「息子2人の卒業と入学祝いをしてあげるから、好きな店を選びなさい」と、私の父から電話がありました。
家族で祝いの席というと、私の分際とは不相応にホテルオークラでのことが多いので、好きな店とはオークラ内のこと。
「ま、今回一応君が主役ということだから、あなた決めなさい」と、長男に言うと「分かった。色々見てみて決めるね」の返事。
で、数日後、「フレンチがいいな〜。ラ・ベル・エポックがいい」「………!」
「ひぇ〜!あんた、そこどういう店か分かってるの?」「うん、ネットで見たらえらい美味しそうだし、こんな時くらいしか行けないかなぁって、思ってさ」
そう、お兄ちゃんて、たまにこういうびっくりすることサクッと言うのよね。ここっていう時に、普段の謙虚で地味好きな彼とは思えない発言をするとこが「ご長男様」の所以か?
しかし恐るべしネット社会。ネットでなきゃ、メニューさえも知るよしもなしですもんね。
とにかく「こんな時くらいしか行けないかなぁ」は当たっているし、おそるおそる父に申し出てみると「よく言った!」といわんばかりに喜んでくれて、あっさりと決定。
ジャケット着用などドレスコードがありますから、何着ていくか?など大騒動ではあったのですが(笑)、なんとか整え出かけてゆきました。
しかし両親と我が家、そして弟夫婦は言ってしまえば食いしん坊集団ですし、格調高いのに緊張させないところがまたこのお店の素晴らしいところだと思います。下記のものを美味しい美味しいとしゃべりまくりながら堪能しました。
* まずは はじめの一口を(赤カブ、ニンジン、サツマイモ、ジャガイモのミルフィーユ・キンカン煮鴨添えバルサミコソース)
* 本日の小さなオードブル(スズキのバラの花仕立てハーブソース添え)
* 蛤のクリームスープ カプチーノ仕立て
* 真鯛のポワレ ホワイトアスパラガスと菜の花添え
空豆が香るソース
* 和牛フィレ肉の網焼き アーティーチョークのフォンダン包み
ウドのソテーマルサラ酒風味のソース
または
骨付き仔羊ローストういきょうのブレゼと 菜の花添え ハーブを効かせたジュレ
* 苺のブランマンジェ
* シェフパティシエの本日のデザート(アマレットのムースに柑橘系の果物とライムミントソースが乗っていました。)
* コーヒーと小菓子(ヘーゼルナッツのフールセックやガナッシュチョコ、マシュマロなど)
この他お祝いでいただいたシャンパンやワインを一緒にいただき、普段は飲めない私もお酒と一緒に食事を楽しむことができました。
どのお料理もコクがあるのにくどくない軽い仕上がりはもう「不思議」の域。そしてどれも細やかで美しい…。
美味しいもの作るって神経使って大変なのに、その上またこんな神経を使う盛りつけなんて…。と、本物のプロのお仕事も堪能しました。
いつも世話になっている両親ですが、この日は本当にどうお礼を言っても足りないくらい、至福のひとときをもらっちゃいました。
感謝感謝です!
家族で祝いの席というと、私の分際とは不相応にホテルオークラでのことが多いので、好きな店とはオークラ内のこと。
「ま、今回一応君が主役ということだから、あなた決めなさい」と、長男に言うと「分かった。色々見てみて決めるね」の返事。
で、数日後、「フレンチがいいな〜。ラ・ベル・エポックがいい」「………!」
「ひぇ〜!あんた、そこどういう店か分かってるの?」「うん、ネットで見たらえらい美味しそうだし、こんな時くらいしか行けないかなぁって、思ってさ」
そう、お兄ちゃんて、たまにこういうびっくりすることサクッと言うのよね。ここっていう時に、普段の謙虚で地味好きな彼とは思えない発言をするとこが「ご長男様」の所以か?
しかし恐るべしネット社会。ネットでなきゃ、メニューさえも知るよしもなしですもんね。
とにかく「こんな時くらいしか行けないかなぁ」は当たっているし、おそるおそる父に申し出てみると「よく言った!」といわんばかりに喜んでくれて、あっさりと決定。
ジャケット着用などドレスコードがありますから、何着ていくか?など大騒動ではあったのですが(笑)、なんとか整え出かけてゆきました。
しかし両親と我が家、そして弟夫婦は言ってしまえば食いしん坊集団ですし、格調高いのに緊張させないところがまたこのお店の素晴らしいところだと思います。下記のものを美味しい美味しいとしゃべりまくりながら堪能しました。
* まずは はじめの一口を(赤カブ、ニンジン、サツマイモ、ジャガイモのミルフィーユ・キンカン煮鴨添えバルサミコソース)
* 本日の小さなオードブル(スズキのバラの花仕立てハーブソース添え)
* 蛤のクリームスープ カプチーノ仕立て
* 真鯛のポワレ ホワイトアスパラガスと菜の花添え
空豆が香るソース
* 和牛フィレ肉の網焼き アーティーチョークのフォンダン包み
ウドのソテーマルサラ酒風味のソース
または
骨付き仔羊ローストういきょうのブレゼと 菜の花添え ハーブを効かせたジュレ
* 苺のブランマンジェ
* シェフパティシエの本日のデザート(アマレットのムースに柑橘系の果物とライムミントソースが乗っていました。)
* コーヒーと小菓子(ヘーゼルナッツのフールセックやガナッシュチョコ、マシュマロなど)
この他お祝いでいただいたシャンパンやワインを一緒にいただき、普段は飲めない私もお酒と一緒に食事を楽しむことができました。
どのお料理もコクがあるのにくどくない軽い仕上がりはもう「不思議」の域。そしてどれも細やかで美しい…。
美味しいもの作るって神経使って大変なのに、その上またこんな神経を使う盛りつけなんて…。と、本物のプロのお仕事も堪能しました。
いつも世話になっている両親ですが、この日は本当にどうお礼を言っても足りないくらい、至福のひとときをもらっちゃいました。
感謝感謝です!