マリの水彩画とグルメ

MARINE blog 水彩画家・家庭料理研究家のMariがつづるルポと日記
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終了ー!そして入稿ー!

2007-01-30 16:58:25 | 水彩画
 年越しで描いていた野菜の絵のお仕事が本日終了〜! スキャニングしてトレーシングぺーパーをかけて梱包して宅急便でさきほど送り出しました。
 このお仕事の打ち合わせは12月7日でした。本1冊分の挿絵。20種類の野菜70点あまり。ラフを描いてFAXで送って修正箇所を直して水彩画にしてと、1ヶ月半ほどこのお仕事に携わっておりました。以前にもこれくらいの量を描く、いやもっと点数があるお仕事は経験があるのですが、ちょっと久しぶりだったので、なんだか久々にマラソンに出たみたいな感じです(笑)。

  めちゃめちゃタイトというスケジュールではなかったけれど、毎日計画的にやっていかないと、ちょっとサボると自分が苦しくなる(笑)。せっかくのお仕事、ちゃんと時間をとって、1点1点描きたいですものね。

 がーっと大きいのを一枚短期決戦で描く!というような打ち上げ花火みたいなお仕事とは相反する、淡々と毎日気持ちにブレがないよう常に均一にクオリティを保ちながら描く作業。
 前者が江戸の花火師なら、こちらは、言わば何はなくとも腕と気持ちは研いでおかねばならない武士のような、地味だけれど精度の要るお仕事。
 年末年始ほとんど遊ばず描いていましたからね、ま、そんな気分で 描き上げました(笑)。

 3月には本になるようです。詳細はまたお知らせします。楽しみ楽しみ! さー、絵ぇ描こ!(笑)

開幕!バレンタインデー戦!

2007-01-29 17:21:18 | 講座
 バレンタインデー向けのチョコレートの特別販売といえば、伊勢丹 で毎年開かれる「サロン・ド・ショコラ」が有名ですが、各デパートが先週中頃から一斉に特別販売をスタートさせましたね。なんだか女の子達の「開幕戦」という感じです(笑)。

 昨年までは毎年行っていた「サロン・ド・ショコラ」でしたが、年々人が激増するので、今年はもう腰が引けてしまったという感じ。確かに、めったに買えない世界のチョコレートが買える貴重な機会ではあるのですが、仕事のため行く時間が取れなかったことと、並ぶチョコレートはどうにも高すぎるしねぇ…。というのが理由でしょうか?
 今年は、たまたま出会った開催場で、ちょっとのぞければいいかな?くらいに思っています。

 そんなこと言いながらも、私もバレンタインデーは大好きでした。「これを機に獲得する!」みたいな意気込みで渡したことはないけれど、「こんな機会にしかいつもお世話になっている男友達や担当の方に感謝の気持ちを表す時もないし」という感じで義理チョコより感謝チョコみたいな感じで、たーくさんの方に(笑)渡していましたね。
 でも結構ちゃんと渡す人に合わせて味やパッケージを選ぶので、時間をかけましたよ。楽しいイベントでした。

 今だって渡したい人はいっぱいいますが、ふと、もらう側の気持ちを考えたら、もしかしたら負担に思ったりもするのかな?なんてやっと大人な発想ができるようにもなってきました。
 感謝チョコを渡す方々がすごく年上だった若い頃はいいけれど、同世代、いや年下なんかになってしまった今、「おばさんからもらって嬉しいのか?」と思ったりして(笑)。
 ま、もっと年上になっておばあちゃんになった頃、孫のようなかわいい青年に渡しましょうかね?(笑)
 
 ということで、今年も私も食べることを見越したチョコレートを、我が家の男性陣に選ぶ予定です。彼らには世話になりっぱなしですからね(笑)。
 
 画像は先日自由が丘のギャラリーサクラボローで開いた「「お菓子を描く水彩画教室」でみなさんにプレゼントしたカードです。
 モチーフにしたお菓子は、「ブールミッシュ」の「キューブ・オ・ショコラ」。グランマニエが効いた濃厚なチョコレートムースは、見た目ばかりでなく大人のケーキ。中に入っているナッツの食感もリズミカルな、美味しいケーキです。
 講座の様子はこちらです。よろしかったらご覧くださいませ!

今年の担当カレンダーは…。

2007-01-28 08:59:16 | 水彩画
 昨年はナショナルパナソニックのカレンダーを一年担当させていただきました。ナショナルパナソニックの購買層の厚さと販売地域の広さのお陰で、思いがけない親戚や長く連絡を取っていなかった友人から「マリちゃんの絵見たわよ!」と連絡をいただき、私にとって重ねて嬉しい一年でした。

 今年は住友生命のカレンダーにしていただきました。料理研究家の飛田和緒さん監修のレシピを私が水彩画にしたもの。身近な材料で簡単に作れるお料理はどれも美味しそうです。
 素敵なデザインに仕上げていただき、描き手の私も嬉しい限りです。
 
 パナソニックの場合は、「近所にある電気屋さんに頼んでカレンダーをもらって!」と言えたのですが、「住友生命に入ってカレンダーをもらって!」とは言いづらいので、「あら、ウチ、住友生命だわ」という方やご家庭は、今一度こちらのカレンダーをご覧になってみてください(笑)。

 一年間、どこかのお部屋にかけてあるのかな?と思うと、とても嬉しくなるカレンダーのお仕事。来年もまたどこかに採用していただけたらいいな〜と思いつつ、眺めるのでした。

 写真は1月と表紙。12月までのすべてはMari Watercolor CafeのWorksにありますので、どうぞご覧になってくださいませ!

ちょっと大人の空間?

2007-01-26 10:06:53 | 雑記
 ネットで知り合いになった方が上京されると聞いて、すかさずお時間をくださいとお願いしたところ快く受けてくださって、貴重なお時間をいただきました。
 やはり同じくネットで交流させていただいている方と3人、昨年行きたいと思っていた飯田橋駅近くにあるCANAL CAFEで会うことになりました。

 上京されたAさんは同じ水彩画でイラストレーターを営まれる方。私がその方の作品を素敵だと思ったのはいうまでもないことなのですが、Aさんも私の絵をいいと思ってくださっていて、出会いの挨拶は「もうこれじゃ褒め殺し合いね(笑)」という感じ(笑)。
 もうひと方Kさんは、シャドーボックスといって、絵を数枚重ねて立体感をつけて新たに作品の魅力を生み出されるクラフトの先生。
 Kさんは私達の絵をシャドーボックスしてみたいと思ってくださっている方で、私もその方の手によって私の絵がどう変わるのか興味津々…。いわばみんな相思相愛?(笑)のお茶会でした。

 3人とも家庭も仕事も持ち講師であるという、そういった点では似ている状況。初対面でありながら美味しいケーキセットも手伝って(笑)すぐにリラックスした空気になりました。
 過去の失敗談から工夫した点、またそれぞれのスタンスを伺ったり聞いていただいたりしました。
 3人とも共通するのは、受講生の方からいただける形にならない喜びと温かさのありがたみでした。そんなお話しで、有意義な2時間半はあっという間に過ぎてしまいました。

 ネットで知り合えた方々とは、可能な限り会いたいと思っています。お話の内容もさることながら、たいがい頷く表情、声、そして笑ったときのシワなどでその方の魅力をより感じられて、それからなかなか会えなくても、ぐッと近くに感じられるからなのです。

 店を出て、ふと視線を上げれば美しい薄暮がお堀を包んでいました。店内の居心地の良さ、ちょっと異国を思わせるロケーション、それも昨今作られたアミューズメントパークのような浮わついたかんじは無く、とても素敵なお店でした。
 中でおしゃべりする自分も少し大人(はい、戸籍年齢状は充分大人ですっ)になった気にさせてくれます。大切な方々とまた訪れたいと思うカフェでした。

 そしてそう思えたのはやはりお会いした方々のお陰。再会を願って別れました。素敵な時間を本当にありがとうございました。

梅といえば小梅ちゃん?

2007-01-25 09:32:11 | 雑記
 ちらほらと梅が咲き始めました。写真は近所にある造園業を営む方の梅林です。毎年遠くに行かなくても鑑賞させてもらえて、あのいい香が堪能できるので、ありがたい梅林なのです。

 花から少女や女性をイメージすることはよくありますよね。桜やバラがそのトップなのかも知れませんが、桜やバラのような「超美人」ではないけれど、白梅は素顔がきれいな色白和風美人という気がします。ちょっと垢抜けないっていう感じのね(笑)。同じ梅でもなぜか紅梅はあでやかな中国美人を連想しますし…。

 私には美しい女友達が多いので、花から友人を連想したり、友人に合う花を連想するのはなかなか楽しい妄想です。
 長身で色白の彼女はカラーをイメージしますし、若く活動的な彼女に合うと、スッと立つ開く直前の淡いピンク色のチューリップを思い出します。ひとつひとつは小さな白い花なのに、まとまるとそれだけで明るい景色になるかすみ草を連想する友人もいますし、菖蒲のような先輩にお会いすると、「あぁ、私もあのように年を重ねたい…。」と背筋が伸びます。楽しいですね。
 独りニヤニヤとにやけている私を見つけたら、そんなことを考えていると思ってください(笑)。

 またトレッキング途中に見つける山野草の可憐な美しさは「なんでこんなとこにこんな美人が!」と目をこするような驚きと、自分だけが知っている美人みたいな優越感を感じます(笑)。

 枯れ木の風景はそれはそれで美しいと思うのですが、これだけ花のことを考えてしまうというのは、やはり花に飢えているのでしょうね。
 暖かくなり、花咲く春まで後もう一息の辛抱ですね!

ピリ辛が美味しい「牡蠣の和えソバ」

2007-01-23 22:10:19 | グルメ
 牡蠣が旬の季節です。加えて風評被害もあって牡蠣が安くなっています。安価は暖冬のせいもあるのでしょうか?
 いずれにしても牡蠣が大好物のわが家にとってはありがたいことです。
 
 牡蠣を使った料理は牡蠣フライや牡蠣のクリームシチュー、牡蠣ご飯、牡蠣入り飛竜頭、牡蠣の卵焼きなどなど、色々と美味しい料理が浮かびますが、先日は私のオリジナル中華メニュー「牡蠣のピリ辛和えソバ」を作りました。
 以前開いていたプランタンでの料理講座でもご好評いただいたメニューで、わが家の定番メニューでもあります。
 熱したフライパンに豆板醤とショウガ、ニンニク、ネギのみじん切りを入れて、焦がさないように香りが出るまで炒め、水と顆粒の鶏ガラスープか凝縮の豚鶏スープとオイスターソース、隠し味の砂糖を入れて煮立てます。
 片栗粉をまぶして茹でた牡蠣とゆでた枝豆か青大豆を加え、塩、コショウで味を調え、片栗粉でとろみをつけてゆでておいた麺にかけて、和えていただきます。
 汁なしの麺で、牡蠣が入ったピリ辛白湯スープあんかけ麺をイメージしていただくのが、近いかも知れません(笑)。
 
  牡蠣の旨味と豆板醤の辛味がマッチして、あんのとろみがスルスルと喉ごしが良く、いくらでも食べられそうです。育ち盛りの息子達はいいですが、育ち終えた大人達には危ない一品です(笑)。
 
 牡蠣は傷を治す効果がある栄養成分もあるようで、サッカー選手の中でも意識して食べている選手がいるという話を聞いたことがあります。
 もしかしたら、風邪のひき始め、喉を傷めているときなどにも効くかも知れませんね。たっぷり入ったショウガも体を温めますし、これも冬に嬉しいメニューのひとつです。

「地下鉄(メトロ)に乗って」を読んで

2007-01-22 12:36:51 | 
 途中違う作家を挟みながらも、相変わらず浅田次郎氏の作品に手が伸びることが多い昨今の読書です。読みながら、氏が書かれる、悲しい中にも感じられる温かな温もりに逃げ込んでいる感さえあります。
 今回読んだのもまさにその感覚に深く深く抱かれる作品で、「なぜ読み終えてしまったのだろう、読んじゃったらもうあそこへは戻れないじゃない…」と、寂しい気持ちになりました。

 お話を簡単に書くと、仕事に疲れた中年男性がタイムトリップでする様々な体験。トリップした先は主人公の父の生きた大正から戦後などの時代。現在と過去を何度か行き来し、過去の時代を体験することで、憎んでいた父を理解していくというもの。
 これから読まれる方もおられると思うので、まぁ、物足りないくらいの説明にしますね(笑)。

 タイミングよく、私はこれを読んでいる間に地下鉄に乗り出かけました。それもこの物語のキーとなる浅草線に。
 なので、かなり盛り上がった気分的で(笑)目的地に到着。そして会う人々は幼い頃からの私を知る親戚や従兄弟達で、話題に上るのは自分の幼い頃の事やもっと前の母の少女時代の話、そしてその頃の東京の様子でした。
 もちろん昔話ばかりでなくそれぞれの近況報告。昔とてもお姉さんやお兄さんだと思っていた従兄弟達でしたが、何十年も経つと同じ年の子供を持っていたりして、親であったり仕事を持つという点では同じような状況です。従兄弟達との10年近くの年の差なんて感じなくなっていました。
 それはまさに私にとってプチタイムトリップ体験でしたね(笑)。

 銀座線の歴史の古さは言うまでもないことですし、走っている間、数カ所切り替え区間になった時、車内の明かりが消え真っ暗になったこと、そして渋谷駅に入る直前、今まで地下だったはずが街を見下ろす高架を走っていることになっている瞬間など、日常でファンタジックなことが起きる線でも有名ですね。そんなこともあって、昔から好きな線のひとつでした。

 「地下鉄(メトロ)に乗って」には、今まで気付かなかった、地下鉄駅構内の当時のままの部分が残っていることなどが書かれています。気付いていても改めてその歴史を感じることをしなかったのだなと、再発見でき、地下鉄の魅力が満載です。地下鉄に乗って出かけたくなること請け合い(笑)。

 銀座線と日比谷線を模した缶は、中にそれぞれ確かチョコレートクッキーとセサミクッキーが入っていたお土産用のクッキー缶です。当時Kioskにお勤めだった父の友人が、息子達にくださったものです。父が改造して(笑)走るおもちゃにしてくれました。
 長く彼らが愛したおもちゃで、今も中に大事なミニカーを保存する箱としてとってあります。色や形、走る街など、各線個性を感じる地下鉄は、平成に生きる子らのヒーローでもあるのですね(笑)。

冬に美味しいゆずマーマレード

2007-01-20 08:52:28 | グルメ
 一回りじゃ利かない若い友人達に「お世話になっているので」なんて、冬休みの旅行先、八ヶ岳のお土産をいただいてしまいました。
 いただいたのは「ジャムクラフトとりはた」の「ゆずマーマレード」。「お料理に使ってください!」と渡されたのですが、柚とお砂糖しか使っていない、ほんのり苦みのあるピュアな美味しさは、そのままいただいても充分美味しい、いや色々いじるのがもったいないくらい。という言い訳をしつつ、ずいぶんジャムとしてだけで食べてしまいました(笑)。

 ただ、韓国の飲み物で「香味柚子茶 (ユジャロン)」というゆずのジャムを熱湯で溶かしたものが美味しいよと、韓国通にの友人に聞いていたので、熱湯でなく紅茶に溶いた方が美味しいのでは?と思い、試してみました。
 美味しいのはもちろん、なぜかひんやり冷たかった手足の先がぽっぽと温かくなってきました。 ゆずにそんな効能があるのかしら?と思って調べてみたところ、やはり発汗作用があるようです。ビタミンCが豊富で、他にも疲労回復など嬉しい効能が。美味しくて体が温まる、冬に嬉しいゆずマーマレードですね。

 こちらこそお世話になって、オバさんと仲良くしてくれてるだけでも嬉しいのに、美味しいお土産ありがとうございました。二人の気持ちを思うと、また温かな気持ちになって、両手でカップの温もりを感じながら、ゆずティーをすするのでした。

レコードジャケット展in TINY CAFE

2007-01-18 21:40:59 | 展覧会
 「レコードって聴いたことがない」という次男の言葉に驚き、ダンナさんが慌ててプレイヤーにかけて聞かせたことは以前書きましたが、CDが発売されて何十年と経った今、そんな人は小学生ばかりでなく、今時大学生、いや、若い社会人の中にだっていますよね。
 好きな曲はネットからダウンロードで手に入れるようになれば、CDのジャケットさえ不要になってしまう…。そうなると「ジャケ買いしちゃったよ」という、ジャケットが格好良かったからそのレコードを選んでしまったといったことを言いたい言葉も、なんのことを言っているのか、ワケの分からない言葉になっていくのですね…。

 そんな中お馴染みのタイニーカフェで開催されているのは、レコードジャケット展「イラスト・オン・ザ・ジャケット」。タイトル通り、全てイラストのもので、アナログの中でもよりアナログ的な展覧会です。
 収められた数々の曲に合わせ、より魅力的に演出する「レコードジャケット」。それは「ジャケ買いしちゃったよ」の言葉で表されるように、クリエター達が力を入れ誇りに思う作品発表の場のひとつで、買い手にとっては友人達との話題に上らせる文化だったのです。 
 
 高校生の頃、通っていた美術大学への予備研究所でも、レコードジャケット制作の課題が出て、愛猫をモデルに描き、徹夜で仕上げたものが褒められて、それは嬉しく思ったものですよ(涙)。
 ま、そんな私の思い出話はともかく、60年代の海外のものや日本のもの。エッシャーの絵を使ったものもあれば、あがた森魚と大瀧詠一のコラボレコードに飴の「小梅ちゃん」のパッケージでお馴染みの林静一氏が描いたジャケットなど、30点近くの今では貴重なレコードが展示されています。

 全てタイニーカフェの常連さんであるA氏のコレクション。この方の書かれる、アルバムについてのコラム「一日一盤」も必見です。カウンターにありますので、「自分の誕生日にはどの一枚について書かれているのだろう?」など思いながらご覧になると楽しいですよ(笑)。

 並んだジャケットが懐かしく思う方、レコードジャケットを見たことがないとおっしゃる若い方々、今月いっぱいの開催です。どうぞタイニーカフェまでおいでくださいませ!

■タイニーカフェ詳細
営業時間:平日と日曜日 13時〜22時/金・土 13時〜24時
定休日:火曜日/不定休あり・お問い合わせください。※22日(月)はお休みです!
〒182-0003 調布市若葉町1-42-2
(桐朋学園の交差点から神代高校へ向かう道の途中です)
TEL&FAX 03-3305-0400

キテます?プチ・ファーマーブーム

2007-01-17 09:18:05 | 水彩画
 野菜を描くお仕事は、間に寒中お見舞いの絵を描きながらも依然続いています。そんな中、ありがたいことにまたひとつお仕事をいただきました。
 驚くことに、まったく違うところからのお仕事なのに、やはり初心者向けに野菜を作るための解説というか、ガイドのための挿絵でした。

 依然続いている方も何冊目かの野菜作りの本だそうですし、土地を借りて野菜を作ることが中高年を中心に好まれているようです。
 スローライフやエコライフ、ロハスなどの言葉の流布と共に、若い方でも田舎で自給自足の暮らしに興味を持つ方も結構おられますしね。
 そういえば、家庭菜園ブームというのも、何年に一回かありますよね。私の母は、かなり早い時期に家庭菜園を始め、かれこれ30年近く続けています。たいした、いや全然手伝いもせず、私は美味しく新鮮で安全な収穫物をもらってしまっています(汗)。
 
 口にするものの安全性を疑わなくてはならない昨今と、便利なゆえに体を使わなくなったことと、栄養過多による肥満や成人病、ストレス…。それらのことを解決するのに、趣味での農作業はいいのかも知れませんね。
 もっとも母にしてみれば、「そんな理由より、ものを育てるのって楽しいし、採りたて野菜は美味しいからよ!」と、いうところだと思いますけどね(笑)

 そんなわけで小学生の頃から農作業的なものは見てきましたし、嫁いだ先は農業のプロ!お陰で資料で渡される印刷物の中にある農具や使う材料、できあがった野菜はお馴染みのものばかり、たぶんコスメの絵を描くよりずっと順調に進んでいるはずです(笑)。
 
 さてそろそろラストスパート。がんばります!