今週のESLの宿題は、Grifford BoothさんのTEDでの講演を2回聞いて、気づいた点をレポートするというもの。ここででてくるとは思わなかったが、これが前から気になっていたマインドフルネスに関する講演であった。
Grifford Boothさんは、もともとは俳優だったらしいのだけれども、その俳優の時のトレーニング方法を生かしてエクゼプティブむけ(UBSとかBCGとからしい)のコーチングをしているというパーソナルトレーナーとして有数の人文つである。
ESLの講師の人も何回もこの人の講演をきいているが、いつ聞いてもいつも手法に驚かされるといわれていた。またこのTEDの講演も10回くらい講義で使っているが、毎回新しい発見があるとのことであり興味深い。
内容をかいつまんでいうと、自己の内面への気づきを大切にすると、他者との関係、ひいては自分の存在にとっていい結果がうまれうるというもの。
この「気づき」ということをマインドフルネスとの言葉を使って説明していた。
マインドフルネスは、最近心理学や精神科的な分野でも注目されており、ある医療関係者のMLでも話題になっていたので気になっていたので、ちょうど勉強になった。(*)。
もともとは仏教用語の「気づき」とか「念」とかいうことから来ているらしい。
TEDの講演ではちょっとしたエピソードを一つ紹介することで、マインドフルネスの概念をうまく示すよいプレゼンだったと思う。また英語は比較的わかりやすいので、話の内容についても、プレゼンの方法論としても、また英語教材としてもすごくお勧めである。
(*)マインドフルネス認知療法といって新しい認知療法の一つらしい。