マリの水彩画とグルメ

MARINE blog 水彩画家・家庭料理研究家のMariがつづるルポと日記
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和菓子で日本の夏を描く

2007-08-10 14:42:41 | 講座
 言ってもしょうがないと思いつつ、つい口にするのは「暑い…」の一言です。地黒も手伝って、どこも行かないのに夏は綺麗な小麦色(笑)で、夏女のイメージが強い私。ですが、実は暑いと急に食欲ダウンで、暑さにはかなり弱いですね〜。

 なんていう泣き言はしょもないのでよしましょう。そんな暑い夏だからこそ、見た目にもひんやりとした、冷菓がいいですよね。しかもここまで暑いと洋菓子よりさっぱりとした和菓子でしょうか?
 プランタン銀座のカルチャースクール、エコールプランタンで月に1回開催している、「カフェスタイルの水彩画講座」では、涼やかな和菓子で日本の夏を描きました。

 選んだお菓子は「塩瀬総本店」の「冷菓・きんぎょ」です。リンゴゼリーの中に、石に見立てた甘いエンドウ豆や黒豆が沈み、赤い水ようかんのきんぎょが不思議とちょうどいい位置に、泳ぐように浮かんでいます。甘酸っぱさと甘さが調和した美味しいお菓子です。
 竹のコースターに乗せ、ほおずきとビー玉を添えて、日本の夏を描きました。

 正直に申し上げれば、この透明感とモチーフの多さは、ちょっと難関だったかな?と心配しましたが、さすが私の受講生さま達♪素敵な涼やかな作品を描き上げられていました。
 みなさんの力作は、MARINE ISLAND「エコールプランタン・水彩画講座 8月5日」をご覧ください。
 写真の左は、みなさんにプレゼントしたポストカードで、右は和紙と、それにローマ字表記とひらがながついたラッピングペーパーを張った物を乗せ、和紙につけて作った額です。

 暑さ厳しき折、皆様どうぞご自愛くださいませ♪