あなたにもできる!ハーバード留学!!~アラフォーからのボストン留学体験記

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アラフォーからのハーバード留学英語編049:電車でお年寄りに席を譲ってあげるには?

2014-03-20 12:25:44 | アラフォーからのハーバード留学英語編
こちらだと、電車でお年寄りや子連れの乗客がいると頻繁に席を譲ってくれる。

そんな時に一番よく聞く言葉が、

Do you wanna sit down? (Do you want to sit down?)(*)

です。

日本語だと、

席いかがですか?
席をゆずりましょうか?

といって主体がゆずる側なのだけれど、英語だと譲られる側が主体になっているところが面白いというか、日本語に慣れている頭だと出てこない発想だ(**)。

研究室なんかでも同様の表現で、(共同研究者などが)「もう一回実験やってみますか?」と聞いてくる時に

Do you want to repeat this experiment?

なんていったりする。

あと道具を貸してくれたりするときに、

「どうぞ」

って言うのは英語では、

You can take it.

You can have it.

You can keep it.

を使うことが多い。

これも同様の発想で、貸してあげるという自分の行為に重きを置く日本語と、相手が持ってて良いよという相手の行為に重きを置く英語の違いなのだろうか?

ある意味日本語は押しつけがましい言語なのかもしれない(***)。


(*)丁寧な感じだと
Would you like to have a seat?のような表現もあるようです。

(**)日本語脳な発想だと、Shall I give you a seat?などと言ってしまいそうになる。

(***)日本語は相手がとまっていて、動くのが自分。英語の場合相手が動いて、自分は世界の中心でとまっているといった感じがする。どちらが自己中心的なのかはわからないが、謙譲語というシステムは日本語のこんなところからくるのだろうな。。

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