マリの水彩画とグルメ

MARINE blog 水彩画家・家庭料理研究家のMariがつづるルポと日記
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タイニーのチキンカレーで思うこと。

2005-12-31 11:47:13 | グルメ
 遠出はできないのだけれどひとりで外食する機会があり、普段なかなか楽しめないご近所グルメを堪能することにしました。選んだのはタイニーカフェのチキンカレー。
いつもはお茶だけのタイニーカフェなのですが、店長が作るカレーのいい香りがいつも魅力的に店内に漂っているのです。一度食べてみたいという念願叶って目の前に(笑)。

ひとくち食べれば思った通りの美味しさでした!
丹念に炒められたタマネギは甘く、それに反してスパイスが効いていてしっかり辛い香りも豊か。塩分が控えめなのも素材の味が活かされていて美味しかった!

それにね、美味しさを加えたのはやはり友人のせっきー(タイニーカフェ店長)が作ってくれているということ。
外食はしても、そうそう知っている人が作った料理を食べることはありませんからね。
普段、誰かのために食事を作っている身としては、たとえお店で食べるとしても知人が作ってくれたというのはすごく嬉しく幸せな気持ちになるものだな~と思いました(笑)。
家族が用意してくれた料理も幸せな気分になりますが、同じように温かい気持ちをもらえる家族以外の友人がいるありがたさを感じました。

今年一年を振り返ると、気持ちの上でなかなかハードな時期もありました。
けれどその代わりのように、家族や実際に会える友人、またブログを通じて、お会いしたこともない方々からも温かい気持ちをもいただくことができました。
支えて下さったみなさんにありがとうという気持ちで一杯です。

今年もあと数時間。みなさんよいお年を!
そして来年もよろしくお願いします!

サツマイモンブランを作りました。

2005-12-27 17:34:59 | グルメ
 冬休みが始まり、万年腹ぺこキッズが毎日昼間でもいます。
朝ご飯をきっちり食べても、10時くらいになると「な〜んか食べたいな〜」とキッチンストッカーを物色し始めます。
午後は午後で、お昼をガッツリ食べてもちゃんと3時くらいになると「ナンかなかったけか?」とまたまたキッチンストッカーがぱたぱた開き始める。
とても正確な体内時計を持っている彼らです(笑)。

売られている袋菓子ではあっという間に食べてしまうし、軽い口当たりの割にカロリーは高く、なのに摂るべき栄養分は少ない・・・。
ということで、仕事の合間を使ってお菓子作りをするわけです。
腹持ちが良く栄養満点なサツマイモがお陰様で我が家のベランダにいっぱい! 信州産の糖度も高い美味しいサツマイモです。
そんなサツマイモを使って「サツマイモンブラン」(ダジャレかよ! 笑)を作りました。
以下レシピです。

■材料(3カップ分)
●サツマイモクリーム
サツマイモ・・・・・・・・350g
塩・・・・・・・・・・・・少々
砂糖・・・・・・・・・・・大さじ1
生クリーム・・・・・・・・大さじ1
バター・・・・・・・・・・15g
ラム酒・・・・・・・・・・大さじ1
シナモン・・・・・・・・・適量
●ホイップクリーム
生クリーム・・・・・・・・100cc
砂糖・・・・・・・・・・・小さじ1
バニラビーンズ・・・・・・1/8本分

ラスクまたはリーフパイ・・6枚

■作り方
●サツマイモクリームを作る。
1. サツマイモを皮付きのまま蒸す。
2. 串を刺してスッと通るようになったら取りだし皮を剥く。
3. フードプロセッサーに5のサツマイモ、バター、砂糖、生クリーム、ラム酒、シナモンを入れてクリーム状にする。口金をつけたしぼり袋に入れる。
●ホイップクリームを作る
4. ボウルに生クリームと砂糖、さやから取り出したバニラビーンズを入れて、8分立てまでホイップする。
●組み立てる
5. グラスに粗く砕いたラスクまたはリーフパイを入れ、その上にカレースプー ン2杯程のホイップクリームを乗せる。さらにサツマイモクリームをたっぷり絞る。
シナモンをふって完成。

カボチャでも黄色の色合いがいい一品ができそうですね。
よろしかったらお試しあれ。
また他のお菓子レシピはコチラをどうぞ!
マリンレシピの中では、記念すべき?250個目のレシピです!

時を越えて「いやいやえん」

2005-12-27 09:21:40 | 
 冬休みが始まり、我が家も一応「大掃除っぽいもの(笑)」を始めました。
私がキッチン周りを掃除している間、息子達は学用品も本も絵本もおもちゃもごっちゃごちゃになっている自分たちの机周りを整理整頓。
自分の手が空き「ちゃんとやっとるか〜」とチェックしに行けば、案の定久々に出てきた本を眺めている様子。
「おいおい・・・」と声をかけようとする私の目に飛び込んできたのは、私がその大昔読んで読んで読みまくった「いやいやえん」でした。

「なつかしー!そういや、読んであげようと横浜(実家)からもってきたんだったわ〜」と、注意するはずがその輪に加わりパラパラめくる。各章、冒頭を読んだだけですぐにお話しが思い起こせるくらい、まだ頭にストーリーが残っていました。
 従兄弟から譲り受けたのですが、奥付を見ると1964年出版の第4刷。今、何刷めかは知りませんが、相当古い代物です。
中は感動のあまり?描いた落書きがあったり、私以降、息子達に来るまで回ってきた子供達の名前が書いてあったりします。
それぞれに愛されたのだなぁと、本についた手垢(笑)から伺えます。
 
本の傷み具合から見ても、これはもうここでとどまるべき本のようです。大事に書棚にしまいました。

和風ミステリーはいかが?

2005-12-26 00:21:19 | 
 さて、年間通しておそらく最大イベントの「クリスマス」も終わりました。これから日本全国、お正月に向けて一気に和テイストですね。

お正月の過ごし方は色々ありますが、私は外は寒いし混むしであまり外出せず、「室内で読書」に当てることが多いのです。
今読みかけていて、おそらく年末年始に一緒に過ごすのはこれ、高橋克彦著「ドールズシリーズ」の「闇から来た少女」と「闇から覗く顔」。
「闇から来た少女」は長編小説で、「闇から覗く顔」シリーズ短編集になっています。前者は読了しました。

元々高橋氏の作品は語り出したら止まらない程好きなのですが、最初に出会ったのが氏のホラーミステリー「赤い記憶」でした。怖いのなんのって、読みながら「ひょえ〜っ!」と叫び、後ろを振り向けないくらいでした(笑)。
そしてそのあと東北の英雄「アテルイ」を描いた「火怨」から延々と東北の歴史を描いた物にのめり込んでいくのですが、この作品は喩え方が妥当でなくファンに怒られること覚悟で言いますが「火サス」みたいに気楽で楽しく読めます(笑)。

8歳の少女に、ある事故から江戸時代に活躍した50代の人形師が甦るのです。「少女」になったり「彼」になったりして、人情たっぷりに事件の謎を解明していくのですが、「彼」になったときには少女の姿と声のままで、粋な江戸弁が語られるのです(笑)。
これ、実際ドラマ化されたらどうなるんだろう?と、イマジネーションを駆使しながら楽しく読んでいます。
しかし思うのです。隣で浮世絵を語る次男や、まるで幕末に生きたように活き活きと当時を語る長男にも、もしかして誰か入っているのかしらん?て・・・!

よろしかったら本屋さんで手に取ってみてください。中公文庫です。

TVチャンピオンのペーパークラフト展に行きました

2005-12-24 10:33:24 | 展覧会
 今年の春、SUBARUの広報誌「cartopia」で息子達がの取材をしていただいた際、ペーパークラフト作家の「大熊光男」さんに、大変お世話になりました。
同じペーパークラフト作家でいらっしゃる奥様の「酒井志保」さんとのお二人展「大熊光男&酒井志保 ふたりのペーパーワーク展4」のご案内をいただけたので、冬休みがスタートするのを待って、昨日行って来ました。

写真を見て、パークラフト作家の「大熊光男」さんと聞いてピント来た方もおられることでしょう。
そう、東京12チャンネルの人気番組「TVチャンピオン」のペーパークラフト王のチャンピオンになられた方です。ちなみに奥様は対戦相手でした(笑)。
お二方とも技術の高さと、作り出される夢のような世界にうっとりとするばかりでした。

そんな素晴らしい方々にもかかわらずお二方とも大変気さくで、息子達をかわいがってくださり、私も色々お話しさせていただきました。

このような出会いや交流が、何よりのプレゼントで宝物だと思う、クリスマスイブです。

原宿駅の近くのギャラリーです。
展覧会が今日までなのが残念なのですが、お時間がある方、お近くにいらっしゃる方、ぜひいらして、夢の世界を味わってください。


冬のあったか3点セット

2005-12-23 09:42:05 | 手作り
フリース生地で、半纏とルームシューズ、ネックウォーマーを作りました。
手作りが好きでも、あーんまり役に立つものは作らないので(笑)これほど使う物を作るのは珍しいことなのです。

「昨年の半纏はもうちっちゃくてダメ。おっきいのが欲しいな〜。温かくて、できれば格好いいの(笑)」と長男からリクエストが来たのが始まりです。
長男曰く「チェック柄〜?なんかこたつの上掛けみたいでヤだな〜・・・。え?雪?雪型の柄?いいじゃん!いいじゃん!それがいい!青系にしてね」と色や柄を相談して、ユザワヤで次男と選び作り始めました。
ただしこんな大型の物を作ったことがないので、どれぐらい布が必要なのか見当が付きません。
もちろん作り方(中2の家庭科の教科書 笑)に書いてあるのですが、書いてあるのが90cm幅なのに対して売られているのは150cm幅・・・。
混雑しているユザワヤでそんな複雑な計算はできません!(は言い訳)
「えーい、大は小を兼ねる」とばかり多めに買ってきました。なので、他に次男がリクエストしたルームシューズと以前から私が欲しかったネックウォーマーも作ることができました。

さすがはフリース、暖かさは抜群!
そして細かい部分でのアラは、ひとまず3人とも気に入った柄で隠れました(笑)。

極寒(笑)鎌倉レポをアップしました。

2005-12-22 09:33:20 | 水彩画
 先日こちらで寒くて泣きが入った鎌倉でのスケッチ日帰り旅行をお伝えしましたが、
詳細をMORI MORI KIDSでアップしました。

どんだけ寒かったか! いやどれだけ紅葉が美しかったかがご覧いただけます(笑)
取材風景なんてイう珍しいカットもあったり、相模湾を見渡す大パノラマ写真もあります。
人だかりの写真は大盤振る舞いの試食と、美味しいお漬け物のお店「味倉」。
そう、小町通のグルメ情報もあります!
ご覧になれば、鎌倉八幡宮への初詣の際にもお役に立ちますよ(笑)。

壁に掛かった絵は3人の力作です。上段真ん中と下段左が私の。
上段左が次男、右が長男、下段真ん中がダンナさんの作品です。

他にも下記のような鎌倉・湘南ハイキングのレポがありますので、ご覧ください。パノラマ写真もきれいです。
披露山-衣張山 2004年12月28日のレポ(湘南の海・古東海道・名越切通・大切岸・やぐら・石仏)
小坪-大崎-葉山-一色海岸 2004年3月14日のレポ(湘南パノラマ写真・ヤブツバキ・トンビ・サンドグラス)
鎌倉アルプス 2003年12月28日のレポ(寺院・紅葉・アオキ・マユミ・クスノキ・蕎麦・小町通り)


ナショナル・パナソニックのカレンダーになりました!

2005-12-21 10:54:28 | 水彩画
 今年も残すところ後10日。そろそろ行きつけのお店で「来年もよろしく!」とカレンダーをいただくことはありませんか? 
私は毎年近所の商店街にある画材屋さんから「ホルベイン」のカレンダーをいただきます。今年はダ・ヴィンチで、来年はカンディンスキーでした。

そんな、カレンダーの2006年のナショナル・パナソニックのカレンダーに、料理を描いた水彩画が採用されました。
描いた料理もオリジナルレシピなので、コピーも担当。ただし、コピーはダンナさん。
料理の美味しさを伝える素敵なコピーを書いてくれました。
写真は表紙と1月。12月までをコチラにアップしましたので、よろしかったらご覧くださいませ!

実物が欲しいと思ってくださる方は電気屋さんの「ナショナルのお店」で、何かお買い物をしてください(笑)。

浅草橋問屋街とフランス料理

2005-12-19 21:28:32 | グルメ
 以前料理スタッフをしてくれていた女性が、郷里に戻られてからも上京されるときにはいつも連絡をくれるのです。
お互いスケジュールを合わせ、一緒にお買い物やランチを楽しんでいます。
歳が一回り以上も離れているのに、一緒に仕事をしているときから食材やサッカー、趣味(笑)と、とても話が合い、ありがたい縁を感じている女性です。
今回の彼女のリクエストはクリスマスの準備と、彼へのプレゼント探し。そして盛り付けが参考になりそうな、可愛いくて美味しいフレンチが食べたい! 
できればリーズナブルに(笑)とのこと。

選んだ街は「浅草橋問屋街」そして、ランチは浅草橋在住のMさんが薦めてくれたフレンチレストラン「オステルリー・ラベイ」です。

写真はオードブルの豚耳や豚足などが入ったコラーゲンたっぷりのクロケット。
揚げ立てでサクサクと香ばしく、肉汁がじゅわ〜っと溢れ出る、今思い出してもまた食べたくなる一品。
バルサミコ酢のソースでいただきました。
このほかにメインのスズキの ポワレや濃厚なクレームブリュレに柿のソルベが添えてあるデザートとエスプレッソ、そしてパンが付いて2100円なり。
日頃の私のランチにしてはとても贅沢ですが、丁寧で温かいお店の雰囲気や、素材を引き立てる繊細な味から思ったら、とても嬉しいお値段です。

浅草橋はクリスマスよりお正月商品の方が充実していましたが、それでも買うのをガマンするくらいたくさん楽しい商品が「問屋値段」で並んでいました。
最初は「来年のモチーフにー・・・」と口実を作って買っちゃおうかな〜と思いましたが一年先のこと、そして私のことだからまたどこかへしまい込んじゃうかもしれないしと、理性を掲げ、お財布のひもをカタく締め(笑)、なるだけ必要なもののみを買ってきました。

さて、お腹がいっぱいになったところで新宿に移動し、「彼女の彼」へのプレゼント選び。
自分の彼でもないのに、小田急ハルク、ミロード、LUMINEととても真剣に彼女とプレゼント探し。
その甲斐あって?彼女も納得の素敵な愛すべき一品が見つかりました。
いつも慕ってくれる可愛い彼女に素敵なクリスマスが訪れますように!
そんなオバさん天使になった気分の一日でした。

■レストラン オステルリー ラベイ
東京都中央区東日本橋2-27-4-B1
Tel:03-3863-2552
営業時間 月~土 
11:30~15:30(ラストオーダー14:15)/17:30~23:30(ラストオーダー21:10)
定休日 日曜・祝日・祭日

ミルフィーユでクリスマス

2005-12-18 08:41:33 | 講座
 今日は自由が丘サクラボローで「お菓子を描く水彩画講座を開きます。
今年最後の講座となります。これは今日みなさんにプレゼントするポストカードです。
モチーフのお菓子は京王線仙川にある小さな名店「パティスリー・シャトン」の開店以来の定番、「ミルフィーユ」です。
上質なバターが練り込まれよく焼き、まれたサクサクパイと、シェフご自慢の卵を使ったカスタードクリームの相性が絶妙な美味しさの一品です。
常連のよしみで?特別にクリスマスの飾りを付けてもらいました。
ちなみにこちらの常連さんにプレゼントする、バースデーカードやクリスマスケーキのパンフレットは我が家が作り、ケーキの絵は私が描きました。

そんな美味しいケーキにサクラの小枝を添え、粉糖で雪を表現して「ウッディクリスマス」にしました。
描き上げた作品は雪型がついたオリジナルフレームへ入れて飾っていただきます。
どんな作品が並ぶか今から楽しみです!