株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

日経平均はいつ底打ちするか?

2022-12-25 10:43:34 | 株に出会う
今日は、今の下落がいつ止まるのか?を推定するため、過去の日経平均のテクニカルデータを見直していました。

その結果:

売られ過ぎサインが点灯した時の「指数値」(注)÷ 前回の点灯時の「指数値」を計算し、そのトレンドを過去2年ぐらいに亘って検証してみました。

結果としては、売られ過ぎサインが5-6日に亘って継続(1日程度の断続は無視)する傾向があり、その時の「下落率」(最新指数値÷開始時指数値)を検証してみました。

12月23日現在の下落率は83%です。16日から23日までの6日間での計算値です。実際の終値ベースでの下落率は95%です。

今年になって、反発に転じた時の下落率を見てみました。( )内は終値ベースの下落度。

・9月30日(7日間) 82%(95%)翌日から4連騰
・9月7日(8日間)94%(99%)翌日から4連騰
・6月20日(5日間)85%(97%)翌日から5勝1敗
・5月12日(8日間)96%(98%)翌日から4連騰
・4月12日(5日間)88%(96%)翌日から2連騰
・3月9日(3日間)82%(98%)翌日972円高、1日おいて爆上げ
・2月24日(7日間)86%(97%)翌日から3連騰
・1月27日(7日間)85%(95%)翌日から4連騰
・1月19日(9日間)79%(96%)翌日のみ上げ、その後瀑下げ

以上です。

1月19日は流石に今年の下げのクライマックスの始まりでしたので、79%とかなりの押され方をしたのですが、その後息切れしての瀑下げを被弾。それ以外は、概ね80%そこそこからは瀑上げしております。

注目点は、実際の終値ベースでの下落度は95%-98%程度と穏便だったことです。そこが、筆者が使っているUltimate Oscllatorの最大の特長で、窓を開けて上下した日の窓分も勘案しての数字となっているため、その実態を反映して下落度が大きくなっております。

通常のチャートを見ていただけでは、窓を開けて上下はしておりますが、それをきちんとテクニカルなデータへと変換はできていないのではないかと思います。

明日以降の相場環境ですが、もうひと押しあってもなくても、ここからの下げは限定的ではないかと思います。むしろ、クリスマス休暇が続いている間に、薄商いで上昇するか、それとも、売り方が勝ち続けて下降するかの二択から言うと、この売られすぎ状態を察知した筋からの売り方の巻き戻しが入ると、相場を任されている若手トレーダーは、一気に巻き戻しの買いに入るような気がしております。

当然、上述のような分析はその道のプロたちにとっては、宣告ご存じのことだと思いますので。。

注:指数値とは?
 真の安値・高値をベースに終値を調整した数字。窓を開けて始まらない限りは終値ベースでの比較数字と同じになりますが、窓を開けていれば、真の安値や高値が実際の4本足の高値・安値とは異なります。
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モニタリング銘柄(12.23.2022)の結果

2022-12-23 19:40:18 | 明日のモニタリング銘柄
本日、12月23日(金)のモニタリングの結果です。

軒並みやられておりますので、更に押された銘柄ばかりでした。

1.6526ソシオネクスト
 OSC50%台をキープできずに45%に下落。底打ち後の転換サインが本日出ておりますので、来週月は高く始まるかも知れません。

2.M&A総合研究所
 底打ち後の転換サインの2連チャン。5050円の安値近辺まで落とされるかも知れませんが、復活するタイミングが近いでしょう。

3.6861キーエンス
 OSCは29%、指数値は28000ポイント。10月28日の50750円の安値が意識されますが、もう少しの押し目からの反転はありそう。

4.6594日本電産
 今日はOSC17%で1%だけコンバージェンス。ついに9日RSIはゼロに。この株の場合、終値が前日安値を上回って終了した段階での試し買いが良さそうです。つまり、月曜日は6966円を終値で上回ることができるかどうか?
永守さん、この株価でクリスマスイブどころじゃないだろうなぁ~。

以上です。
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市場概況(12.23.2022)

2022-12-23 17:11:09 | 市場概況
12月23日(金)の市場概況です。

1.日経平均
 3日連続転換点を迎えての22日はOSCがわずか1%高の33%と、弱々しい上昇でしたが、今日はその流れで、NY市場の下落に共連れ状態。しかし、比較的軽傷で済んでおります。再度売られ過ぎサインが点灯し、仕切り直し。短期RSIが18%なので、後一息の下落で打ち止まるかと思われます。

2.マザーズ指数
 OSCを-5%の24%にまで落としております。4月25日に28%をマークしておりますが、それよりも下。去年の12月20日に23%を記録して以来の押され方です。短期のRSIはわずか9%。こちらももう一息で一旦戻すのではないかと思います。ここ1-2日が勝負。

以上です。
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明日のモニタリング銘柄(12.23.2022)

2022-12-22 17:01:04 | 明日のモニタリング銘柄
明日、12月23日(金)のモニタリング銘柄です。

最初に今日のモニタリング銘柄の結果:

1.4483JMDC
 更に売り込まれてOSCは21%。やはり業績不振からのダウントレンドがきついようです。反転の兆しが見えず。

2.6966三井ハイテック
 こちらもOSCは26%(-5%)まで押し込まれ、9日RSIは3%となっております。ちょっとタガが外れてしまったようです。

3.7794イーディービー
 昨日のOSC40%に対して42%とコンバージェンスし、底打ちサインも点灯。明日以降の下値の切り上げのタイミングを狙うのがいいかもしれませんが、指数値16100ポイントはまだ高い。11月14日に4000円も上げた、その前日の指数値は15120ポイントでした。まだ1000円換算程度の乖離があります。もう少し調整に時間がかかりそうです。

以上。

さて、明日のモニタリング銘柄。:

1.6526ソシオネクスト
 13日からのOSC&指数値乖離が拡がっております。今日は安値をかろうじて防御。まだ底打っただけですので、明日以降の反転の時期を見極める必要があります。

2.9552M&A総合研究所
 引き続きモニタリング。今日の5070円からの反発にはびっくり。底打ち後の転換サインは上げの予兆か?

3.6861キーエンス
 明日が正念場か?転換サイン2連発後の安値防御。

4.6594日本電産
 ここまで売るか?というぐらいに売り込まれております。ここは転換サインが3連発。

以上です。
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市場概況(12.22.2022)

2022-12-22 16:16:24 | 市場概況
12月22日(木)の市場概況です。

1.日経平均
 アメリカ市場の上昇に助けられる形で、26500円を挟んでのあまり冴えない動き。それでも、テクニカルには昨日の終値を今日の安値が上回り、かつ、OSCも+1%の33%と上昇。各種のサインは消えております。どうも、すっきりと上がらず、かと言って大きな下げもなく、ここから一波乱ありそうです。過去の値動きは一直線に上がったり、下がったりすることなく、ちょっと戻しては下げ、ちょっと上げては下げて、そうして残り火(売り待ち=下降相場)を消してから、本格的な上げに転じるのが最もよくあるパターンでした。となると、今日の動きを見る限り、さらなる下げを予期するような形で終わっていますね。短期(9日)のRSIがまだ19%あります。これが10%前後まで押された時が、反発に転じる狼煙ではないかと。

2.マザーズ指数
 日経とは違って、今日もわずかなマイナスで、OSCは29%のまま。短期のRSIは10%まで落ちております。1月11日の9%に次ぐ低さ。底打ちサインと売られすぎサインが点灯しております。11月29日からのダウントレンドがジリジリと進んでおります。各MAのラインも3-7%下方乖離したまま。

以上です。
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