapshotととったり、360℃回転のアニメーションをつくれたりする。

作ったSnapshotやアニメーションは、「File」→「Save As」でTIFFやJPEG、AVIなどに保存できるので、
超簡単である。







ちなみに写真はお試しに、徳島大学のオープンキャンパスの実習資料にある、サンプルCT画像をもとに3次元構築してみた。角度や透明度をいじってみると、結構面白い。

これで一つ発表のネタが作れそうだ。。


(*)インストールは九大 金子邦彦研のサイトが親切である。

(**)これも九大 金子邦彦研のサイトが親切である。


アラフォーからのハーバード留学IT編016:USBメモリには4GB以上のファイルは入らない?

2014-01-25 15:48:39 | アラフォーからのハーバード留学IT編
研究室でイメージングしたデーターを移すのに苦労している。もともとはMACのコンピューターに入っているデーターを、ウィンドウズのシステムに移すのができないのだ。NTFS形式でフォーマットした外付けHDをマックが認識せず(*)データーがうまくコピーできない。

しかたがないので、ファイルを圧縮してみることとする。
一回の実験データーが入ったフォルダをフォルダごと圧縮すると9GBになる。

これはしめしめ、Walgreensで16GBのUSBが15ドルでうっていたぞ!!

と16GBのUSBゲットして入れようとすると、なぜか容量不足となる。。

この理由がわからなかったのだが、今日共同研究者と話していて原因が分かった。

USBメモリは、マックでもPCでも認識できるようにフォーマットがデフォルトでFAT32形式になっている。

そしてFAT32形式は、なんと4GBまでのファイルしか扱えない!!!

なんとUSBメモリって4GBのファイルしか扱えないのだ。。
アナログ人間はこんな時自己嫌悪に陥る。

(*)一応Mac OS Xから、NTFSのWindowsのボリュームに書き込みができるようにする方法というのがあるらしい。

アラフォーからのハーバード留学英語編040:ボストン地下鉄の落書きから

2014-01-25 15:23:55 | アラフォーからのハーバード留学英語編
ボストンの地下鉄のGoverment Center駅が、ホーム&地上出口の改装のためこの4月から2年間閉鎖されるらしく、そのお知らせのところにあった落書きから。。



2Years?? For this?? Sounds like a union job!

正式な言葉ではないのかもしれないが、こういう時はお役所仕事って言わないんだとなぜか納得。
さすが資本主義の極論ともいうべき国。組合が悪者になるようです。
お役所を悪者にする日本人って、ある意味アナーキーなのかも。

ものづくりのための研究ノート017:音で物体を動かす装置??

2014-01-25 14:54:46 | ものづくりのための研究ノート
先日、「音の力でものが浮かぶ」装置を日本人マッドサイエンティストが開発し、話題にというニュースが流れていた。

なんでも超音波の干渉(音の共鳴?)を利用して、モノを浮かべる装置で、3次元的に微小物体をいじれるものらしい。よくよく調べてみると、非接触マニュピュレーションとか超音波マニュピュレーションという技術だそうで、医療やバイオテクノロジーなどの分野への応用が期待されているのだとか。。

そういえば、光の力で細胞を動かすことを研究している人が、研究所の中にいた。こちらは光ピンセットとかoptical tweezwerとかいう技術らしく、微細に細胞をマニュピュレーションすることが可能なのだとか。細胞移植とか人工授精などに応用してみると面白いのかもしれない。

マッドサイエンティスト(*)とはいえ、ちょっと相談してみたいところである。

(*)ちなみに落合陽一さんといって、あの落合信彦さんの息子さんなのだとか。そして以前「光るゴキブリ」をつくって話題になったのだとか。なんだかな。。